インソールはすぐに買ってはいけません!俺流インソール使い方論
新品のシューズを買おうとした時、こんな風に言われた経験はありませんか?
「一緒にインソールもいかがですか?」
僕は多々あります。
写真のインソールは「SUPERfeet(スーパーフィート)」というインソールです。
このインソールは初めてトレイルシューズを買った時に一緒に購入したものです。
しかし、一回使用した後はしばらく使用しませんでした。
今は色々なインソールが出ています。
僕のインソールに対する考えや使い方を書いてみます。
■なぜせっかく買ったインソールを一回しか使わなかったのか?
理由は一つです。
シューズを試し履きした時と感覚が違ったから。
これにつきます。
通常シューズを買う時は必ず試し履きをします。
その時、シューズに入っているインソールは「シューズメーカーのインソール」が入っているはずです。
僕は地面を踏んだ時の感覚を大事にする方なので、シューズを選ぶ時も接地する時に違和感を感じたら、そのシューズを選ぶことはありません。
そしてシューズを選び終わった後、インソールを勧められました。
購入した瞬間は足が固定される感覚があってよかったのですが、実際に距離を走ってみるとイメージとは違ってきました。
まず「重い」。
インソールがガッチリしているものほど重量があります。
僕が選んだ「SUPERfeet(スーパーフィート)」も例外ではありません。
「このシューズ、こんな重かったけ?」と思いながら走った記憶があります。
そして「痛い」。
インソールはアーチを固定してくれるものがほとんどです。
既製品のインソールはそのアーチサポートに慣れないと走っていて違和感や最悪痛みを感じと思います。
僕はそうだったので。
そのため、インソールを買ったり利用する時は注意が必要です。
■インソールに助けられたこともある
とはいえ、僕はインソールを全く使わないわけではありません。
今はジョグ用のこのシューズに「SUPERfeet(スーパーフィート)」を入れて走っています。
僕は調子が悪くなってくると「オーバープロネーション」といって、着地した瞬間に足首が大きく内側に倒れ込んでしまうようになります。
つまり故障しやすくなるんですね。
インソールはこういった故障につながりやすい走りのクセを直してくれるので、状況によってはありがたい存在となります。
この記事を書いている時は、足の状況が悪かったのでインソールを入れて走っているというわけです。
このシューズで早く走ることはないので重くなっても構わないし、自分のゆっくりペース(1km5〜6分)で走ることが多いので違和感を感じることは少ないです。
このようにインソールを利用して、状態を直していくこともできるのです。
ちなみに僕は状況がよくなるとインソールが邪魔になります。
その時はインソールを「SUPERfeet(スーパーフィート)」から先に入っていたメーカーインソールに入れ替えます。
■インソールの買い方と使い方
まず、インソールは「必要と思ってから買う」が俺流のインソールの買い方です。
店舗で購入する時、購入予定のシューズにインソールを入れて試させてくれるとことであればシューズと同時購入してもいいと思いますが、そうでなければ僕はセットで買うのをオススメしません。
シューズを履いてみて、「走りやすいけど・・・思ったより疲れる」とか「走りやすいけど・・・足が痛くなる」といった時に初めて別売りのインソール購入を考えてみるといいでしょう。
シューズメーカーは、足へのサポートはシューズのクッション性も含めシューズの一番地面に近い「アウトソール」という部分でするよう設計しています。
そのためメーカーのインソールはペラペラのものであることが多いのです。
まずはシューズだけ購入し、走ってみて、もう少しサポートが必要かなと思ったら別売りのインソールで補強するという考えでいるのがいいでしょう。
なお、別売りのインソールは基本的にメーカーのインソールと入れ替えますが、シューズにはメーカーのインソールが取れないものがあります。
軽量のレーシングシューズにこの傾向があります。
ご注意を。
もちろん、同じシューズを買い足す時は同時にインソールを購入してもいいと思います。
すでにそのシューズのクセがわかっているので。
そして、インソールを使っていくわけですが、僕が一番気をつけているのは、「メーカーのインソールは捨てない」ということです。
メーカーのインソールはシューズの形を正確に表しているので、インソーソールの形が合わなかった時はメーカーのインソールの形に合わせて形状を修正できます。
また別に買ったインソールではと走りにくくなったなと思ったら、すぐに入れ替えて、シューズメーカーが考えた設計に戻せます。
僕は自分の調子やシューズの特性に合わせて都度インソールを入れ替えているのでなおさらです。
インソールをうまく使って故障せずにランニングを楽しみたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。