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体重、体脂肪率につぐ、ダイエットする時の第三のポイント

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ランナーは「軽いボディに強力なエンジンを積んだカラダ」が理想です。
もっと具体的に言えば、「体重は軽く、筋力・心肺機能は強く」が理想のカラダです。
スポーツカーみたいなカラダですね。

しかし、世の中には美味しいものがあふれており、体重を増やしてしまうものの方が多いと思ってしまします。

そして体重が増えてしまった方は「ダイエット」を始めるわけです。

しかし「体重」「体脂肪率」を減らすことばかりにこだわりすぎると、挫折してしまうこともあることも事実。
この原因は「筋トレ」と「有酸素運動」をやっても効果が出ないことがあげられます。

「筋トレ」「有酸素運動」をすることはとても大事なのですが、その効果がでない方はもう一つチェックして欲しいポイントがあるのです。

今回はその「ダイエットにおける第三のチェックポイント」についてです。

■ダイエットにおける第三のチェックポイントは「腸」

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「腸活」という言葉があるくらい注目されている臓器です。
腸は「小腸」と「大腸」に分かれており、それぞれに役割があります。

通常であれば、小腸で栄養を吸収して、大腸は体外へ不要物を出すための働きをするのですが、これがうまく機能していない方がいます。

そうです。
「便秘」の方です。

ちなみに便秘は、腸内に便が長い時間溜まっている状態のことです。
イラストにもありますが、便が悪玉菌のエサとなって、悪玉菌が増殖し善玉菌が減少します。
そして「日和見菌」という腸内細菌がいますが、この菌は気分屋で善玉菌にも悪玉菌にもなるのです。
悪玉菌は発ガン物質などの有害物質や、おならの元となるガスを発生させます。
便秘が続くと、それらの有害物質はどんどん腸壁から吸収されて、血液中をめぐります。肌荒れや様々な病気にもつながると考えられています。

さて、話を戻します。
便秘により不要物が排泄されないので便が腸内に「重り」として残ってしまいます。
そして腸内に長く時間溜まっているので有害物質を吸収するだけでなく、余分な水分・栄養も吸収してしまいます。
これらがなかなかダイエットできない原因の一つになっているのです。

また、食べないダイエットというのは便の材料が不足するため便秘になりやすいと言われています。
そのため、カラダを動かすためのエネルギーは摂取できないし、悪玉菌は増えるし、有害物質は吸収するし、いいことは全くありません。
不健康になって、おまけに痩せにくい体質を作ってしまうのだとしたら、ダイエットどころではありません。

■腸を活性化するには

腸を活性化させるにはこの3つをやってください。

1. 有酸素運動など全身を動かす運動
2. バランスのいい食事をしつつ、食物繊維と水分を多く取る
3. 腸内環境を整える食べ物をとる。

この記事を読んでいるほとんどの方は、「1. 有酸素運動など全身を動かす運動」に関しては問題ないと思います。
普段から定期的に運動をされている方が多いと思いますので。

注意すべきは「2. バランスのいい食事をしつつ、食物繊維と水分を多く取る」「3. 腸内環境を整える食べ物をとる。」です。

食物繊維は腸の動きを活性化させるだけでなく善玉菌のエサにもなります。
積極的に摂取したいところですね。
普段運動している方ならビタミンCが多く含まれている柑橘系果物で食物繊維をとってもいいと思います。
疲労回復も同時にできます。

運動する方はしない方より多く水分を摂取する必要があります。
喉が渇かないようにこまめに水分補給するイメージで問題ないと思います。

腸内環境を整える食べ物ではヨーグルトや納豆というのが代表格です。
納豆であればタンパク質も摂取できるので一石二鳥ですね。

■最後に

腸は、特に小腸は「第二の脳」と呼ばれます。
それだけ繊細な臓器であり、重要な臓器です。

今回はダイエットに絡めてお伝えしましたが、スポーツをするものにとって、腸をいい状態に保った者が勝者になると言っても過言ではありません。

神経質になる必要はありませんが、便の出が悪くなったり、太りやすくなってきたら食生活は見直したいところです。


こちらでも記事を紹介しています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。