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個人事業という仕事スタイル(私の場合)

私は、10年前に病院を退職し、独立しました。
誰かが雇ってくれるわけではないので、個人事業主というスタイルです。

「腎臓病食サポート」という業務内容で、今の訪問栄養指導のような形を作り上げました。

一方で、管理栄養士・栄養士が専門性をいかして働ける環境や、仕事内容を探し求めました。
病院から一般社会に出ると、食に関わる仕事がゴロゴロと出てきました。

それを本業としている栄養士さんも探し、少数ではありますがお会いすることができました。彼女たちも、個人事業主というスタイルでした。

しかし、個人事業主としてやっていくには、営業・準備・実践・経理・セルフプロデュースなど、1人で全部こなさなければいけません。
「全部できる人が、数人いた」のです。

これは、そんなに簡単にやれるものではありません。
正直、私にはしんどかった…
振り返ると、本来のやりたいことが20%で、苦手なことが80%だったように思います。苦手なことは、時間もかかりますから。

仕事がゴロゴロ転がっているのに、簡単にできない…

私自身の専門性をいかせるのは、「準備・実践」の部分です。
営業・経理・セルフプロデュースは、学んだことがありません。
ネットや本を読み漁って、何とか基礎は吸収しました。

人見知りな私は、営業が大の苦手です。
しかし、行動して経験を積むしかありませんでした。

誘っていただいた異業種交流会は、全部行きました。
スムーズな名刺交換の受け渡し法と、短時間で自己紹介をする術を学びました。
自己紹介が苦手だったので、名刺を何度も作り替えて、見せれば伝わるような名刺にしました。

経理は自力ですが、確定申告の時だけ商工会議所に助けてもらいました。

健康に関する有資格者は、基本的に「職人さん」だと思います。
職人は、自分の仕事に集中できなければ、いいモノはできません。

それに気づいたので、職人たちの苦手な部分は、誰かに任せたい!
自分の得意分野だけに集中して、活動できる環境が作れないだろうか。

健康応援隊は、苦手を補い合って、働きやすくなるような仕組みを作ります!

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