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(合格者11人の事例集付き)【志望動機】通過率100%を目指す大学職員「志望動機」作成マニュアル【作成・実践編】これで書けなかったらごめんなさい!

【更新情報】2023.8.10
2023年前半に内定された方の志望動機ときっかけを追記しました。(11人目)

【更新情報】2022.9.9
2022年前半に内定された方の志望動機ときっかけを追記しました。(10人目)

【更新情報】2022.4.25
2021年後半に内定された方の志望動機ときっかけを追記しました。(9人目)

【更新情報】2021.8.24
2021年前半に内定された方の志望動機ときっかけを追記しました。(8人目)

【更新情報】2020.12.22
2020年後半に内定された方の志望動機ときっかけを追記しました。(7人目)

【更新情報】2020.8.13
2020年前半に内定された方の志望動機ときっかけを追記しました。(6人目)



簡単に自己紹介

(※ブログをご覧頂いている方は改めまして)
初めまして。30歳で大手私立大学に転職したkenseeと申します。
前職は自治体職員の公務員として働いていましたが、大学での研究支援に憧れて30歳で転職しました。
(おそらく)全国で最も多くの大手私立大学から内定をもらったと思っています。
【実績】早慶上智(1校)・関関同立(2校)・その他中堅大学2校

ぼく自身の合格体験談(面接で聞かれたことや選考内容など)は、ブログで公開していますので、よろしければご覧ください。


ぼくが転職活動を行なっていた頃は、「大学職員の転職情報」はなかなかありませんでした。ネットの情報も少なくとても苦労しました。

そんなこともあり、自身の転職体験や準備方法などこれから大学職員の転職をお考えの方へ情報提供ができればとの思いで、2018年夏より「大学職員に1ヶ月の準備で転職しよう!」をモットーにしたブログで、自分自身の選考内容や準備したこと面接対策など、さらには大学・教育テーマのトピックスなど随時発信しています。
よければブログものぞいてみてください。

大学職員の志望動機について

さて、タイトルの本題ですが、このnoteでは大学職員の志望動機、それも通過率100%を目指す志望動機の実践編です。
基本的な大学職員の志望動機については、ブログ記事でも書かせてもらっています。

まず大学職員の転職で一番大変というか最難関の壁は何でしょうか?

それは「書類選考通過」です。

大学職員の選考は大きく分けて
①公募(HPなどで広く募集する) と
②非公開求人(転職エージェント)
がありますが、前者の①の選考には、年齢など要件を満たせば誰でも応募できるということもあり、大手の大学になると1,000人規模での応募があります
(採用は多くても10人くらいなのでかなりの高倍率)

つまり、まずは書類選考を勝ち抜かなくては何も始まりません。
が、書類選考に勝ち残れるのは、大手大学の場合だと1,000人中300人くらいの割合だと言われています。
上位300人に入るために、大学職員の選考を勝ち抜くために最大限のパワーを注ぐべきは「エントリーシート」の書類作成です。
エントリーシートは後の面接でも、面接官の質問のベースとなりますのでここがグラついていると面接自体の評価も安定しません。
ぼくもエントリーシート作成にはかなり力を入れました。

ですが、「大学」というところは民間企業と違うので、
「大学職員に求められるエントリーシート」を書く必要があります

ぼく自身もこれまで10ほどの大学の選考を受けましたが、ありがたいことに書類選考で落ちたところはありません
(この点は、サポートしてくれていた転職エージェントのアドバイスも良かったのですが)

本noteでは、大学職員のエントリーシートの中でも特に書くことが難しい「志望動機」に限定して、実践編としてその方法をご紹介します。
これで書けなかったらごめんなさい!という気概で書かせてもらいました!
いくつかの事例を用いながらリアルな書き方を解説しています。

最初に志望動機作成の概要をお話しておくと

✅自分自身のこれまでの業務(や大学生活)においてPRできる経験や能力を洗い出す
✅その能力が活かせる大学職員としての仕事をチェックする
✅大学職員としてどのような観点で自身の能力経験が活かせるのかを語る
✅最後に、大学がより発展していくためには、どのような課題を自分ならどのように解決していくか書く

というような流れで書くと良いと思います。

そのための情報収集方法などは上記ブログ記事をご参考に頂いた上で、このnoteでは具体的な作成方法・実践論を書いていきます。

なかなか方法論だけでは具体的でないため分かりにくい部分もあるかと思いますので、この記事では、ぼくの先輩・後輩に協力してもらい、「内定者はどのような志望動機を書いたのか」という観点で、「広報」「営業」「企画」「海外経験」「事務」など代表的な民間企業の仕事にスポットを当てながら、具体的な民間企業での仕事別にみた大学職員の志望動機について実際合格した志望動機をお示ししながらどのようなポイントが評価できるのか等を説明しています。
ちなみにそのうち1つはあまり出来の良くない志望動機ですが、どうすれば良くなるのか、なぜ印象が悪いのかについても具体的に解説してみました。
(※個人が特定できるような固有名詞等のみ抽象的な記載に変更しています)

なお、合格者の志望動機ですが、お示しする理由として、
まずは「習うより慣れてみる」という使い方をして頂きたいからです。
パクることは全く同意しませんが、まずは大学職員の書類選考をパスする志望動機の「書き方」を、マネをしながらでも構いませんので慣れてください
その上で、自分独自の点(例えば仕事での経験や得てきた能力などアレンジできるとこと)を踏まえながらより良い志望動機に仕上げていきましょう。

それでは、スタートしていきます。
10000字越えの力作です!これで大学職員の志望動機が書けなかったらごめんなさい!

自己PR編も書きました!こちらからどうぞ⇩

※本noteの内容に従って志望動機を作成されても選考通過は個人の状況や内容によるため書類選考を必ず通過するとは限りません。内定者がどのような志望動機を書いたのかイメージを掴んで頂ければ幸いです。

本noteは随時事例を追加しています。追加のペースはそこまで早くないですが、ぼくが転職サポートさせて頂いた方などから「この人の事例は参考になる!」と思った方で、ご協力いただたけた場合など追記しています。
(更新ごとに価格改訂(値上げ)することがありますのでご希望の方はお早めに!)


広報の仕事から大学職員へ

【前職での業務】
メーカーにおいて、新規商品のセールスや情報発信など広報全般を行なっていました。

【大学職員を目指したきっかけ】
商品アイデア・商品のマーケティングやPRを地域の大学とタイアップする機会があった。そこで大学の仕事の面白さに気づいた。

【志望動機】


私は前職において、新商品のマーケティングや広報を担当していました。メーカーにおいては新製品の発表を行う場合、お客様への“効果的”かつ“効率的”な広報のあり方が求められます。私は、特に若者向けの商品企画にも携わった経験もあり、SNSなどソーシャルメディアの活用に全力を注ぎました。大きな企業規模であったこともあり、SNSを使った広報のあり方については全社での意思決定や運用が必要で

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