
なぜフィギュアコマ撮りを始めたの?
世界の感動時間を増やせ!篠原健太です。
失礼ながら篠原さんはフィギュアやアニメにそこまで明るくないとお見受けしますが、今回フィギュアのコマ撮りを始めたきっかけなどありますでしょうか?
という質問をいただきました。そう、僕は大人になってからフィギュアを買ったことがありませんでした。アニメは少しは見ますが。
今、僕はドワーフという会社に勤めています。そして、コマ撮りアニメーターとして、お金をいただいています。好きなアニメーションをやっているので幸せでした。
幸せでした。といったのは、自分の幸せはアニメーションの技術を売ることではないことに気づいたからです。
僕は技術だけを切り売りする虚しさから、自分の幸せについて考えました。
答えは「好きなアニメーションを通してたくさんの人と繋がり、好きをシェアしたい。」でした。それを素直にやりたい。
会社は大きな仕事を与えてくれて、僕はチャンスをいただいてます。しかし、それだけでは与えてもらえるのを待っているだけです。また、時代はすこぶる速く変わっていきます。技術を売るだけの自分では続かないことは見えてました。
5年後10年後も好きなことをやっていたい。そのためには自分も変わっていかなくてはいけません。
どうしようかと思っていたとき
SNSでフィギュアを写真に撮って楽しむオモ写に出会いました。そして、オモチャやフィギュアをコマ撮りする人たちもいました。みんな好きで溢れていました。情熱がすごいのです。技術に囚われていた僕の頭がかち割れました。
僕もやろう!
フィギュアのコマ撮りなら、みんなと繋がれる!と思い立ち、カメラと三脚とフィギュアを買い、自宅にコマ撮りスペースを作りました。
自宅に急遽作ったコマ撮りスペース
フィギュアやアニメはみんなほど明るくないですが、アニメーターとしての好きは負けません。
篠原健太の小学時代の文集
今していることが将来何に繋がるのかはまだわかりません。数字で答えを出せるものでもありません。しかし、たくさんの人に見てもらって、繋がりつつ、好きをシェアしています。それはもう確実に。
これからもっと面白いことが待っていそうです。みんなのおかげで夢が膨らみます。
未来へづつく。