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【ウサギライブ配信BAR】ファンの育て方 前編

こんにちは。

今日もやっていきましょう!

◆付加価値の作り方

今日はファンの作り方ではなく育て方について学んでいきます。

そもそも何故ファンが必要であるかというと、
既に何回も登場している1:5の法則の通り、
新規顧客を獲得するコストは既存顧客獲得のコストに比べて5倍かかる為、既存顧客に自社のサービスや商品のファンになって貰う必要があるという事です。

そして事業が成長する為には、サービス・商品の価格を上げていく必要である事、その為には以前の講義の中でもあった価格設定をしてからサービス内容を決定する。価格に見合う為のサービス設計をする事がビジネスの醍醐味であるという話もありました。

ではその価格を上げる為にサービス設計以外に重要な事、
それが、Value Premiam=付加価値になります。

例として、ここに1つの同じコーヒーがあったとした時に、
これをスタバとドトールで販売したとします。
その時に幾らの値付けをしますか?

恐らく多くの人はスタバの方がドトールに比べて価格を高く設定したのではないででしょうか。

この差分がValue Premiam=付加価値という訳です。

ここから言える事は、
良い商品を作ろうとせずにまずが良いブランドを作る事が重要であるという訳ですね。

◆ブランド戦略とは?

ではこのブランドを作るためにはどうするか?

一言で言うと,

ブランド価値(BRAND EVALATION)を高める為の行動をしましょう
という事です。

どういう事かというと、
例えば「無印良品のイメージって何ですか?」という質問を一般の方にした時に「シンプル」と答える人が多くいると思います。

つまりそれがブランドのイメージという訳ですね。

だからこそ例えば今年の春夏シーズンのトレンドは柄物だ!という事で、
新商品として「派手な柄物のワンピース」を販売しようとすると、
これは無印のブランドイメージに反するものになる為、目先の売り上げが仮に上がるとしてもやってはいけない事である訳ですね。

つまり目先の売り上げを取るより、長期的に見てブランド価値が棄損する事の方がリスクが大きいという事です。

では実際にブランド価値が棄損するとどうなるか?

三陽商会という会社が以前にバーバリーの販売権利を持っていた時期がありました。
ただバーバリーの日本撤退と共にこの販売権利が無くなった時に、
1109億円(2014年12月期)⇒625億円(2017年12月期)と大きく売り上げを落としてしまいました。

ブランド価値が下がるだけでこれほどまでに大きな影響を受けてします訳ですね。

この事例からもブランド価値は重要である事が分かると思います。

以上の事をまとめると、
ブランド戦略を作る⇒ブランド価値を提供⇒付加価値が向上するという事です。

では付加価値を作る為にまずはブランドを作る事が必要になる訳ですが、
ここに1つ定義があります。

ブランド戦略とはCSに対し自社の強みに対する共通認識を与える事です。

こうする事で価格競争に巻き込まれず、長期的に集客が可能になり、
高利益を作る事が出来るようになるという訳です。

ではブランドを作る上で大切な戦略としてFES戦略というものがありますが、これは次回学んでいきましょう!

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