数年ぶりに全力疾走with娘ちゃん

ウチの近くには、
広場とか、テニスコートとか、温泉とかプールとか、
そういういろいろなことができる施設
(なんていうの、これ?一昔前の休暇村的な?)があるんやけど、
広場ではピクニック的なこともできて、
ランチをピクニックでも行こうということに。

ピクニック好きの妻子たち、
手際よくお弁当を作っていくカミさん(ステキ!)に惚れ直しながら、
レジャーシートとかボールとか用意しつつ、
子どもたちのはやる気持ちを抑え、
いざ、出発。

ピクニックの話はまた今度するとして、
この日、僕に衝撃的なメモリーを残したのは
数年ぶりのダッシュだった。

ランチを食べて、ボール遊びもそこそこに
娘ちゃんは言う。
「とーさん!鬼ごっこしよう!」
よしよし、運動しなくなったとはいえ、
まだ年長の娘ちゃんに負けるわけもなく。
いざ、鬼ごっこしようじゃないか。
もちろんそこは大人であり父である。
3回に1回は花を持たせてあげる。
全部捕まってあげないのは、
社会の厳しさを教えると言う、父の務めなんだ。
決して負けず嫌いだからではない。
そう、負けず嫌いではない。

ある程度やって、疲れたから1回休憩しよう、と
水分補給する。
そして娘ちゃんは言う。
「とーさん!かけっこしよう!」

・・・娘よ?つい先ほどまで鬼ごっこしていたよ?
時間にして5分程度かもしれないけど、
運動しなくなった父には活動限界迎えているよ?

「あっちまでね!よーい、どん!」

人の話聞く気がねぇな。
いいさ、走ってやんよ!
ずいぶん後ろからスタートしたけど
そこは大人と子ども。
負けるはずもなく、およそ50mほどを全力で駆け抜けて
父の威厳確保。

「じゃあもう1回ね!よーい、どん!」

ちょ・・・
父のこの荒い息が聞こえないかい?
いや、父は頑張る。たまの広場での遊び、
やりたいことを精一杯やって欲しい。
いくらでも付き合うよ!

・・・
ごめん、無理!

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