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【WEB版】『ディープインパクト誕生の裏に隠されたシナリオ』(10)

単枠指定はいまも生き続けている

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単枠指定をご存じだろうか。
単枠指定とは、馬連導入以前に9頭立て以上のレースで特に人気が集中しそうな馬を1頭1枠(単枠)に入れるようにしていた制度のこと。特に人気がある馬とそうでない馬が同枠に入ったとき、人気がある馬が馬券発売後に出走取消したら、同枠にもう1頭の馬がいるために払い戻しにならないという問題点があったために、この制度は設けられた。しかし、この単枠指定は主催者が認めた実力馬と取ることができ、問題の多い制度でもあった。そして、馬連発売とともに廃止された。

オペレーションは「過去を否定せずに進化する」という特徴がある。単枠指定制度も、さらに進化したかたちが存在することになる。それは、枠という表現から馬という表現への進化である。

では、どういう状況が「単枠(孤立した枠)」から「単馬(孤立した馬)」となるのか考えてみよう。
「孤立した」状況として、まず「ど真ん中」があげられる。
奇数頭数はわかりやすい。例えば17頭立ての場合、馬番の1番と17番は内側から1番目と外側から1番目が対の関係となる。同様に2番と16番は内側から2番目、外側から2番目の関係で対となる。順番に3番と15番、4番と14番と順番に見ていくと、ど真ん中の9番だけが対になる相手が存在しない。つまり、9番が「孤立した」状況と言える。このように17頭立ての単馬指定は9番となる。

では偶数頭数はどうか。偶数頭数は奇数頭数と同じように見ると、すべてが対になり「ど真ん中」が存在しない。「ど真ん中」を作るには、偶数を奇数にしてしまえばいい。そうするには、枠順を2つに分割してしまうのだ。18頭立ての場合、半分に割ると、9頭と9頭の奇数頭数になる。この2つに分割したど真ん中が同様に単馬指定となる。

つまり、1番と9番が対。2番と8番が対と順番に見ていくと5番が孤立する。次にもう半分の10番と18番が対、11番と17番が対と順番に見ていくと14番が孤立する。このように、18頭立ての単馬指定は、5番と14番となる。

では16頭立ての場合はどうか。半分に分割すると8頭と8頭の偶数のため、ど真ん中は存在しない。16頭立てでは「ど真ん中」の単馬指定はないのである。

次に14頭立ての場合は、7頭と7頭に分割すると奇数。1番と7番が対、2番と6番が対と順番に見ていくと4番がど真ん中となり、もう半分の8番と14番が対、9番と13番が対と順番に見ていくと、11番がど真ん中となり、14頭立ては4番と11番が単馬指定となる。

このように、偶数頭数で「ど真ん中」が存在するのは18頭立て、14頭立て、10頭立て。存在しないのは16頭立て、12頭立て、8頭立てとなる。

そしてほかにもうひとつ、単馬指定が存在する。それは端の馬番である。枠順のなかで端の馬だけは両サイドに隣馬が存在せず、端もその点で「孤立した」状況と言えるからだ。

【単馬指定ゲート】
18頭立て 5番・14番(ど真ん中) 1番・18番(端)
17頭立て 9番(ど真ん中)     1番・17番(端)
16頭立て なし(ど真ん中)     1番・16番(端)
15頭立て 8番(ど真ん中)     1番・15番(端)
14頭立て 4番・11番(ど真ん中) 1番・14番(端)
13頭立て 7番(ど真ん中)     1番・13番(端)
12頭立て なし(ど真ん中)     1番・12番(端)
11頭立て 6番(ど真ん中)     1番・11番(端)

≪補足≫単馬指定ゲート=スペシャルゲート

かのN氏が言っていたスペシャルゲートというのはど真ん中のことだと思う。
ちなみに、私の会員向けサイトでも単馬指定ゲートとは言わず、スペシャルゲートという表現を使っている。(または略してSPG)
そちらの方が研究者にとっては馴染みがあるので。

また端の単馬指定ゲートについて、N氏が触れてきたのかは不明である。
私は1990年代から端の単馬指定ゲートには気づいていた。
また本書では触れていないが、出馬表を半分に分割した真ん中の端も単馬指定ゲートに準ずるゲートである。
例えば、18頭立ての場合、9頭ずつ分割した場合の真ん中の端は9番と10番。

【18頭立て】
5番・14番 スペシャルゲート(ど真ん中)
1番・18番 準スペシャルゲート(端)
9番・10番 準スペシャルゲート(真ん中の端)

イメージ的には、優先順は5番・14番>1番・18番>9番・10番。

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