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前職、ヤナセという会社(後編)

こんにちは。
けんしろう常務 です。 


皆さんのモチベーションを右肩上がりに。
それと少しのノウハウをお届けできたらなと。
僕の素晴らしい経験談をおつまみに。
明日から使えるテクニックをお伝えします。
3分で読めます。

さて、前編の続きです。
前編をまだ読んでいない方は先に読んで頂くと話がわかりやすいのでおすすめです。

【100人の社長】

さて、メインディッシュです。

セールスマンはそれぞれ毎月数字を追い求めてクルマを売り続け、結果がでれば褒められて結果が伴わなければ罵声を浴びせられ会社にいくのが嫌になります。

事務所のホワイトボードにはセールスマンそれぞれが今月何台のクルマを売り何件の自動車保険を獲得したかが一目瞭然で公開処刑されています。

調子がいいときは高嶺の花ですが、一台も売っていない月なんかはもう事務所に居場所ないですから。

その時々で調子が左右することはもちろんあります。しかし一台も売れないなんてのはやる気がないとしか言いようがありません!!!

僕は人と比べることはしませんでしたが高い目標を設定をしていたので、それに向けて毎日が必死で毎日プレッシャーに押し寄せられ毎日お腹が痛かったのが懐かしいものです。

仮に自分だけ成績がよくても社内全体の成績が不振なら雰囲気は最悪でこれまた会社に行きたくなくなります。

営業職というものは毎日が孤独でありどこか個人事業主に近い職種です。

しかし悪いことばかりではありませんでした。
僕が知る限りヤナセという会社には一つ特別なものが存在していました。ここでしか得ることのできないものです。

100人の社長と親しくなれることです。

一般的な企業に入れば取引先は比較的年齢も立場も近しいことが多いです。しかしヤナセの場合、新卒一年目から担当するお客さんがどこかの企業の社長であったり役員というのがザラです。

ただ単に知り合うというわけではなく親しくなれることが醍醐味です。

おそらくほとんどのセールスマンがただ知り合う程度の関係性でクルマを買ってもらって喜んでいるだけですが、それだけでは会社の旨味を吸い取れていません。

僕は一生この会社で働いているつもりはありませんでしたし採用試験の面接の際には「結果を残して4年以内に辞める」と事前に宣言をしていたのでクルマを売りながら次のビジネスに繋がることを常に模探していました。

とはいえそんな生意気な当時の僕を採用してくれた人事のおっちゃんには頭があがりませんが。

「週末に飲みに行くことを目標に必死で働いている人」が親しくなる相手は「週末に飲みに行くことを目標に働いている人」です。
「会社の愚痴を吐き都合の悪いことは誰かのせいにしてストレスを発散させている人」が親しくなる相手は「会社の愚痴を吐き都合の悪いことは誰かのせいにしてストレスを発散させている人」です。

類は友を呼ぶのです。

路上でつまずいて転んでも産んでくれた親のせいにはしませんし自分で作った料理がまずくても人のせいにする人なんていません。
にもかかわらず自分が選んだ企業への愚痴がそこらじゅうから聞こえてきます。

日本国内で400万社ほど存在する企業の中からわざわざ自分の意志で選んだというのに。
ある種これは「企業選び」という仕事がデキない人間なんだと宣言しているのと同じです。

本題に戻ります。

【カネとコネ】

テレビが賑わっていた頃にある女性芸能人がちらっと言っていたことをよく覚えています。

「世の中カネとコネ」

やらしい言い回しですがその通りだと思います。
人一倍お金を稼ぐと周りからはなにか悪いことをしているんじゃないかと思われ遠ざけられてしまします。
まぁこれは実際に悪いことをしてお金を稼ぐ若人が多いからそういった印象が染み付くのも無理はありません。

お金に執着が強くお金の話ばかりするひとはお金から嫌われがちです。
これは「金持ちと結婚したい」と願う女性ほど金持ちと結婚できる割合が少なく、仮に結婚できたとしてもうまくいかないことが多いということと似ているかもしれません。

道端に落ちている500円玉を拾おうとして車に轢かれるタイプです。

とはいってもお金は万国共通で必要なもの。それぞれ国によって信用も違い価値も異なりますが現代世界では決済のための価値交換媒体です。

そのお金を生み出すために社会人になると同時にほとんどの人が仕事に就き、労働の対価として給料をもらいます。

仕事なんて腐るほどありますが関わる人間や周囲の環境で大きな差が開きます。

人間はたった一人では無力に等しいので欲するべきはお金ではなく人脈です。
要するに限りなく多くのコネを作ることです。

それにはヤナセはもってこいの会社でした。
一企業の代表が向こうから足を運んでくれますから。

メルセデス・ベンツという商材をエサに社会的地位の高い人間を釣って栄養という名の知識人脈を吸い取る

お客さん一人ひとりと人間関係を構築して信頼を勝ち取り壁を一つ二つと壊していって初めて栄養を吸い取れます。

大前提としてこまめで繊細な作業をこなせない人にはカネどころかコネも作り出せないということです。

一般的なサラリーマンを20年やったとして出会う人といえば社内の人間除けばせいぜい取引先の人。

人脈は広がりますが質といった観点からみるとあまりに乏しいです。

下手に人脈を増やそうするなら銀座のママひとり知っていたほうがいいとよく言われます。
高品質でデキる人間は他の高品質な人間を紹介してくれます。

紹介ほど話が早いものはありません。初めから信頼がついてきます。

ヤナセにはそういった質の高い人材が顧客として大勢いて、その顧客が大勢の人脈を紹介してくれるので新しいビジネスを始めるときは強い味方になります。

アドバイスはもちろんのこと誰かを紹介してくれたり、時には出資をしてくれたり。

クルマに一切の興味がない僕がこの会社で結果を追い求めて仕事に励むことができたのはその先に繋がるものがあったからです。

本当にお世話になりました。

(笑)


本日もありがとうございました。

この記事を読んでくださったアナタが前向きな気持ちになり、人生のプラスになればと心から願っております。お互いがんばりましょう💪

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【次回予告】

20代で年収1000万円ほしいなら今すぐ大手輸入車ディーラーに転職して俺の言う通りにしろ

※そろそろね

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