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未来バレット振り返り

こんにちは、ポケカ歴4ヶ月の素人です!
2/12開催のシティリーグに合わせて未来バレットでジムバトル、トレーナーズリーズなどに参加してきました。
このポストは私の構築した未来バレットの振り返りとデッキ紹介や回し方について書いております、読んでいただき今後の未来バレットの発展に繋げて頂けると幸いです。

大会で使用したデッキはこちらになります。

デッキリスト、未来三闘が並ぶとカッコいい

64人規模のトレーナーズリーグでは4勝2敗、シティリーグでは2勝3敗と結果はふるいませんでしたがデッキの可能性は十分に感じることができました、プレイスキルさえ高めていければもっと勝てるデッキではないかと思います。
(対戦時にご迷惑をおかけした皆様、大変申し訳ありませんでした)


カード採用理由

多くの未来バレットで採用理由が語られているカードについてはこのデッキでも同じ理由の採用となりますので割愛します。
他の未来バレットとは採用理由・枚数が異なる部分についてのみ記載します。

ミライドン

必ずこのポケモンから試合を始めたいので4枚採用です。
この構築ではエネルギー加速の手段が乏しいため後攻1ターン目にアクセルピークを使用してエネルギーを加速することはマストです。
相手が非ルールたねポケモンでスタートした場合にそれを倒しにいけるのも強力です。
エネルギーに余裕があるときはブーストエナジーやテツノカシラと組み合わせたスパーキングアタックで相手のたねexやVポケモンを倒すプランも検討出来ます。

尚、アクセルピークを使用して相手のポケモンを気絶させたとき、エネ加速して満足してしまってサイドを取り忘れたまま試合を進めてしまいがちです。
(私はシティリーグでこのパターンからサイド取り忘れて試合進行というミスを3回やってしまい、内2回はジャッジを呼んでペナルティもらいました…)

エネ加速→山札シャッフル→サイド取得→相手のバトルポケモン選択の順に進めるを心がけると安心です。

テツノカシラex

未来バレットだと必須採用ですので採用理由は特に語ることもないのですが採用枚数については考慮する余地があります。

多くの未来バレットはテツノカシラを4枚か3枚で採用しています。
私の構築の場合、テツノカシラ2体とブーストエナジーで技のダメージが+60になるのを安定して出せればよい構築にしているため3枚の採用としています。
ダメージ+60だと技のダメージが160の技が220になりパオジアン、アルセウス、ギラティナ、パルキア、ルギアといったex、Vのたねポケモンを取れるようになります。
これはミライドンのスパーキンアタックとテツノカイナのアームプレスが該当します。
これ以上のHPを持つポケモンに対してもアクセルピークの積み上げと合わせて倒していけるので4枚の採用は見送りました。
(リザードンについては上記の戦い方でも倒せないため、別のアプローチで戦います)

技のツインショーテルは今の環境だとそれなりに刺さる相手が多く、ヒトカゲとポッポ(ヒトカゲバトル場でブーストエナジーのダメージ加算あり)だったり、コレクレー2体を狙ってサイドを2枚取りにいくプランも検討出来ます。
この技は相手ポケモンにかかっている効果を計算しないのでマナフィやミミッキュに対してもダメージを与えられるのが強みです。

テツノカイナex

このデッキのメインアタッカーです。
後攻1ターン目に相手のバトル場がexやVポケモンだった場合、後攻2ターン目にバトル場に出ていき、アクセルピークで削った分にアームプレスを重ねて相手のポケモンを倒すことを検討します。
後攻1ターン目のアクセルピークでエネを加速すると先行2ターン目に狙われることが多いためヘビーバトンを持たせておき加速したエネルギーを他のポケモンに付け替えて動きが止まらないようにします。
ごっつぁんプリファイはexやVポケモンが主体のデッキだとそう簡単に使えないのでそこに固執しすぎないプレイを心がけたいところです、逆に非exに対しては積極的に狙っていきサイドが1枚しか取られないという優位性を打ち消していきます。

テツノイサハex

リザードン対策として用いる他に手札から出して奇襲をかけるのにも利用します。
プリズムエッジはダメージが+60されると現環境にいる多くのex、Vたねポケモンを倒せるのが強みです、ミライドンのアクセルピークでエネルギーをばら撒いておくと起動しやすくなります。
また、バトル場に縛られやすいテツノカシラをベンチに戻す手段としても利用出来ます。

テツノイワオex

アルギラのアルセウス対策です。
アルセウスの対策にはテツノワダチの採用も考えられますがこちらはHPが240あるためダブルターボ+マキシマムベルトのトリニティノヴァを耐えるので先行2ターン目に呼ばれて倒されることが無いのが強みです。
技のリパルサーアックスは攻撃してきた相手にダメカン8個乗せることが出来るので後続で出てくるギラティナ、テツノイサハを処理しやすくなるのも強みとなります。
テツノワダチと違い倒されるとサイド2枚取られてしまいますが弱点を突くのにブーストエナジーが必要なく起動しやすいのも利点です。
一応、このデッキの最大打点を出せるポケモンでパワースタンプで最大280までダメージが出せるのでこの技を使えるということも忘れないようにしたいです。

ミュウex

手札が細くなりやすいこのデッキにおいて貴重なドローソースとなります。
また、ゲノムハックから相手の技を使うことで大ダメージを狙うことも出来るのでそれを頭にいれつつプレイします。
ミュウはアクセルピークによってエネ加速が出来ないので学習装置を持たせて育てるようにします。

プライムキャッチャー

テツノブジンexや未来ミライドンexを採用する未来バレットではリブートポッドの採用が多いですがテツノカイナをメインアタッカーに据える場合、対戦のテンポをより早くするためにプライムキャッチャーを採用しています。
対戦序盤から使用していき相手のアタッカーになりうるポケモンを刈り取ってゲームプランを有利に進めることを目指します。
このデッキには入れ替え札が入っていないので、その役割を果たす事もできます。

ヘビーバトン

テツノカイナに持たせておき、倒された後もエネルギーを場に残して動きを止めないために利用します。
テツノカイナに付けるエネルギーは後続のテツノイサハ、ミライドン、テツノカシラなどが動けるように盤面を見つつ付けるエネルギーを選びます。

ヘビーバトンは技の効果で気絶した場合、効果が発動しないのでトドロクツキexのくるいえぐるやギラティナVstarのスターアビスには注意が必要です。くるいえぐるの場合、トドロクツキexの残りHPは30か90(ブーストエナジー付き)となるので返しのミライドンからサイド2枚の取り返しとエネ加速ができるので問題視していません。
注意が必要なのはスターアビスの場合です、この技は1回しか使えないことを除き自身にデメリットが無く、かつギラティナVstarはHP280という高耐久を持つので倒してサイドを取り返すというのも難しいため一気に盤面が苦しくなります。
幸いロストゾーン10枚という使うまでのハードルが高いのでそこまでに盤面を整えておけば対処は可能です。
この他に注意する点としてロストスイーパーでヘビーバトンを消されてから倒されるという展開も厳しいです、テツノカイナをバトル場に出す際は手札干渉の手段と合わせておけると有利な展開の持ち込みやすくなります。

学習装置

このデッキでは入れ替え札が入っていないためポケモンを逃がすためにブーストエナジーを利用します、学習装置をつけてしまうと逃げることが難しくなります。
テツノイサハがメインアタッカーではないこともあって場にエネルギーをそこまで貯めておく必要もなくミライドンのアクセルピークを使うついでに貯まる分で十分なことが多いです。
各ポケモンが逃げることを考慮するとミュウにつけておく分があればよいので1枚の採用としています。

デヴォリューション

リザードン、サーフゴーに対して使います。
リザードンに対してはデヴォリューション2枚でリザードン2体、テツノイサハで3体目を処理することを想定して2枚の採用です、現在の環境ではリザードンが非常に多いため2枚でも多いということはありません。
サーフゴーに対しては現環境ではHP50のコレクレーが採用されることが多いため、テツノカシラで50ダメージを撒いてデヴォリューションで一気に盤面を崩す使い方をします、サーフゴーと真正面からぶつかっても勝てる見込みは無くこの対面でもデヴォリューションを2回使う可能性があります。

サポート

ペパーは1ターン目ミライドンスタートを安定させるために4枚採用です。
バトル場が他の未来ポケモンで始まってもペパーでテクノレーダーとブーストエナジー未来を持ってくることでミライドンから動けるようにします。
エネルギーも多めに入れているので後攻1ターン目にミライドンで攻撃出来ないというのは稀です。

ナンジャモは序盤の手札入れ替え、中盤〜終盤の手札干渉といつ使っても優秀なので4枚採用。

シロナの覇気は博士の研究、マツバの確信との選択ですがバトル場のポケモンが気絶しやすく手札が細くなりやすいこのデッキではシロナの覇気が最も安定して山札を引けると思い採用しています。

エネルギー

雷6、草3、超2、闘2です。
試合後半で超エネルギーがなくミライドンのスパーキングアタックが使えないということが度々ありましたので雷は1枚減らして超を1枚増やしたほう安定するかもしれません。
草3は1枚サイド落ちしてもテツノイサハが起動出来る枚数で、闘2も1枚サイド落ちしてもテツノイワオが起動出来る枚数なのでこれで固定でいいと思います。

採用見送りカード

テツノワダチ

アルセウス対策でテツノイワオとどっちにするかシティ前日まで悩んでいましたがアルセウス対策を目的として考えると先2ボスに弱いこと、ブーストエナジー未来が必要になることなど不安定さが目立つことから不採用に。

ミライドンを4枚採用するこのデッキでは盤面を整えれば非exのミライドンがパオジアンを1回の攻撃で倒せるのとデヴォリューション2枚がセグレイブに刺さることからパオジアン専用の対策を必要としていません。
パスホイールは基本的に効果が強力ではありますがとおせんぼカビゴンに出ていった場合はデメリットになるので良いことばかりではないのです。

テツノツツミ

カウンターキャッチャーとテツノツツミどちらを採用するか悩みましたがテツノツツミスタートという事故を回避したく採用を見送りました、入れ替え札の無いこのデッキの場合とおせんぼカビゴンに対峙するとほとんど負けが決まってしまうので攻撃出来ないシステムポケモンは採用しないという方針をとることにしています。
テクノレーダーで持ってこれて特性を使うとトラッシュ出来るうえにすごいつりざおで再利用も可能とカードの性能自体は申し分ないのですが…全てはカビゴンが悪い!

テツノブジンex

多くの未来デッキの火力担当だがこのデッキでは火力を控えめにして複数体で1体の大型を仕留めるという方針にしたため不採用としました。
(代わりにメイン火力のテツノカイナからサイド+1の攻撃が検討でき、そこでサイド取得枚数を補うことにしています)

攻撃が出来なかったとしてもタキオンビットの効果が強力、タキオンビットによるダメージ調整とテツノイワオのリパルサーアックスの効果で反撃するときぜつするという状況を作り出すのも面白そうです、今回は採用しませんでしたが考え方では十分に採用出来るカードだと思います。

未来ミライドンex

カードの性能とデッキコンセプトはマッチしているのですがエネルギー枚数の都合で不採用に。
アクセルピーク→リジェクトボルトの再現性が高く強力な動きが安定して出来ます。
また、サイバードライブは未来ポケモンの定数ダメージでは最大値を誇るので使い勝手も良いです。
雷と超エネルギーはそれぞれミライドン、テツノカイナ、テツノカシラに付けることを考えると未来ミライドンexに配分する余地がなく、採用する場合、草か闘を切る必要があると考えたがそれをやってしまうと環境シェアの高いデッキに対抗する術が無くなってしまいます。
3色のエネで構築を考えるなら十分に採用候補に出来るカードだと思います。 

リブートポッド

デッキ構築当初はプライムキャッチャーではなくこちらを採用していました。
デッキを回している段階でエネルギーはアクセルピークやヘビーバトンで賄えることが多く、エネルギーをトラッシュに落とす手段もないので序盤に引くと腐ってしまいがちであり終盤には1体につき1枚ではエネ加速が足りないというケースもあって不採用に。
序盤に引けば適切な非exたねポケモンを狙えるし、終盤には試合を決める可能性のあるプライムキャッチャーのほうがこのデッキには明らかにマッチしていました。
エネルギーをトラッシュに落とす手段があり、テツノイサハをメインアタッカーとして定義しているなら採用はありでしょうがそうでないこのデッキでは採用するメリットが見当たりませんでした。

回し方

後攻を取ります。
(環境には後攻を取るデッキが少ないので先行で戦うケースの研究は全く行っていません!?)

1ターン目はミライドンをバトル場に出すことを目指します。
バトル場にミライドン、ベンチにテツノカシラ1体、ミライドンの後続アタッカーという盤面を作れるのが理想です。
ミライドン→ルール持ちアタッカーという順番でポケモンを出していき、その後は相手のデッキや盤面を見つつルール持ちアタッカーで戦うかミライドンで戦うかを検討します。

リザードン、アルギラ、サーフゴーは苦手な対面で勝つためのルートがある程度固定されています(これらの対面の回し方は後述します)。
イダイナキバLO、カビゴンLOは得意対面でほぼ負けません。
これら以外は五分ぐらいの印象です、プレイングを頑張って磨きましょう!

対リザードン

相手はだいたい先行なので後攻からたねポケモンを狩りにいきます。

ビッパ型の場合でヒトカゲが2体、ビッパが1体ベンチに出た場合はビッパを狙って相手の手札が太くならないようにします。
ヒトカゲが1体ならヒトカゲを狙って先行2ターン目にリザードンが立つのを阻止します。
相手がエンテイスタートだとかなり厳しくなります、ミライドン→ミライドンでエンテイを倒すことを目指しサイド献上は2枚までに食い止めたいところです。
リザードを見たらできる限り進化前に倒したいです、プライムキャッチャー、ボス、使えればカウンターキャッチャーで何としても処理します。
アメで出たリザードンはデヴォリューションで退化させるを2回繰り返せば勝利が近づきます。

ピジョット型の場合、ポッポは無視してヒトカゲを狙っていきます。
ピジョットとリザードンが立ったらすかさずデヴォリューションを使い、相手の動きを止めることを検討します。
デヴォリューション使用後はテツノイサハを起動出来るように場にエネルギーを貯めていき、リザードンが出たらテツノイサハで倒しにいきます。
リザードンが立たずピジョットのみが立った場合はすかさずデヴォリューションの2回目を使います。
こちらの対面でもリザードを見かけたらすぐに処理しておきたいです。

相手のサイド枚数によってはミュウのゲノムハックからバーニングダークで試合を決められることがあるので学習装置を持たせてミュウを育てておくことも検討します、早めに出しすぎると相手サイド6枚時のバーニングダークで狙われやすいので出すタイミングの見極めが必要です。

対アルギラ

後攻1ターン目にベンチにテツノイワオを出して育てることを目指します。
相手のバトル場がアルセウスならミライドンのアクセルピークでHPを削っておき、次のターンにテツノイワオのリパルサーアックスで処理する準備をします。
バトル場のアルセウスを処理した後はギラティナかテツノイサハが出てきてテツノイワオは倒されますがリパルサーアックスの効果でダメカンが8個乗るので後続のミライドンで処理していきます。
後攻2ターン目にテツノイワオの後続アタッカーに学習装置を持たせてすぐに動けるようにしておくと非常に楽になります。
アルセウスの後続を処理すると相手の場にはエネルギーがほとんど無くなるので勝利が近づきます。

対サーフゴー

非常に不利な対面で勝つには運も必要になってきます。
後攻1ターン目はコレクレーをミライドンで処理しつつベンチのテツノカシラを育てます、先行2ターン目でミライドンが倒されるとかなり厳しい戦いになります。
後攻2ターン目にテツノカシラが動けるように出来れば相手の場のサーフゴーにテツノカシラで50ダメージをばら撒きます。
サーフゴーが3体いるならテツノカシラが倒された後は3体目のサーフゴーをバトル場に呼びだしてミライドンでHPを削っておきます。
全てのサーフゴーに50ダメージ入ったところでデヴォリューションを使ってサーフゴーを一掃します。
(イダイトウ型の場合はここにイダイトウも含めておけると尚良しです)
ここで相手の動きが止まれば勝利出来る可能性がありますが、パルキアなどで即動いてこられるとかなり厳しいです。

この動きがとれるのは現環境でHP50のコレクレーの採用率が圧倒的に高いためでHP70のコレクレーが採用が増えるとまず勝てない対面となります。

終わりに

未来バレットというデッキは環境に対するメタを張った構成にするという考えがしっくりきており、この構築はあくまでも現在の環境を睨んだものとなっています。
環境が変わればデッキの姿もまた変わっていくでしょう、そんなところが面白い未来バレット、皆さんもぜひ使ってみてください!

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