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なろうで地味に書いております。000で検索してください。 こっちではひたすら短いものを…

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なろうで地味に書いております。000で検索してください。 こっちではひたすら短いものを書きたいと思います。

最近の記事

日記

で終わると思ったか? カラオケから帰る道行を先輩の車の助手席に座り進んでいく。外は雨。速い動きのワイパーと時折跳ね上がる水しぶきが今日の雨が強いことを物語る。SNSを通して急遽ご飯に行くことになった。その前に友人のカラオケ配信を聞いていた私はカラオケに行きたいと考えていた。今日一緒に言った先輩もまたカラオケ好きであり、その話をしたところ、とんとん拍子でまとまった。 先輩の勧めで隣町のカラオケに行くことになり、そこまでは行き帰りともに先輩に送っていただいた。その帰り道、有料

    • 柘榴 2

       突如響く、破裂音。 噴き出した紅。今まで嗅いだことのないような匂い。目を横に移す。彼女が隣で倒れていく。どうしたの?そう声をかける。でも、頭の隅ではわかっている。しかし、それを感情が否定する。理性と感情が僕の頭を埋め尽くす。 もう、わかっているんだろ? 違う、彼女じゃない…。 いや、彼女だ…認めろよ……。 嫌だ!認めたくない! 仕方ないな…。そこで見てろよ。彼女が今、この世から消えたという事実を認められないまま……。起きたら、終わってるだろうよ。 思考が反転した。世界

      • 柘榴

        何が起こった? 僕の前に舞う赤い液体はなんだ?僕の眼前で今まさに崩れ落ちていくこの細い体躯は誰のものだ? もう、わかっているんだろ? 違う、彼女じゃない… いや、彼女だ…認めろよ…… そうだ、本当は知っている。ただ認めたくないだけ…。彼女が今、この世から消えたという事実を……。だが…。 視界が鮮血の輝かしい紅に染まった。 その日の午後、僕と彼女は僕の母に頼まれ、裏の果樹園へと来ていた。丘の上は多種多様な果樹であふれ、たわわに実をつけていた。僕たちの仕事は頼まれた

        • ガリバー旅行記読了

          先日、兼ねてから読んでいたスウィフトの『ガリバー旅行記』を読み終えた。1980年に出版された平井正穂訳のものだ。この物語は主人公ガリバーが世界各地の不思議な種族の土地に迷い込み、そこで幾何かの時間をすごした後、故郷へと帰るという動きが繰り返されている。 現在一番有名な話はリリパットつまり小人族の国への旅であり、ガリバーが地面に倒され、縛り付けられているシーンであろう。しかし、原作は小人の国だけでは終わらない。 概要 全文は四篇からなり、その国の生活、文化、政治が語られ、時

          TRPG 構想

          筑波大学をモデルにしたTRPGのシナリオ作成のためのための世界やキャラメイクの下地を練っていく 世界SazanamiのITF.SFが基軸。無限に増殖した筑波大学を舞台にし、ITF-Profと戦いながら筑波大学増殖の原因を調べ、食い止めることが目的。 本編では中央図書館のみが戦場として使われていたが、それだけでは狭いし、シナリオ作成の際に無理ができることが想定される。そのため宿舎、大塚キャンパス含め、周辺施設すべてをフィールドとして開放。自由なストーリー展開を可能にする。

          TRPG 構想

          書きたいものを描く

          最初に つたないうえに、文章構成も何もあったものじゃない、自分のための文章です。また、くろーむのを読む前に書いたら、ダブってしまった部分が大きいので、余計に恥ずかしいです。もう少しましな文章が書けるよう練習します…。 なぜ僕の書きたいものは認めてもらえない?-自己満足の塊 僕が描くものは、自分が書きたいもの、自分が書きたいものを自分が書きたいとおりに描く。その世界に矛盾が生じても構わない。世界の創造主は自分自身なのだから。だから、他人が見たときに思うことはただ一つ。これ

          書きたいものを描く