マガジンのカバー画像

弁護士の起業

10
運営しているクリエイター

#スタートアップ

弁護士の起業⑥〜シードの役割〜※シリーズA編 最終回

弁護士の起業⑥〜シードの役割〜※シリーズA編 最終回

※写真は、先週のWINパーティーの写真です。
WINパーティーについてはこちら

シリーズA編の最終回は、シード投資家の役割について振り返ってみようと思います。

シリーズAラウンドの概要はこちらhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000029225.html

シリーズAにいくまでには、多くのスタートアップが「シードラウンド」を経験しているかと

もっとみる
弁護士の起業⑤〜シリーズA編 その2〜

弁護士の起業⑤〜シリーズA編 その2〜

前回に引き続いて、シリーズA編を。

今回のテーマは

株主を選んだ基準です。

調達期間中、かなり迷い、悩み、考え抜きました。
このあたりも情報なかなか無かったので、少しでも参考になればと思います。

※あくまでも個人的な意見です。ご参考までに!

有限の資源である「株」を渡すのですから、事業資金はもちろんのこと、会社にとって資金以上のメリットを

当社の優先順位は、

① 最低限のバリュエーシ

もっとみる
弁護士の起業④〜シリーズA その1〜

弁護士の起業④〜シリーズA その1〜

本日、シリーズA資金調達を発表いたしました。

これを機に、社名を「株式会社リグシー」から「株式会社Holmes」に変更いたしました。

リリースで発表したとおり、調達総額は約5.2億円です。

出資者は

① ジャフコ
② 500startupsJapan ※既存株主の追加出資
③ BEENEXT
④ SMBCベンチャーキャピタル
⑤ 青柳直樹氏(メルペイ社代表取締役・メルカリ社執行役員)
⑥ 

もっとみる
弁護士の起業③〜苦手なカルチャー作り〜

弁護士の起業③〜苦手なカルチャー作り〜

「スタートアップはカルチャーが命」様々な起業家やVCが口を揃えて言います。
しかし、カルチャーは目に見えず、すぐにできあがるものではないので、どうしてもカルチャー構築は後回しになってしまいがちです。

誤解を恐れずにいうと、

弁護士はカルチャー作りが苦手だと思います。

僕が考える理由は、弁護士は

① 試験で点を取れればOKの世界が入り口にある
② 新しいものを生み出すわけではない
③ 「生み

もっとみる
弁護士の起業① 〜プロダクト開発編〜

弁護士の起業① 〜プロダクト開発編〜

先週、東洋経済の「すごいベンチャー100」に掲載をいただきました。
まだまだ発展途上の当社を取り上げていただき、感謝しかありません。

この雑誌を契機に、「どのような考えで弁護士から起業されたんですか」とか「自分も起業したいんだけど・・どうすればいいかわからなくて」という、起業についての質問や相談をいただくことが増えました。

そこで、少しでも参考になればと思い、私自身の体験談を書こうと思います。

もっとみる
弁護士の起業② 〜ロンチタイミング〜

弁護士の起業② 〜ロンチタイミング〜

クラウド契約書システム【Holmes】がロンチから1周年ということで、少しでも誰かの参考に+当社に興味を持っていただいた方に当社の雰囲気が伝わればと思って、スタートアップの立ち上げから振り返っています。

私は元々弁護士で、弁護士法人を設立して経営していましたが、弁護士のみではなく、「職を持っていて、スタートアップ村との関わりが全くないよ。。」という方の参考になればと思っています。

【エンジニア

もっとみる