人に会い続けたらポジティブになってきた話【フランスワーホリ】
今日もフランスで生きている。
ふとした瞬間のこの充実感に気づくたびに、「フランスに来てよかった」って気持ちが生まれてくる。
ワーキングホリデーでフランスに来ておよそ4週間が経ちました。
現在はリヨンの語学学校でフランス語を勉強しています。
これまでの投稿でも度々話題にしていましたが、最初の2週間くらいは気持ちの上下が激しく続いていました。
フランスでしか感じられない楽しい時間もあったけど、目の前の不安に一気に落ち込むときもありました。
そんな不安定な状態を乗り越え、やっと落ち着いてきました。
今回はリヨンに来てからの2週間について、精神的な部分を中心に振り返ってみようと思います。
パリで1週間半過ごした後、リヨンにやってきました。
この街に来たのは、語学学校に通うため。
フランスでの1年間を充実させるために、フランス語を学びに来ました。
語学学校は、全てのレッスンがフランス語で行われます。
僕は、日本にいた頃に半年ちょっと独学していたため、A2という初級者コースからスタートしました。
1日目、全く何も聞き取れませんでした。
単語一つ拾えない。
ニュアンスすらもわからない。
ただただ絶望。
1ヶ月間のレッスンで自分はどこまで伸びるのか疑問でした。
その日は疲れ切って、帰ってからすぐに布団に入ってしまったくらいです。
しかし翌日、少しだけ聞き取れるようになり、一気に授業が楽しくなりました。
日によって授業の中身も先生も異なるため、気分転換もできます。
今回のワーホリでは、とにかく多くの人に会うことをひとつの目標にしています。
僕は一応旅行や就職など海外経験は豊富な方だと自負しています。
しかし、その反面自分からの積極的なコミュニケーションがあまり得意ではありません。
困った時もネットを駆使して自分で解決してしまう性格。
いつも海外で出会う日本人とは仲良くなれるものの、海外で出会う外国人とはそこまで深い関係にはなってきませんでした。
今では英語も話せるし、外国人に怖いという印象は一切抱かないものの、知り合ってもいつも友達と呼ぶほどではないくらいの軽い関係で終わってしまいます。
深い話が好きだからこそ、まだ深い話をできない自分の英語力にむずむずすることもあります。
だから、日本語で話せる人だけじゃなく、もっといろんな人と交流したい。
そう思って、フランスに来て以降、積極的に外国人と話す機会を作っています。
その目標のおかげか、リヨンに来てからほぼ毎日のようにイベントを入れてきました。
オンラインコミュニティで見つけたランゲージ・エクスチェンジ
外国の言語や文化を学ぶ人が集まるバー
語学学校主催の市内ツアーや映画鑑賞
サッカーのパブリックビューイング
フランス人主催のピクニック、などなど
まだ2週間ですが、かなりいろんな場所に足を運んできました。
正直、予定を詰めすぎて全然休んだ気はしないし、ひとりで勉強する時間も全然作れていません。
しかし、ひとつひとつの出会いが楽しいし、英語やフランス語で話すと勉強になる。
リヨンに来てからの日々は、いろんなイベントでの人とのコミュニケーションを元に、とてもポジティブな気分を保てています。
誰も知ってる人がいない、しかも日本人もいない。
そんな場に行くのは、不安症の僕にとっては相当なハードルです。
それに元々はコミュ障な自分。今でも飲み会は得意ではありません。。
しかし、これまで全てのイベントにおいて「行って良かった!」と思えています。
自分から踏み込む最初の一歩がいかに大切か。身をもって感じました。
英語でのコミュニケーションは、だいぶスムーズになってきました。
この4年間、勉強したり、仕事したり、会話したり。
続けてきて本当に良かった。
そうやって成長の実感を覚えることもまた嬉しいし、自信になる。
その自信を元にまた自ら足を運べる。
好循環が生まれている気がします。
その点、フランス語はまだまだ多くの課題があります。
全然聞き取れないし、全然言いたいことが伝えられない。
親切なフランス人はせっかくちゃんと耳を傾けてくれているのに、自分が恐縮して目を逸らしちゃう。
もったいない。
諦めずにもっともっと上手くなりたいです。
フランス人とフランス語でたくさんコミュニケーションを取れるようになるのが次の目標です。
日本人といると当然ながら日本語で話してしまいます。
外国語に囲まれてる環境にいると、日本語(母国語)で話せることがいかに素晴らしいかを実感します。
リヨンには想像以上に多くの日本人が滞在しています。
就職、駐在、留学、ワーホリ、、、
比較的若い人が多いものの、みんなバラバラの経歴を持っています。
海外で出会う日本人は面白い人が多いので、話を聞いてるとどんどん楽しくなってきます。
また、自分の話も聞いてくれて意見や感想を伝えてくれる人も多くいます。
だから、海外で日本人に知り合うこともポジティブな要因だと思っています。
僕はそれは悪いことだと思いません。
リヨンの街に2週間もいると、徐々にこの街のことがわかってきます。
電車やバスにはどうやって乗ればいいか、有名な広場へはどうやって行けばいいか、買い物はどこでするのがいいか。
そうした「慣れ」が積み重なていくと、自分がこの街の住民になった気分になります。
そんなときにふと、フランスにいる、リヨンにいる、と今の自分を客観視できる瞬間がやってきます。
これが嬉しい。
ワーホリで来た一介の日本人でも、「この街から受け入れてもらっている」という感覚を掴めると、とても自己肯定感が高まります。
町中には美味しいレストランが連ねている。
人は多すぎないし、ほどよく自然がある。
元気に挨拶してくれる住民がいる。
バスに2時間も乗れば、スイスのジュネーブや景勝地のアヌシーがある。
おかげさまでリヨンで楽しく過ごしています。
まだたった2週間だけど、リヨンが大好きになりました。
これからも自分から足を運んで、日本語・英語、そしてフランス語を駆使しながら、いろんな国の人に会い続けたいと思います。
自分の肯定感を上げるのは自分。
まずはフランス語から。
もっともっと話せるように勉強していこう。
On y va!!
そんなポジティブな気持ちを持てているフランスのワーホリ生活です。
まだまだリヨンの生活は続きます。
↓ワーホリのきっかけなどはこちらに書いてます。
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