作業療法士の国試対策に実際にやっていた勉強方法

こんにちは、作業療法士K(仮名)です。
今日は国試3ヶ月前の模試で合格点を出していた私の国試勉強のやり方について、紹介させていただきたいと思います。
就活の際に、今模試でどのくらいの点数が出ているのか、国試に合格するのは確実か、聞かれる場合があります。(実際に聞かれました)
そのときに自信を持って答えられるようがんばりましょう!
また、作業療法士の国試に限らず、理学療法士やその他の勉強でも応用できると思うので是非参考にしてみてください。

【目次】


①1日で覚えられる量を知る。
②1日の勉強のルーティンを作り、メリハリをつける。
③自分の苦手を知る。
④1週間を振り返り、良かったところと悪かったところを振り返る。


①1日で覚えられる量を知る。

1日でどのくらいの量を覚えることができるでしょうか?
それも正確に、持続して覚えられるような量。
私は1日A4用紙2〜3枚が限界でした。
私は記憶することがとても苦手だったので、解剖学などのただひたすらに覚えることが苦手で苦痛で仕方なかったです。思えば中学高校から社会の歴史や英語の単語を覚えることが苦手でいつも赤点ぎりぎりを取るような人だったのです。
そこで1日に本1冊をひたすら読み込むような勉強方法ではちっとも頭に入らなかったです。
みなさんは1日どのくらいの量を覚えることができますか?
まずそこを把握しましょう。

②1日の勉強のルーティンを作り、メリハリをつける。

みなさんは1日何時間集中して勉強できますか?
私は連続して集中するのは30分が限度でした。8時間勉強します!という人も8時間集中できているでしょうか?
私が国試勉強をしていた当時はスマホゲームやYouTubeが流行り、誘惑まみれだったのでメリハリがつかないことが多々ありました。
ではメリハリをつけよう!そう思ってもなかなか難しい。これが人間なんだと実感しました。
ではではどうすればいいの?ということですが


・朝と夕方に30分だけ集中して勉強してください。
・昼間は集中しなくていいので朝と夕方の勉強の準備をしてください。
・夜はさっさと寝てください。
この3点です。

まず、昼間ですが好きな音楽を聴いたり、友達と楽しくでもいいのでレポート用紙に今日覚えることをひたすらに書いてください。量は①で説明した量を書いてください。私の場合2〜3枚です。昼間はこれを用意できれば、好きに遊んで大丈夫です。夕方に脳が疲れないように、さらに気分転換になるように遊んじゃってください。
次に、朝と夕方は脳のゴールデンタイムなので、集中力がすさまじく出ます。この時間を利用し、レポート用紙に書いた内容をひたすら覚えてください。覚え方は黙読、音読、殴り書き、自分に合ったスタイルで大丈夫です。
最後に、夜はさっさと寝てください。国試が不安で眠れないこともあるかと思いますが、不安ならなおさらさっさと寝て、早く起きて勉強する方が効率出るので寝てください。

③自分の苦手を知る。

これを1番に書くべきだったかもしれません。
国試の過去問や模試をただひたすら解いて満足していないでしょうか?
これは実際に学校で言われたことですが、問題をみて、解答した後に少し手間ですが、その問題を自分で評価します。

例えば
問 次のうちハムストリングスはどれ?
1大腿直筋
2薄筋
3縫工筋
4半腱様筋
5梨状筋
という問題で。

ケース①
ハムストリングスは半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋なので、4番の半腱様筋だと確実に自信を持って言える!
→○とメモしてください。
ケース②
ハムストリングは大腿後面の筋肉のはず、、、1の大腿直筋は大腿四頭筋で前面だし梨状筋は臀部の筋肉。残る3つはいわゆるがそく。どれだったかなぁ?ハムストリングスはなんとなく半がつくのが2個あったし、4番かなー
→△とメモしてください。
ケース③
こりゃさっぱりわからない。ハムストリングスって何?適当にマークしとこ。
→×とメモしてください。

これを国試の過去問や模試を解くときにやってください。
その後採点をしてみて、振り返ります。

ケース①について
自信を持って解答して正解した→この問題や分野は得意です。
自信を持って解答して間違えた→1番最初に勉強してください。自信が持てたなら得意分野なはずで、それを勘違いして覚えています。すぐに修正して次は必ず正答しましょう。

ケース②について
なんとなく解答して正解した→あなたはこの問題を無意識で正答できる力があります。この分野を詰めればグッと点数が上がります。
なんとなく解答して間違えた→これも同様に詰めていきましょう。もし消去法で切った選択肢が答えだとしたらすぐに修正して次はこの選択肢を選べるようにしましょう。

ケース③について
これは正解でも不正解でもいいので、解答と解説をさらっと読みましょう。
はっきりいってこの問題に時間をかける必要はありません。
しかし、もしもこの問題の類似が頻出問題だとわかったらその時はこれが△になり、時間をとって勉強してみましょう。

自己評価をするかしないかで過去問や模試の価値が大きく変わります。
これをせずに自信のない問題を正答して勝手に得意だとか、一喜一憂するのは非常に危険で時間がもったいないです。
過去問や模試を有意義な時間にしてください。


④1週間を振り返り、良かったところと悪かったところを振り返る。

土曜でも日曜でもいいので、今週どんな勉強をどんな勉強方法で、どれだけ覚えれたか、またその勉強が楽しかったかなどとにかく振り返りましょう。
辛い勉強で身になっていない勉強を一生続けていては確実に落ちます。
逆にいい勉強ができていたのに、振り返らずにその勉強をしないのは非常にもったいないです。振り返り、良かったところと悪かったところをまとめて次に生かすようにしましょう。
②で黙読、音読、書き殴りと書いたのですが、これも人によって視覚優位なのか聴覚優位なのか、自分の得意と苦手があります。その自分の特徴を探るためにも、振り返りましょう。


作業療法士の国家試験対策の勉強方法4点紹介させていただきました。
私のnoteでは今後A4用紙1枚に覚えることをたくさん詰めたものを投稿していこうと思うので、また良ければみてください。
最初はPTOT共通の内容を投稿しようと思うので、理学療法士の資格を目指している方もぜひみてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?