ベトナム技能実習生

最近、わたくしの知り合いで、技能実習生の監理団体の職員をしている方がいるのですが、一緒にお酒を飲んでいる際に、実習生の監理の難しさを嘆いていました。

建設業においてベトナム実習生と企業の実習指導員の間で様々な問題が起きているとのことでした。特に多いことが、実習指導員による暴力事件です。

ただ、難しいことに暴力と言っても、どこまでが暴力なのかという問題がまず、あります。建設業では、危ない作業も行いますので、日本語がまだ不慣れな実習生が、危ないこと（高いところから飛び降りる等）をした場合に、言葉で分からない場合は、親方が、ヘルメットの上から頭を叩いて注意する等がよくあると聞きました。

実習生の方は、これを暴力だととらえ、組合職員に指導員から暴力を受けたと伝え、保護して欲しいと・・・

指導員の方は、危ない事を実習生が行っていたため、言葉で何回も説明しても分からないため、注意の意味もあり、ヘルメットの上から叩いたとのことでした。

これは、非常に難しい問題だと思いました。私は、技能実習の監理団体の職員さんは、いつもこのような難しい問題に向き合っているのだなあと頭が下がりました。

皆さんならどうしますか？私ならどう対処するのかなあ？