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「的外れなアドバイス」も愛でる

きょうは『アドバイスとかフィードバックとかって面倒くさい!って思っていたけど、やっぱりもらっておくべきだな』と思った話。

自分で言うと少し気持ち悪いですが、自分の判断にそこそこ自信のある人やそれなりに成功体験を積んできた人は、基本的に他者からのアドバイスをあんまり受け入れないなという、周りを見ていての体感。

(ぼくに限っては勘違いが生んでいる過剰な自信だという自覚はあるので、鼻をへし折る機会や環境を手に入れなければいけない)


ぼく自身、人からのアドバイスやフィードバックは受けたほうがいいんだろうけど、実際に受けるとなると面倒くさいな―というところで悶々としているという内容のnoteを、少し前に書きました。


ただまあ、最近、少し考え方が変わってきて、『もらえるフィードバックは全部もらっておいたほうがいいなー』と思うようになりました。

結論から言うと、『フィードバックをもらうことと、フィードバックを直接反映させることは別』だという認識を持てるようになったからだと思います。

あと、言葉にするとすごい月並みですが、わざわざ労力と時間を割いてぼくのしたことや作ったものに対してフィードバックをくれるって、めちゃくちゃありがたいなって感じられるようになりました(遅い)。


『フィードバックをもらうことと、フィードバックを直接反映させることは別』については、より自分の自己肯定感が上がったからなのか、情報の取捨選択ができるそれなりの自信がついたからなのかは分からないんですけど、仮にいままでの自分だったら『全然自分のこと分かってね―な!もうオレにアドバイスしてくれるな!』って憤っていたかもしれない内容のコメントに対しても、最近は『ああ、そんな見方もあるんだなあ』と一歩引いて捉えられるようになりました。

ぼくとしては全然的を射てないなと感じても、外から見たときに実際にそうやって見えた人がいるのは事実なので、『そうか、そういう見られ方をすることもあるのか』だったり『そういう観点もあるなあ』と、新たな発見につながります。

仮に直接今後のぼくの言動なり仕事なりに反映されることが少なくても、『そういう意見もあるんだな』と知れることそのものが、ぼくにとってプラスになります。

つまり、フィードバックは役に立つか立たないかの二択ではなくて、『ひとつの観点』を提供してくれている時点で、役に立つ一択なのです。


ただ、とは言ってもひとつだけ気をつけておきたいなと思うのは、上記の『ぼくがアドバイスの取捨選択を行う権利を持っているのは、先方が自主的にしてくれたアドバイスのみ』であるということ。

言い換えると、『自分から求めてしてくれたアドバイスに関しては、一見それが納得できない内容であっても、素直に従ってみる』ことが大事です。

これは、以前キングコングの西野さんがブログに書いていて、たしかになーって思いました。


だから、今後ぼくが自分のほうから、アドバイスを求めに行った際には、そこでもらった内容は素直に実行する。

そして、先方から自主的にしてくれたアドバイスに関しては、逆にこっちから頼んでもいないのにわざわざぼくに時間や労力を割いてくれるってとてもありがたいことなので、まずはその感謝の気持ちを伝える。

そして、自分がぜひ取り入れたいと思った内容であれば、すぐに取り入れる。

現時点であんまり自分に合わないものだなと思ったら、一旦『そういう見方・考え方もあるんだなー』ということでストックしておく。

どこにどう転んでも、ぼくにとってプラスしかありません。


ということで、どれだけ自分に自信のある人でも、アドバイスやフィードバックは、どれだけ受けても受けすぎることはないよという話でした!

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