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CADと融合した3Dプリント設計


業務用3Dプリンターで斜めに印刷するものがあるのは知っていましたが、下記の動画のように、今はこんなに進んでいるそうです😲
もはや3軸の概念など無いですね。

プリント後に専用の液体に浸して積層跡を無くす技術などもありますが、プリント方向が固定されていると作れるものは限られてきます。

この記事で紹介した動画のような動きができれば、ほとんどの物は作れる気がしてきます!

ここで鍵になるのは3Dプリントを始めから想定したCAD設計ソフトウェアの完成度だと思います。
どんな優れたプリント能力でも、様々な形状を作るための3Dプリンターにおいて形状を設計する者への要求スキルが高すぎるようでは普及もしないと思います。

将来的にはCAD設計の中でプリントノズルの動きも設計し、プログラミングも織り交ぜてモノ作りをする時代が来そうですね。

そうすると、実は業務用3Dプリンターはゲームチェンジが起きる可能性があります。

3Dプリンターのノズル吐出や3軸制御などのベース技術は徐々に枯れ始めているので、一部のトップ技術を持つ会社を除き、技術の差が縮まってきています。

そこで次にCAD設計とプログラミングも合わせたプリント技術となって来ると、元々機構CADを使って機構設計をやって製品を出していた企業にチャンスが来るかもしれません。

以前私のnoteでも紹介したAnkerの3Dプリンター市場参入も、この文脈だと私は納得できます。
記事内ではAnker参入の理由は語られていませんが、既に自社で持っているCADによる製品設計技術の活用を睨んだ物であるのかもしれません。

Ankerの件は妄想なので話半分で読んでもらえば良いですが、CAD技術とプログラミングが従来の3Dプリンター技術と融合していくという所までは、そうなると信じています。

最後まで読んで頂いてありがとうございましたm(_ _)m
おわり。


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