最高のメンタル管理は“書くこと”【ストレス対策】

ストレス対策やメンタル管理の方法は無数に存在する。
深呼吸や瞑想、運動、人に話す、等々、本当に沢山ある。

メンタルが弱いと自覚している僕は、今までに色々な方法を試してきた。
その結果、個人的に特に有効に感じるものを見つけたため、自分が忘れないようにという意味を込めて書いておく。

それは“書くこと”だ。

具体的な方法は以下の通り。

1.何か書くものを用意する(僕はPCのテキストエディタ)。
2.タイマーを15分くらいに設定し、スタートする。
3.時間がくるまでの間、ひたすら頭の中にあるものを書き続ける。

コツは文法や誤字脱字は気にしないこと。
人に見せるものではないし、読み返すこともない。そして何より、余計なことを気にせず書き殴るというのは気持ちいい。

少なくとも僕はかなりの効果を実感している。
思考にモヤがかかっているような時はスッキリするし、イライラしていた時も落ち着き、冷静にそのストレス源を見つめることができるようになる。

 

“モーニングページ”という習慣がある。
これはジュリア・キャメロンという作家が、朝にやるべきこととして紹介したものだ。

毎朝起きたらノートを広げ、ひたすら文章を書く。
内容は何でもいい。思いつくことを片っ端から、何も考えず書きなぐっていく。
それは言わば思考の排水。思考を流すことで、蛇口の詰まりが解消し、アイデアだとかが出やすくなるだとか……。

僕も一時期モーニングページをやっていたことがある。
が、結局続かなかった。
文章を書くというのは結構面倒なことであり、毎日一定時間続けるのは大変だ。

しかし、その効果については確かに実感した。

本当は毎日やるのが良いのだろうが、そうでなかったとしても、行き詰まった時の解消法としてはかなり有効だ。

 

書くことで頭の中を客観的に見ることができるのか、あるいは人に愚痴を言うのと同じ効果があるのか、あるいは単にただ書き殴るのが楽しいからか……。
理由は色々あるだろうが、とにかくやるとスッキリする。

ごちゃごちゃ散らかっていた頭の中が、ある程度整理整頓されたような状態になるのだ。

ストレスを感じたら、読書をして気をそらしたり、瞑想で落ち着けたりする方法もある。
ただこういうのは気が立っている時だと上手く集中できず、更にイライラが増すなんてこともあったりする。

その点、文章を書くというのは能動的な行動であり、集中できないということはあまり起こらない。
何より、こちらはストレスから気を逸らすのではなく、むしろ自分から突っ込んでいくという点が決定的に違う。

他の方法と比べて、より根本的な解決ができるからなのか、その後も落ち着いた精神状態が持続しやすい(何かの拍子にまた思い出してイライラする、なんてことが起こりにくい)。
そういう意味でもオススメだ。

やったことがない人はぜひ一度試して欲しい。

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