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マネージャーはコーチになろう

こんにちは。TimeSkipの萩原です。

人に何かを伝えたり教えるのってむつかしいですよね。そんな教育する立場のリーダーやマネージャーに是非オススメなテーマがあります。

それは「コーチング」です。

自分のキャリア前半は営業をやってきました。マネージャー、事業部長という感じで経験をしましたが後輩や部下が出来、マネージャーになってからずーーーーっと疑問に思っていた事があります。

それは、「なんで、育つのが早い人と遅い人がいるんだろう?」という疑問でした。言われてみれば当然のような気がするその疑問が毎日頭の中を巡っては消えていました。

そして、マネージャーの職責上、育つのが遅い新人の営業マンに強くあたってしまっている自分も好きではなかったし、そもそも自分は怒るのがとても苦手です。自分を偉いと思ったこともないですし、自分の指導力不足を棚にあげて怒るなんて嫌でしょうがなかった。どこか矛盾を感じながら、「怒ることが仕事」だとすら思っていました。でも結果としてチームの成果は上がりませんでした。最悪なのは、業績が悪い事を部下のせいにして自分を慰めていた事です。本当に自己嫌悪になりました。

世の中の営業マネージャーやそれに限らず教育する立場の方も、このような悩みを抱えている方もいると思います。

・部下が思ったように育たない。
・なんであの子は売れるのに、あの子はなかなか売れないんだろう。
・怒るの気が重たいな。モチベーション下がったらどうしよう。
・嫌われたくないな。

そんな悩みをもっている方に是非解決策の1つとして、コーチングを学ぶ事をオススメしたいです。

突然ですが、質問です。

「本当に心から部下の成功を願っていますか?」

この質問に120%の回答ができる方はおそらく上の悩みは持っていないんじゃないかなと思います。すくなくとも当時の自分はYESとは言えなかったです。

なぜコーチングを学ぶべきかというと、自分がそれで救われたからです。そして結果的に業績もいい感じなったからです。

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営業は特に数字をあげる事がミッションのため、どうしても利己的なマインドが強くなりがちな職種だと思います。少なくとも自分はとても利己的なマインドでした。そんな利己的な営業がなんの準備もなく、教える側に立っても自分の経験を伝える事くらいしかできないです。言われてみればあたり前。

具体的にコーチングを実践すると何が変わるかというと、沢山メリットがありますが自分にとって特に重要だったのは以下です。

1.「マネージャー」≠「管理者」という理解に変わる
2.沢山の指導方法を持てるようになる。
3.「傾聴」の方法と大切さがわかる。
4.個々人に対して、異なる小さな課題を設定できるようになる。
5.視座が高くなる。

ここに管理者マインドとコーチマインドの違いを記載してみました。基本的にコーチは相手の主体性を重要視し気づきを提供していくのがポイントだと思います。管理者マインドがあるとなかなかそこから出れなくなってしまいます。

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特にスキルとして重要なのが「質問」と「傾聴」だと思います。参考までに使える質問パターンを記載します。

1.今日の商談は何点だった?
2.今日のプレゼンで良かった点は?
3.逆に悪かった点は?
4.失敗したと思ったところはある?
5.もしその場面に戻れるとしたらどういう事をしたい?
6.それを行うために準備しておけばよかったと思う事はある?
7.それらを踏まえて次の商談に向けて、何をしたい?

とにかく否定禁物。しっかり傾聴してくださいね。

質問で課題が見えてきたら、達成できそうな小さな課題を設定してください。コーチングの順番は、観察→質問→課題設定→伴走→(くり返し)の流れがわかりやすいかなと思っています。

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マネージャーの皆さん、無理に怒らなくて大丈夫です。人のタイプは無限にいて、指導方法もたくさんあるので、それを学んで実践していけば大丈夫。間違っても昔の自分みたく部下のせいにするリーダーにはならないでくださいね(自分がつらいだけです)。心から部下の成功を祈れる素敵なリーダー目指して自分も模索し続けます。参考にしていただければ嬉しいです。

最後にとても参考になった本のリンクを貼り付けておきます。


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