
インタビュー載せました。
こんにちは、篠原健太です。
コマ撮りアニメーションを作ったり、発信したりしています。
pt Animeさんからメールインタビューを受けました!
pt Animeさんは日本の文化が大好きな若者たちの集まりだそうです。彼らの目標は日本文化をポルトガル中に広めることらしく、面白そうなのでメールインタビューを受けてみました。僕の方でも発信して良いそうなので先に載せちゃいます。
pt Animeさんからのインタビュー回答(英訳されることを考慮してるので、ちょっと硬い文章になってます。また、変更するかもしれません。)
- 私たちの読者に先生の自己紹介をしていただけませんか。
私の名前は篠原健太です。エンターテイメント作品で世界を楽しませたることを生き甲斐にしています。ストップモーションが得意です。日本で代表的なストップモーションの会社であるドワーフスタジオに所属しています。
- なぜアニメーターになったのですか。ストップモーションへの移行はいかがでしたか。
8歳の頃に宮崎駿さんのアニメーションに出会い、アニメーターという職業を知りました。その頃にアニメーターになりたいと思うようになりました。しかし、それ以前の事ですが、私が幼い頃、家庭の事情で自宅に一人で過ごすことが多かった時期があります。私は寂しかったので、ぬいぐるみや玩具と友達のように遊び、寂しさを紛らわしていました。私が人形に命を吹き込むストップモーションアニメーションが得意なのは子供の頃の体験が関係していると思っています。
- 先生のアニメーションのインスピレーションはなんでしょうか。そして,何が先生に影響を与えているのでしょうか。
世界の情熱的なクリエイターや作品と出会うことで感化されます。
- 先生はアメリカやヨーロッパのストップモーションアニメのファンですか。 たとえば、Aardman Animations、Tim Burton、Laika Studiosなどのアニメーションはどう思いますか。
はい、とても尊敬しています。彼らのスタジオへ見学に行ってみたいと願っています。彼らのストップモーションはとても精密に動いています。しかし、ストップモーションは手法に過ぎません。作品の面白さは別にあると考えています。The Nightmare Before Christmasが好きです。
- ストップモーションを作りたい人に,どのようなアドバイスがありますか。どんなことから始めればいいですか。どのような道具が必要でしょうか。
ぜひトライしてください。大切なことは自分の表現したいものが明確にあるということだと思います。道具はインターネットで調べれば分かります。
- なぜストップモーションアニメは伝統的なアニメより少ないのですか。篠原先生のご意見をお願いできませんか。
これは、個人的な考えです。本来、ストップモーションは実写映画のSFXの一つです。存在しない生き物や命のない物を動かして登場させたいという目的のために開発されたと思います。セルアニメはイラストや漫画の絵を動かすために開発されたのではないでしょうか。なので、同じアニメーションではありますが、根本的に違う目的から始まっているので、比べるのは難しいです。もう一つはセルアニメの方がストップモーションアニメに比べて分業体制で制作しやすいので、たくさんの量が作られるのではないでしょうか。
- 時々,先生のアニメーションにボイスオーバーをする人がいます。たとえばレムとラムのショートです。これについていかが思われますか。好意的ですか。それは先生が楽しいショートを作り続けるための刺激になりますか。
面白ければ何でもやります。
- フィギュアライセンスを取得できたら、どのフィギュアでストップモーションショーを作りたいですか。
選べませね! そして、自分でオリジナルのフィギュアを作ってストップモーションにしたいです。
- 先生はご自分で作り出すアニメーションにおいて本当に喜びを感じているように思います。完成作品だけでなく、ストップモーションを作るという長くて難しいプロセスの間にも感じているように思います。先生の忍耐力と気力はとてつもなく大きくなければなりません!これは事実でしょうか。この二つの性格は素晴らしいストップモーションアニメーションを作るための鍵ですか。
そう感じていただけるのは嬉しいです! はい。心から好きであることがまず1番です。好きであれば、忍耐力も気力も自ずから出てきます。
-『リラックマとカオルさん』についてですが、プロジェクトにどのような知識をもたらしましたか。何を学ばれましたか。NETFLIXとの仕事はどうですか。
複数のアニメーターと世界観を統一することを学びました。私はアニメーターの中で1番キャリアが少なかったので、とにかく技術を磨きました。Netflixのようなサブスクリプション型のメディアでは作品の面白さが重要にされるので、エンターテイメントの可能性が広がると思います。
- 伝統的なアニメについてですが、先生はInstagram上で古い絵コンテを共有し、新作を作ることを話されました。それは2Dでしょうか、それともストップモーションでしょうか。
どちらもありえます! しかし、今はストップモーションで考えています。ストップモーションを手法にして、たくさんの人と関わりながら、作る過程も楽しみたいと考えています。 協力者を募集中です!
-私たちは,近い将来,篠原先生から何を期待できるでしょうか。
一緒に楽しめる時間です!
以上です。pt Animeさんありがとうございました!
つづく。