あたりまえじゃない

矢部拳太朗


 まずは先日行われた、彩の国カップに出場するにあたり関わってくださった方々に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。



彩の国カップの結果は敗戦。この事実は受け入れなきゃいけない。

そして公式戦に出場することは一昨年の状況から考えればとてもありがたいことである。

まともに練習をすることができず週に一回のフットサル練習、そのような経験があるにもかかわらず、今の状況に慣れてしまっていた自分がいた。代が変わり10月からあたりまえのように第三グラウンドで練習ができ、あたりまえのように練習試合をしている。私は彩の国カップでこういったことがあたりまえではないんだなと再認識させられた。 


相手は獨協大学、2月に入るまで部活動が行われていないチームだった。にもかかわらず一人一人のプレーはとても目を見張るものがあった。チームとしてもとても素晴らしいと思った。おそらく、部活動がまともにできていない中でも一人一人が体を動かし体力が落ちないようにするなど相当な努力をしたことが目に見えた。


公式戦一個負けただけかもしれないがこの試合では多くの課題が残った。

私は練習メニューチームリーダーとしてとても責任を感じている。

圧倒的準備不足であると私は感じた。シュート本数の少なさ、スローイン時のボールロスト率多くの問題が浮き彫りになった。リーグ戦まで後二ヶ月を切っている。私はこの環境をあたりまえと思わず、一回一回の練習をリーグ戦に向けて最高の準備ができるようにしていかなきゃならない。私は幹部含め練習メニューチームで議論を交わし、チームがさらにより良い方向に行けるようにしていくつもりだ。


 今の文教大学大学体育会サッカー部は負けてあたりまえと思われているかもしれないがそこの認識を変えていきたい。文教大学体育会サッカー部あいつらあれだけやっているから勝って「あたりまえ」だと。今のチームは確実に少しずつ成長している。そして、このーチームを「勝って当たり前」にしたい。





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