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自分の軸を大切に #820

おはようございます。
オリンピック関係者はみんなワクチンしてるはずなのになんでマスクしてんだか不思議に思ってる森下です。レース直後くらい付けなくていいのに。

今日はメントレの話というか僕が最近思ってることについて。ものごとを表面だけで捉えずにその裏側をほんの少しイメージしてみること。そうすれば自分が何をしたらいいのかを考えることができるかな。というお話です。

<その裏側をイメージしてみる>

優しい人というのはイメージ力が高い。相手がどんなことをしたら喜んでくれるのか、何を求めているのかをイメージして相手に寄り添えるからです。

イメージ出来ない人というのは、基本的に自分主体でものごとを考える、いわゆる「自己チュー」というやつで自分が良かれと思ってやったことも相手にとっては「お節介だなぁ」と思われてしまうこともあります。

みなさんなら大好きなあの子にプレゼントを買ってあげる時、自分がプレゼントをしたいものをプレゼントするのか、相手が欲しいと思ってるものをプレゼントするのかの差です。

優しい子ならどちらでも喜んでくれるでしょうが、自分が欲しいやつのほうがどうせだったら嬉しい。

これがビジネスだとしたら、相手のニーズをゴン無視で営業トークをぶっ放してるようなもんです。

「このダウンジャケット最高でしょ!超かっこいいし、機能性も抜群だよ!」
ってアマゾンの奥地の人に話してるようなもんです。(#そんなやつは仕事辞めろ)

と、何が言いたいかといいますと「イメージ力」は何においても大切だということ。

こと誰でも簡単に発信することが出来る一億総活躍社会(なんだそれ)では、多くの意見が飛び交っています。

発信する自由を履き違えて、責任感の無いしょうもないものもたくさんありまして、往々にしてそういう発信には「イメージ力」が足りてないなと思うわけです。

オリンピックで、結果が良くなかった選手に対して、まったく縁もゆかりもない人が好き放題言ったりしてます。

過去にあった過ちを引っ張りだして、「あんなことしてるから結果が出せないんだ」とか、

ありもしない噂を信じて、「そんなことしてないでちゃんと練習しろ」だとか。

あげくの果てには「この状況下(コロナやらなんやら)でオリンピックに出るとは何事だ」みたいなことを言い出す始末。

こういうのに対しては、ちょっと僕は理解できないところがあって、「なんでそんなことお前が言うねん」と思っています。

ちょっと考えれば、その選手がどんな思いでこの4年間を過ごしてきたかをイメージ出来るはずです。

そもそも日本の頂点に立てたからこそ、日本代表に選出されているのであって、スポーツを取り組んでいたものとしては、その大変さというのが簡単にイメージできます。

スポーツでなくても、何かの分野で日本一になるのは相当な努力と覚悟が必要なわけです。

そこを勝ち抜いた選手達がちゃんと練習していないわけないし、勝ちたいと思わないはずがない。

勝ちを目指して勝ちにこだわってやってきた選手に対して、心ない言葉をかけるのはあんまりだなぁと思うわけです。

僕らで言えば、知らないオッサンが急に道端で「お前ぜんぜんダメだな。もっと頑張れよ」って言われてるのと変わりありません。

とまぁ話はだいぶそれましたが、ちょっとイメージすればわかることをイメージしない、考える力が育ってないまま大人になっていくのは、ほんとうに恐ろしいことだなと感じるわけなのです。

<自分の軸はどこだ?>

ある程度の年齢になれば自分の意見や主張というものが出てきます。

「あいつはこう言ってるけど、おれはこう思う。」というやつです。それぞれの価値観や信念みたいなもんですね。

まったくおんなじ考えの人はいませんから、みんな違った考えを持っているはずなのに、「みんなが言ってるから」とか「テレビでそう言ってるから」と考えることをやめて、自分の意見や主張を封印してしまってる人が多いなぁと感じます。

メディアで誰かが叩かれてると、急に「おれも一緒に攻撃してやれ」とネットで匿名で攻撃しだす。

それは本当に自分の意見なのか?責任を持ってそれを発信してるのか?名前を出して正々堂々と言えるの?ということ。

同調圧力で、「そうしなきゃ」とか「そうしてもいいんだ」とかまったく自分の軸がなくて、周りの意見に左右されてしまっています。

周りが言ってるからとかやってるからとかはまったく関係なく、自分自身がどう考えてどう行動するのかです。

それが他の人と違った意見であってもそれはそれでいいじゃないですか。みんなが「右」だと言ってても自分が「左」だと思えば左に行けばいい。

大切なのは、なんで左に行こうと思ったのか、左に行くという決断をしたことに納得しているのかです。

そこがハッキリしていればら、誰かの意見に左右されることなく自分の軸でものごとを判断できるようになります。

形だけ結果だけにに捉われるのではなく、その裏側にある背景をイメージしてみるといい。

ほんのちょっと立ち止まってイメージしてあげるだけで少しは優しくなれるはずです。

<まとめ>

①イメージ力はなにごとにおいても大切。ちょっとイメージすればわかることをイメージしない、考える力が育ってないまま大人になっていくのは恐ろしいこと。

② 周りが言ってるから、やってるからは関係なく、自分自身がどう考えてどう行動するのかが大事。

③ 形だけ結果だけにに捉われるのではなく、その裏側にある背景をイメージしてみること。

今日の話はメントレのことというか、僕がオリンピックに触れて感じたことです。スポーツだけでなく全てのことにおいても言えることなんですけどね。

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株式会社メンタリスタマネージャー
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(4歳)と娘(0歳)の4人家族。横浜在住。
メンタルトレーニングの情報を中心に書きたいと思います。

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