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日常フォトコンテスト結果発表

こんにちは、棚橋(@kentanahashi)です。

お待たせしました。8/20-8/27の期間中に開催されていたフォトコンテストの結果発表をします。

テーマは「日常」です。
「日常」という言葉は様々な解釈ができます。
このテーマを通じて、普段目にするけれども見過ごしてしまう瞬間や風景を再発見し、日常を新たな視点で楽しむことを目的としました。

今回応募していただいた写真は、テーマにぴったり合った素晴らしい作品が370点以上も集まりました。想像以上の反響で驚いております。
参加してくれた皆さん、本当にありがとうございます。

結果発表の前に、今回の審査基準を共有します。

  1. テーマに合致していること

  2. 物語性やストーリー性があること

  3. 独自性と創造性があること

  4. タイトルと写真の関連性が明確であること

  5. 私自身が魅了されるかどうか(審査には主観が含まれます)

それでは、さっそく結果発表です。

今回は金賞1人、銀賞2人、銅賞3人を選びました。

金賞 MIYA@ぼぶ 様

この4枚組の作品は、夏の魅力を最大限に引き出す絶妙な構図と色彩で、夏のさまざまな瞬間をシンプルかつ魅力的にとらえています。
赤いトマトからは夏の新鮮さ、花火からは夜の楽しさ、スイカからは風物詩の涼しさ、そして日常のちょっとした面白さが伝わってきます。特に「赤」の色彩が全体を通して強調されており、夏の情熱や思い出をダイレクトに感じさせます。この作品は、見る者の心に夏の記憶として深く刻まれるように感じます。金賞にふさわしい、素晴らしい作品です。

銀賞 斎藤れおん 様

れおんさんの作品は見慣れた日常の中の新しい発見を独自の視点で切り取っています。
母と子の姿は家族の絆や愛情を感じさせ、その背景の光と影がその瞬間の独自性を強調しています。子供の好奇心や無邪気さを強く感じさせる写真や、日常の風景の中の美しさや静けさを捉えた写真、そして子供のちょっとしたいたずらや愉快さを感じさせる写真など、日常の中の家族とのつながりや楽しさや感動を伝えています。

銀賞 Kimpara 様

こちらの作品は、日常の中のささやかな瞬間や家庭の温かさを感じさせるものとなっています。
家族の姿からは家の中の安らぎや絆を感じさせます。窓からの光やベランダの洗濯物を通して、日常の中の生活のリアルさを伝えています。特に赤い服は、作品のアクセントとなっており、生活の中の明るさを感じさせます。鏡を通したシーンは、日常の中の一つ一つの行動がどれも特別であることを伝えています。
全体として、家の中の日常の美しさや温かさ、そして生活の中の細かい部分の大切さを感じることができる作品となっています。

銅賞 Kou_R 様

この作品は、子供の遊びの中の一瞬を巧みに捉えています。子供のバンザイするような姿勢から、彼の無邪気さや楽しさを感じさせます。撮影者の影が写真に映り込むことで、その場面のリアルさが増しています。
構図は非常に洗練されており、子供が中心となっていて、その周りの環境との対比や斜め構図が秀逸です。この写真は、子供の日常の中のちょっとした冒険やその後の反応を予感させるものとして、非常に印象的です。
腹をすりむき風呂で大泣きというタイトルもクスッと笑えてよいですね。

銅賞 mosan 様

こちらの作品は、撮影者が日常の中の見過ごされがちな風景や瞬間を繊細に切り取っています。歩道橋、商店街、電柱、住宅、信号機など、私たちが日常で目にするものが、光と影のコントラストを通し表現されています。

風景や建物が主役として前面に出る中、小さく映る人々の存在がその背景を際立たせています。日常の中のささやかな美しさや、見過ごされることの多い風景の価値を再認識することができます。

銅賞 toshikazu 様

「寄掛り」というタイトルを見て、撮影者が日常のささやかな瞬間に心を寄せているのが伝わってきます。この作品を通して、私たちの身の回りの風景や出来事が、どれも普遍的で美しいことを感じさせてくれます。また、「寄りかかる」という言葉が、日常の中の小さな瞬間や情景の価値を再確認させてくれて心温まるものとなっています。

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