出発の時を迎えて
今、マニラのニノイ・アキノ国際空港にいます。ついに出発の時を迎えてしまいました。
これからドバイで数日間過ごしたあと、次なる目的地ジョージアへ向かいます。
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フィリピンのマニラで半年間過ごしました。外国に住むことに憧れてフィリピンに来たものの、結局半年間という幕切れでした。
マニラではつらい日々が続きました。いろんなトラブルが起きて徐々に疲弊していくだけでなく、仕事もやりたいこととかけ離れていき、憧れた海外生活を全く楽しむことが出来ませんでした。
でもなんとか今を楽しみたくて、目的なく外を歩き回ったり、部屋にこもって自己分析をしたり、この一瞬が有意義になるようにつとめていきました。
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自分なんてちっぽけな存在。
日本では1億人の中の一人として見ていたけど、フィリピンに来てからは80億人の中の一人として見るようになりました。
次第にこんなちっぽけな存在があがいたところで、蝶の羽ばたきにすらならないんじゃないかって思い、逆にもっと人生を楽しんでいかなきゃなって思うようになりました。
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どれだけ自信があっても上手くいかない時はあります。僕がマニラで気づいたのは、驕っていた自分でした。
上手くいかなくなると急に不安になって萎縮してしまうので、それが海外だと孤独感や不慣れな環境も相まってよりいっそう萎縮してしまいました。
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人生一筋縄にはいかない。
でもそれこそが面白いとこだと思います。落ち込んだ時に元気を付けられるように、まだまだ自分には希望があると思って次の選択肢を考える。そうやっていくことで、より深みのある人生になっていくんだなって思いました。
これからも謙虚で、かつアグレッシブに生きていこうと思います。もちろんいろんなことを感じ、たくさん考え、自分にしか成しえない人生を創っていこうと思います。
自分を成長させてくれたフィリピンに感謝。Salamat!
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