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ごはんを炊く気軽さでそばを茹でよう

(2020.5.2  修正しました。ほうれん草はつゆと一緒に茹でるのではなく、下茹でしてつゆと合わせるのが良いそうです) 私の実家では、年越しのときくらいしか、家でそばを食べる習慣がなかった。 しかし私は、小さい頃から、外食などで食べるそばが好きだった。おいしいからだ。 実家を出て自分で料理するようになったとき、(別にそばはもっと日常的に作っても良いのではないか?)とふと思い立ち、乾麺のそばをスーパーで買ってみた。 実家で食べていなかったものを作るのは、ちょっとした冒険

    • いつか漫画で読んだみぞれ鍋

      高校生の頃、読んでいた漫画の中に、登場人物が「身体が温まるあの料理をどうしても食べたい」と言い出すシーンがあった。 北海道出身のその漫画家さんが、登場人物に食べたいと言わせた料理は「みぞれ鍋」という名前だった。 しかし漫画の中でその人物の願望は却下されてしまったため、その後みぞれ鍋を実際に作ったり食べたりしている場面は出てこなかった。 私が「みぞれ鍋」に関して得られた情報は、その人物の想像の中で湯気を放っていたひとつの鍋の絵だけだった。 その鍋からは綿のようにほわんほわんに描

      • 食べもので記憶の地図にピンを押す

        どこかで何かを食べることに特別な意味を覚える。 たとえば私にとって外食や食べ歩きは、マーキングである。 大学時代は大学の近くの飲食店を、 浪人時代は予備校の近くの飲食店を食べ歩いた。 お金はかかるから、当時は、良くないのかなとも思っていたけど、 行ったことのない飲食店に入り、食べたことのないものを食べるのがどうしても好きだった。 浪人時代も大学時代も一人でいろんなお店に入っていた。 それは、そこに入って食べものを食べることで、その場所が自分のものになるような気がしたから。

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      • 食べもののこと
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