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自分を主人公にした物語を作れば、困難や失敗はむしろ歓迎すべきものになる。

 面白い人生(ストーリー)に、困難や失敗は必要に決まっている。避けてどうする。

 どうも、ふじみスポーツクラブの上杉健太(@kenta_u2)です。埼玉県富士見市で、誰もがいつまでも、自分に合ったスポーツを続けられる地域社会の実現を目指して、総合型地域スポーツクラブの運営をしています。

 今日は、『挑戦を楽しくする方法』というテーマでお話ししたいと思います。大手企業をやめて総合型地域スポーツクラブのマネジメントを仕事として約8年。メンタルを保ちながら何とかやってこれたのは、いつも自分の中でいくつかのストーリーを用意し、その主人公に自分を置いていたからだと思っています。そんなお話です。


物語

 私たちはみんな、物語(ストーリー)が大好きです。映画、ドラマ、漫画、小説、ゲーム。何でもいいですが、きっとほとんどの人が何かの物語を見て楽しんでいると思います。その多くはフィクション(架空)で、想像上の物語ですが、人間の想像は少なからず現実の上に成り立っているもの。私たちはフィクションである物語を見ながら、現実世界を想像していると思います。「こんな世界だったら」とか、「こんな出来事が自分にも起きれば」、「私もこんな人間だったら」と。

 そして、多くの人が自分でも物語を作り出しているものだと思います。私は独身時代には、「今日電車に乗ったら、好きなあの子が乗ってきて・・・」などとよく想像したものです。これは紛れもない物語の創作だったのだと思います。妄想癖なんて言われ方もしますが(笑)
 小さな子ども達がよくやる『ごっこ遊び』も、物語を作っていますよね。そのほとんどが真似事なわけですが、しっかりオリジナル要素も入っていたりします。


主人公は自分自身

 私たちを常に楽しませ続けてきた物語というものを、私は何かに挑戦するときにも大いに役立てるべきだと思っています。自分自身を物語の主人公にして、人生を描くんです。そうすると、困難や失敗が避けるべきものどころか、むしろ歓迎すべきものに見えてくるんです。

 実際にちょっと想像してみてください。皆さんは、皆さん自身の人生を面白い物語にして書こうとしています。面白くしようとしてくださいね。ここは非常に大事なポイントです。
 面白い物語を書こうとした時に、そこにはどのような要素がありますか?才能を持った自分が一度は成功し、その後失敗して挫折し、また立ち上がった成功する。あるいは、ずっとダメだと言われ続けてきた自分が大人になってからマインドチェンジし、猛烈な努力によって才能を開花させる話。そういう物語もいいですよね。

 面白い物語というものは、色々な形があると思います。しかし、何も起こらない物語はあり得ません。何か問題が起き、困難に直面し、時には失敗や挫折をし、どん底まで落ちたりした後で立ち上がる成功する。私たちが想像する物語って大体こんな感じじゃないですか?(※たぶん自分の人生を悲劇にしたい人はいませんよね(;^_^A)

 こういう面白い物語に自分の人生をしようとすると、絶対に困難や失敗は必要不可欠なんです。それがなければ、面白い物語にならないんです。だから、困難や失敗がありそうなところへ行かなければならないんですね。面白い物語を作ろうとしたら。

 自分を物語の主人公にすると、困難や失敗が歓迎すべきものになるというのは、そういうことです。これはメンタルを健全に保つうえでも非常に効果的な考え方だと思っています。


私がこれまで描いた物語

 ここで私がこれまでの挑戦の中で描いてきた物語をいくつかご紹介します。

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5