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【読書感想まとめ01】映画公開に先立ち小説を読む マスカレード・ホテル

2019年1月公開予定の映画「マスカレード・ホテル」

映画に先立ち、小説を読んだので感想と共に、おすすめポイントを書きました。


こんな人に読んでほしい

・映画を見る予定の方

・癖のあるキャラが出てくる話が好きな人

あらすじ

東京都内で3件の予告殺人事件が起きた。事件現場に残された不可解な暗号から、3つの事件は連続殺人事件として捜査される。警視庁の捜査本部は、数列の暗号が次の犯行現場を予告するものであると解読し、第4の殺人は高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測する。

数名の捜査員が、第4の事件を未然に防ぐ為フロントスタッフやベルボーイに扮してホテルに配置され、不慣れなホテルマンとしてのホテル業務に悪戦苦闘しつつ、不審な宿泊客を監視する事を強いられる。捜査一課の刑事・新田浩介は、英語ができる帰国子女であることから、同ホテルのフロントスタッフに扮することになり、新田の補佐・教育係には、優秀なフロントクラークの山岸尚美が任命された。

立場も職業倫理も異なることから、潜入捜査が始まった段階では衝突の多い2人だったが、共にホテルマンとして、時には捜査員としての目線を互いに共有しながら、日常起こるホテル内での悲喜交々の出来事に対峙していくうち、二人の間には信頼と共闘意識が生まれる。そして、捜査本部がこれまでにない厳戒体制を敷いた、ある特別な1日が始まった。(wiki参照)


感想

次の展開が気になりすぎて、どんどんページをめくるスピードが早くなっていく。それくらい没頭してしまうほどの面白さ。多く張り巡らされる伏線を読み解き、次の伏線へと進む。その中で見えてくる連続殺人事件の真相。誰が犯人なのか?一癖も二癖もある登場人物が登場し、こいつが犯人か?いや、違う、こいつか?あれ違うな。の繰り返し。最後の最後に騙されたと気づいた時のしてやられたという感情。何度電車を乗り過ごしたか。ってくらい没頭して読みふけることができた。


おすすめポイント

かなり個人的なポイントだが、新田の元相方である能勢さんがかなりいい味を出している。身なりからは想像のつかないくらい優秀で、それでいて頭の回転が早く、顔の広さもピカイチ。この人なしでは事件は解決しなかったのでは?と思うくらい。

映画ではおそらく小日向さんが演じると思うので個人的にはかなりの見所だと思っている。(映画のCMなどで能勢さんのセリフを小日向さんが言ってたので小日向さんが演じるで間違い無いと思う。)


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