幹部候補生の条件

・やる気がある
・主体性がある
・現状を正しく認識できる
・未来について、考えることができるというより考えることが好き
・人に自分の考えを伝える能力がある
・全社の方向性について、最低限、社長の思考に影響や刺激を与えられる
・現状のままでは原理的にダメだとわかっている

そりゃやる気があるのは大前提として、ポイントは、今の会社のことを考えてばっかりではダメだと言うことです。
現状のままでは原理的にダメ というのは、現状は現状でその環境に対応するために頑張っているだけで、その環境が変わればまた対応する必要があり、で環境はどうせずっと変化し続けるから、合わせて対応し続けなければならず、引いた視点で見れば常に必ず「今のままの状態で10年後を迎えると環境に適応してない」からである。トヨタは今強いかもしれないが10年後に今の状態そのまんま丸ごとタイムスリップしたら100%時代遅れのザコ会社になるということである。当たり前のことであるが目の前に一生懸命になりすぎると当たり前のことがわからなくなる。リーダーたるもの、それではいかん。先を考えなければならん(自分に言ってる)。泥縄的に毎日毎年ちょっとずつ変化に対応すればいい、という考え方も別に悪くはないが(今の南島みたいに)、もちろん別に良くもないし大きな成長は見込めない。
個人としての主体性が必要なのは、方向性を決めるのが結局は人間の意思だからである。
会社の方向性を決めるのは社長の役割だけど今の社長は創業者とあまりに違いが大きいので社長個人だけが方向性を決めるのは、まぁ決めるのはできるけど、本当にそれでいいのか?「いや社長が決めてそれでいいっすよ」などというやつは主体性が無い、言い換えると意思が無いんだよ。いや別にそこまでなくてもいいけど幹部とか言われる人にはあってほしい。馗一郎の時代にはそんなの不要だったけどそれはリーダーが馗一郎だからであって、健太郎の場合はそうじゃないんだよなぁ。だって違うんだもん。情けない息子だなとかそういうレベル差じゃないんだよなぁ。な~馗一郎を知ってれば私がこう書いてるのを深く理解していただけるだろうなと思うんですけどね。全然違うからな。仕方ない。
決める上では社員の意見や意思を取り込みたいと考えているしその方が成果は大きいし意義もあると思っている。ていうかそういう意見出せる幹部じゃないと幹部じゃないか。無いものねだりしてると思うでしょうけどね、あるのか無いのかちゃんと探した上で「やっぱり無ぇな」と結論づけないとフェアじゃないからね。「あるわな。あるのは最初から分かってた。さすがわしやね」となることを期待している。


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