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失敗した時こそ褒めよう #451

おはようございます。
カブコちゃん(カブトムシ♀)が家で脱走していて、もはやデカ目のゴキブリにしか見えず奥様に殺されそうになっていました。(2回脱走している)

皆さんは、チームメイトや部下や選手などがミスをした時にどんな反応をしていますか?

その反応次第では、その後の成長が大きく左右されてしまうかもしれませんよ。というお話しです。

<どんどん失敗をしよう>

大事な試合でのミス、重要な仕事でミス、そんな日は落ち込んでご飯も食べれなくて寝れないよ。みたいな経験はありませんか?

ちなみに僕はそういうとこは楽観的で寝ればすぐ忘れてしまうタイプ。

よく言えば立ち直りが早いんだけども、寝れば切り替わるのであまり反省できていないタイプでした。

ミスをすると落ち込む。それはまぁ当然は当然なんですけど、落ち込んだところでなんにも解決はしません。

落ち込んでるから、ミスが帳消しになったりすることはありませんからね。

いつも書くことなので、毎日読んでくださっている人はまたか、となるかもしれませんが大切なことなので何度でも書きます(#おれはしつこいぜ)

活躍しているプロフェッショナルたちは「失敗」に対する解釈がいい意味でちょっとおかしいんです。

「失敗」を失敗と捉えず、成功に必要なもの、チャレンジの副産物、こうすると失敗するというヒントがわかったみたいに解釈します。

もちろん、そういう人たちも失敗したら落ち込んだり、またかよ〜みたいに思うかもしれませんが、それで決して腐ることはなく、すぐに前向きに切り替えて進んでいけます。

たくさんの偉人たちが「失敗」に対する格言を残しています。

私は今までに失敗をしたことがない。電球が光らないという方法を20,000通り発見しただけだ。 (トーマス・エジソン)
9,000回以上シュートを外した。300回近い試合に負けた。勝敗を決するシュートを託され26回も外した。人生で何度も何度も失敗を重ねてきた。だから成功できたんだ。 (マイケル・ジョーダン)
世の中に失敗というものはない。チャレンジしているうちは失敗はない。諦めた時が失敗である。 (稲盛和夫)
私は絶対に障害には屈しない。いかなる障害も、私の中に強い決意を生み出すまでだ。 (レオナルド・ダ・ヴィンチ)

確実に言えることは、誰よりも活躍している人は、誰よりも失敗をしてきています。

失敗に対する考え方が、成功するかしないかを分けると言っても過言ではないということです。

<失敗をした時こそ褒める>

なんでそういったプロフェッショナルたちは失敗に対して前向きに捉えることができるのか。

それは失敗に対するマインドセットがそもそも違うからです。

大抵の人は「失敗」を避けたいと思う傾向にあります。

僕もまだできれば失敗はしたくないと思ってしまうところがあるので今の課題でもあるんですけども。

なぜ失敗を避けたいと思うのかというと失敗を「恥ずかしいこと」「いけないこと」「評価が下がる」「損をする」というネガティブな捉え方をしているからです。

一方でプロフェッショナル達はというと、先ほどもご紹介した通り「失敗は成功の情報源」「チャレンジの副産物」みたいな感じで前向きに捉えています。

ではなんでこうしたマインドセットに差が出てきてしまうのかというと、それは子どもの頃の環境が大きく影響しています。

周りの大人達、親や先生、コーチがどんな声かけをしたかによって失敗に対するマインドセットが変わることがわかっています。

失敗をした時に、
「なんだ!今のは!全くできてないじゃないか!」
と怒ったり、

「あー、また?お前はほんとグズだね」
と能力を否定したり、

「あの子はできているのになんでお前はできないんだ?」
と周りと比べてみたり。

そんなような声かけは、ほんとクソで、子どもが「失敗」を恐るには十分な影響をもたらします。

失敗を前向きに捉えられるようにする声かけとしては、

「ナイスチャレンジ!」
「この失敗を次はどう活かす?」
「今のは全力でプレーできていたね!」

というような感じで「チャレンジしたことが素晴らしい」ということを伝えて「失敗をどう次に繋げるか」を意識させてあげることが大切です。

そして親自身が、チャレンジをして失敗をする姿をどんどん見せてあげること。

僕も息子の前で(わざと)思い切り空振りして転んで、
「痛て〜、よし次はもう少しボールをみて蹴ってみよう!」
とかなんとか言って失敗して上手くなっていくことの楽しさを行動で伝えてみました。

前よりはすぐに怒らないで、「練習する」というようになったかな〜と感じてます。

<なんで失敗したのかを考える>

失敗を前向きに捉えて、「よし!失敗しても大丈夫!」と思っているだけでは全くダメダメ。

それだと冒頭にも書いた、以前の僕と同じでただの楽観的。気持ちは切り替わったはいいけど、それはなんで起きたのか、どうしていけばいいのかを実際に考えて行動しないと全く意味はありません。

「楽観的」と「前向き(プラス思考)」は似ているようで、全く違うのです。

ミスをした人に対して、ただ励ましたり、褒めたりしているだけだと、改善んにはつながらないので、具体的にどうしたらいいかを一緒に考えてあげる必要があります。

その時に気をつけたいのが、「こうしたらいいよ」という答えを教えないこと。

答えをすぐ教えてしまうと、考える力が育たないので、言われたことしかできない能動的な人間になってしまう可能性があります。

自分で考えたことではないので、「やらされていること」になりがちでモチベーションも高まりづらいです。

もし、次に失敗をした時に「こうしろっていったからやったのに」と人のせいにできてしまいます。

なので、教えたい気持ちをグッと堪えて、自分から改善策を見つけて試して行けるようにサポートをしてあげるようにしましょう。

「今回はどうして失敗したんだと思う?」
「この失敗を次に活かすためにはどうしたらいい?」
「そうすれば同じ失敗をしないようにできると思う?」
「それはいいアイデアだね」

こんなような感じで基本的には質問攻撃です。

どうしても答えが出せない(子どもとか)場合は、いくつか選択肢を出してあげてその中から選んで試してみるというのがオススメです。

「AとBだったらどっちが上手くいくと思う?」
「どうしてそう思うの?」
「いい着眼点だね、それで試してみようか!」

と言った具合でしょうか。
あくまでもこれは例なので、その人との関係性やその人の能力によって声かけの仕方は変わってきますが、基本的な考え方はこんな感じです。

「失敗」はしてもいいんだ、ということに気づけたら、そこから学び改善できるようにしていくことが大切です。

<まとめ>

①プロフェッショナルたちは「失敗」を失敗と捉えず、成功に必要なもの、チャレンジの副産物、こうすると失敗するというヒントがわかったと解釈する。誰よりも活躍している人は、誰よりも失敗をしてきている。

②こうした解釈(マインドセット)に差が出てきてしまうのは、子どもの頃の環境が大きく影響している。周りの大人達、親や先生、コーチがどんな声かけをしたかによって失敗に対するマインドセットが変わる。

③楽観的」と「前向き(プラス思考)」は似ているようで、全く違う。ミスをした人に対して、ただ励ましたり、褒めたりしているだけだと、改善んにはつながらないので、具体的にどうしたらいいかを一緒に考えてあげる必要がある。

④一緒に考えるときは答えを教えたくなる気持ちをグッと堪えて、相手自身が改善策を見つけて試して行けるようにサポートをすること。

誰しも失敗はしたくはないけれど、失敗は必要なもの、失敗したら成功が近づいたと思えるように、前向きに行動あるのみです!

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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。


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