Lrプリセット無料配布!曇りの日や薄暗い場所で使えるストリートフォト用プリセットcolors-DarkHumid
こんにちは棚橋です。
この度LUMIXさんが運営しているLUMIX Color LabにLightroomプリセットの提供をさせて頂きました。
LUMIX Color Labとは、
「予め設定された色表現に留まらず、クリエイターのオリジナルの色表現を追い求めることにより新たな表現を切り拓く。」というコンセプトのもと、ムービー部門とスチル部門とで、クリエイターオリジナルの色を表現したLUT、Preset、PhotoStyleを紹介しています。
色表現は創作活動における世界観を作るためには必要不可欠ですので、LUMIX Color Labを通して色表現の奥深さを知り、ぜひ皆さんの創作活動にお役立ていただきたいと思います。
この記事では今回提供させていただいたプリセットについての簡単な説明と作例をご紹介させていただけたらと思います。
今回作成したプリセットはLUMIX GX7MK2,GX7MK3,G100のRAWデータを使ってチューニングしております。
colors-DarkHumid
今回提供したプリセットは私が普段よく使っている自作プリセットを改良したものです。このプリセットは主に街中で撮影されたストリートフォトの現像に使うために作成しました。
晴れた日や明るい場所で撮影された写真よりも、薄暗い曇りの日や小雨の日に撮影された写真に向いており、ダークで湿った空気感を魅力的に表現します。
曇りの日の撮影は難しい
曇りの日に撮られた写真は薄暗く彩度が低くなる傾向があり、どうしても地味な写真になりがちです。そのため曇りの日の撮影に苦手意識を持っている方も多いと思います。
曇りの日は太陽の光が雲を通るため、直接光ではなく間接光となり、天気が良い日と比べて、光量が少なく影がぼんやり薄くなるため、明暗差があまりないフラットな印象になってしまいます。
また、屋外撮影時の写真の重要な要素の一つに「空」があると思います。
曇天時は晴れの日とは大きく空の印象が異なり、露出を合わせる場所によっては白く飛んでしまったり、雲が多く写ってあまり魅力的ではありません。
どんな天気でも写真を撮りたい私は、天気が悪い日に撮ったストリート写真にも使えるプリセットを考えました。それが今回ご紹介しているプリセットです。
使い方
使い方は簡単です。
Lightroomでプリセットを適用後、基本補正の調整のみで、様々な異なるシチュエーションに対応させることができるようになっています。
もっと追い込みたい方はトーンカーブ以下のパラメータを調整してみてください。
もちろん全ての写真にうまく適用できるわけではありませんが、曇りの日以外でも逆光時、暗い路地裏、夜の写真など様々なシーンで試しました。
以下の写真のようにシーンに合わせて基本補正を調整してください。個人的にオススメなのはホワイトバランスを少しだけ暖色寄りにすることです。
【逆光時】
【屋内の暗いシーン】
【曇りの日の屋外】
作例の紹介
プリセットの作例をいくつかご紹介します。
【曇りの日-LUMIX G100】
【夕方-LUMIX G100】
【曇りの日-LUMIX G100】
【路地-LUMIX G100】
【逆光時-LUMIX G100】
【曇りの日-LUMIX GX7MK2】
【夕方-LUMIX G100】
【夜-LUMIX GX7MK2】
【昼の暗い場所-LUMIX G100】
【昼の暗い場所-LUMIX G100】
【路地-LUMIX GX7MK3】
今回の公開ではフォトグラファー&映像クリエイターのKazooさんのプリセットも公開されています。レトロな色合いを楽しめるプリセットになっていますのでそちらも是非チェックしてみてください。
またLUMIX Color Labでは既に有名クリエイターの魅力的なプリセットが公開されております。
公開されているプリセットは自分の色作りに活用できるだけではなく、これから自分のオリジナルのプリセットを作りたいと思っている方にも役に立ってくれるはずです。是非お試しください。
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