20歳で見つめる自分史②【幼稚園編】

しまじろうと僕と母さん

僕の幼稚園時代はしまじろうと過ごした時でもあった。

こどもチャレンジの付録のしまじろうパペット人形を常に連れていた。

↑こんな感じのやつ

自転車移動の時はカゴに乗せて、夜は一緒にお風呂に入り、それから母さんに急いで乾かしてもらって一緒に寝る。

こういう生活を毎日していたらしい。
(母さん大変だったろうな〜笑)

そのせいか僕のしまじろうは他の人のよりも色が褪せてしまい、鼻の部分も割れてしまっていた。

当時の僕はそんなしまじろうの姿を見るのが辛くて悲しくて

「このしまじろうはもういらない」

と言ったらしい。Σ(゚д゚lll)

それを聞いた母さんが泣いて、それを見た僕も号泣して急いでしまじろうに謝った、という出来事があった。(しまじろうは今でも大切に保管してある)

この話はかなり記憶に残っていて、今でも「なんであんなことを言ったんだろうか…」と苦々しく思う。

でもここで気になったのは、母さんの涙に心を動かされて行動や考えを改めた、ということ。

他にも母さんの涙で考えが変わったエピソードがいくつもあって、例えばこんな話がある。

(どんな文脈かは忘れたけど)僕が母さんに「将来自分が犯罪を犯すような悪いやつになるのではないか心配」ということを言ったらしい。そしたら母さんが部屋に飾ってあった砂絵を持ってきて「世の中で悪いやつになるのは、この砂の中の一粒くらいなんだよ」と泣きながら言ってくれた。

母さんの涙が出てくると、自分の考えが変わる、という風に簡単に一般化していいのかは分からないけど、少なくとも僕の内面の形成において母さんの存在が特に大きいのは事実っぽい。引き続き考えていこう。

「生きもの好き」としての僕

僕は他の人よりも「生きもの好き」だと思う。

海でも川でも街の中でも、水のあるところを見ると「何か生きものいないかな」と覗き込んでしまうし、大抵の虫は素手で触れる。(カマキリはムリ(>_<))

このように育った土壌は幼稚園の頃に形作られたのかな、と思う

「生きもの好き」になった要因として考えられるのは3つあると思う

一、父さんが魚好き
父さんは釣り好きで、よく会社の人と釣りに行く。僕も小さい頃はかなり頻繁に湖や釣り堀に連れて行ってもらい一緒に釣りをした記憶がある。

それ以外にも、父さんは60cmの水槽で色々な熱帯魚を飼ったりとかしていた。

二、ムシキング
多くの少年の心を鷲掴みにしたアーケードゲーム、ムシキング

かくいう僕もそのひとり笑

↑何かムシキングのイベントに行った時

すごい好きだったので、新ワザを考案して応募したりとか、攻略本を買ってもらったり、家で自分のカードを並べてワザの組み合わせを考えたりしてた。

さらに関心はゲームにとどまらず、実際のカブトとクワガタの図鑑を買ってもらい、それを読んだり、模写したりしていた。

やっぱり『ムシキング』は「生きもの好き」としての僕を作る上で、大きなステップだったと感じるな〜

三、亀を飼いはじめる
5歳くらいの時、最寄駅の近くで亀を拾った。

炎天下の中、アスファルトの上を歩いているのを見て、「このままだと死んじゃう」と思ったので、家に連れて帰り飼うことにした。

常に身の回りに生きものがいるって、かなり影響ありそう。

亀は今でも元気にしてます。


この「生きもの好き」は後々、「科学好き」につながり、今の「環境関連分野」への関心につながるのかな、と思う。


絵本からの影響

皆さんは『ねないこだれだ』という絵本を知っていますか。

夜遅くまで起きていた子供がおばけにされ、おばけのくにに連れていかれてしまうという衝撃のストーリー。

当時の僕にとってこれは大きなトラウマになった。

この絵本のせいか、小さい頃の僕は幽霊とか心霊現象みたいなものに過剰に反応していた気がする。(そして怖いくせに心霊特番とかはやたら見たがるという笑)

怖かったので「この本は捨てて!」とお願いしたのに数日後もこれが家にあったので、僕は「捨てたはずのこの本が戻ってきた。呪いの絵本だ!」と思い戦慄した覚えがある。(今思うと、単に絵本が捨てられてなかっただけなのだが笑)

幽霊とかいった見えないもの、に対する意識も幼稚園時代でかなり作られたのかな、と思われる。


サッカーと僕

僕はあまりサッカーが好きでない、でもつまらないよりも楽しくできた方が良いな、とも思う。

前の記事でも言ったけど、嫌いになった原因が分かれば、それを克服して好きになれるかもしれない、という考えがあるので、「どうしてサッカー嫌いになったのか」というのはしっかり考えたい点なのです。

さて幼稚園の頃はどうだったか。

幼稚園の中で課外活動みたいなのがあり女子はダンス、男子はサッカーという風潮があったので、僕もサッカーをしていた。

母さんの証言によると、当時の僕は率先してゴールキーパーをやりたがったらしい。そして母さんはそれを見て「こいつはサッカー嫌いなんだろうな」と思ったらしい。

でも、今の僕の見立てだと、当時の僕はそれほどサッカー嫌いではなかったんじゃないかと思う。

むしろこの頃は「サッカー嫌いではないけどあまり楽しくない」というレベルだったのだと思う。そして後々、別の出来事があってサッカー嫌いになったのではないかな?と。

多分、GKを志願するくらいだから、積極的にサッカーしようという意識は無く、そういう自発性のなさがサッカーを楽しめない要因だったのではないか?

そしてサッカーを楽しめない、という事実の上に何か嫌いになる出来事が重なってしまったのではないか?

本格的にサッカー嫌いになったのは小学生の頃な気がする。


収集癖

僕はかなり収集癖があるかもしれない。

例えば幼稚園時代に集めていたのはものは…

・ビンのフタ(王冠みたいな)
・オシロイバナのタネ
・どんぐり
・ムシキングのカード

とかかな

オシロイバナはこれ↓

黒い干しぶどう見たいなタネがなるんだけど、それを集めすぎて通園バスに乗り遅れ、先生に怒られた記憶がある笑

なんでこんなに何かを集めるのが好きだったんだろうか。

同じものがたくさんある、ということに快感を感じていたのは確かなんだけど、なんで?と聞かれると分からない。

もっと考えた先に答えはあるのでしょうか?

次回は【小学校低学年編】行きまする


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