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整骨院の先生とカラダ談義してみた。「ケガを予防するための靴&サンダルは?」

僕はカラダのケアは怠らない方です。
でも月間300kmも走っていると、自分でストレッチやセルフマッサージ、食事に気をつけていても筋肉のハリが取れなくなってきています。

息子には「歳だな・・・」と言われましたが(笑)

そんな訳で、今週時間が取れたので、久しぶりに昔からお世話になっている先生のところに行ってきました。

いろいろ話しましたが、一番盛り上がったのは「靴&サンダル」の話。
ケガをしないためにはどんなものを履けばいいのか、盛り上がりました。
その時の話を記録しておこうと思います。

■スリッパはオススメできない

そもそも、なぜスリッパを履くと思いますか?
諸説ありますが、「西洋人が靴を履いたまま日本人の家に上がるため」という説が有力だそうです。
明治時代に開国して、靴を履いたまま過ごす西洋人をどうやって畳の部屋にあげるか考えた末に生まれたのがスリッパ。

つまりスリッパは靴カバーなんです。
簡単に靴にカバーをかけられるようにあのような形状になっていると言われています。

その後、日本人の生活様式が西洋式になってきて「スリッパ=室内履き」という考え方が広まったみたいです。

スリッパは、元々外で履いていた靴で床を汚さないための履き物。
なので簡易的な作りになっています。
よって、カカトは固定されていないし、脱げないよう「すり足」で歩くため重心が下に落ちて姿勢が悪くなる人もいます。
特にカカトが固定されていないので、履き物とカカトの間に空間ができ、さらにスリッパも歩きやすいようにそこが滑りやすくなっているため、カラダのバランスが崩れやすかったり、ふくらはぎに負担がかかりやすかったりするのです。

「ケガ予防」という観点では、自宅ではスリッパは履かない(できれば靴下も履かない)方が人間本来の歩き方ができます。
僕は一年中自宅では裸足です。

そう言えば、息子が保育園にいた時、終日裸足(もちろん冬も)でいたし、家でも裸足でいさせるようにしてくださいと言われていましたね。
運動能力向上のためと言われていましたが、こういたことが少しは関係していたかもしれません。

■サンダルは種類を選べ。

僕はクロックスを愛用しています。

しかし、履き方には注意しています。
写真のような状態で履いてしまうと、「スリッパ」と同じになってしまうからです。

サンダルは、ちょっとお出かけする時には便利ですが、「カカトが固定されていない履き物」はふくらはぎに負担がかかったり、足の自由度が多いのでふっとした時に足首を挫いたりしてしまいます。

そんな訳で僕がクロックスを履く時はストラップをカカトにかけています。
こうすればカカトが少しは固定されるのでオススメです。
でも本当はこういう「ほぼ靴」のスポーツサンダルの方がいいんですよね。

また、日本古来の履き物で雪駄とか草履とか下駄があります。
これはサンダルと似ていますが、そのまま足を入れて歩けるサンダルに対して、「鼻緒」を足の指で掴んでいないと脱げてしまうこれらは違います。
足に常に力をかけているので、カラダを鍛えているのと一緒。

なのでサンダルを履くなら草履に似ているこのようなタイプの方がいいと思います。

いわゆる「ビーチサンダル」「ギョサン」と言われる種類のサンダルですね。

■靴はフィット感が重要

靴に関してはフィット感が重要です。
大きめの靴を履いてカカトが浮いたり、小さめの靴で足に無理な力をかけ続けるのは足には良くないと考えます。

また、カカトを潰して履いたり、靴ヒモを結ばずに履くのもオススメできません。
これもまたスリッパと同じ状態です。

靴ヒモを結ぶのが面倒という方は、こういったものを使うといいと思います。

■まとめ

履き物のソールとカカトの間に空間ができるような靴&サンダルはカラダのバランスが不安定になるのでオススメできません。
ふくらはぎなどに負担がかかる可能性もあり、ケガをしやすくなります。

できる限りカカトが浮かないような靴&サンダルがオススメです。

もしくは、日本古来の草履や下駄は足に力を常に入れている状態なので、カラダを鍛えているのとほぼ同じ状態です。
簡単に履けるサンダルを履くのであれば草履タイプがいいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。