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沖縄10日間1人旅①

1日目
那覇空港 13時30分着。
ロビーから外へ出る。
ムワッとした生暖かい空気。
暑すぎず寒すぎずの過ごしやすい気候だった。

ホテルチェックインのため、予約していたホテルに直行。
市内を巡回するゆいレール(モノレール)を使った。2日乗車券(1400円)というのがあったため興味本位で買ってみた。

牧志駅で下りると、ホテルへは徒歩1分。
目の前には国際通りがあるなど立地が素晴らしかった。

チェックイン完了後、荷物を置いて国際通りをぶらぶらすることに。
昼間はおじちゃんおばちゃんが多かった。
占いなんかも結構あったな。
脇道を覗くと、長年使われ薄汚れた暖簾や看板を構えるお店がひっそりと佇んでいた。
昼から飲んでる人たちも結構いた。
18時までせんべろとかね。
ちなみにせんべろとは1000円で酔えるくらい食べれるってこと。ドリンク3杯と一品とか。なかなかいいなと。

お腹が空いたところで本場の沖縄そばを探すことに。結局、国際通りのメイン通り沿いにあるお店に入ってみることにした。

時間は16時。店内には1人男のお客さん(常連さんっぽかった)が沖縄そばらしきものを食べていた。
店主のおばちゃんが「いらっしゃい」と水を1杯持ってきてくれた。
おすすめのメニューを聞くと沖縄そばか三枚肉そばだという。
「違いはなんだろう?」
店主曰く、肉の違いらしい。
「んー、とりあえず沖縄そばを食べてみねば」
ということで、沖縄そばを注文。
数分待つとそばが運ばれてきた。
すると、びっくり!
そばの上に三枚豚がのっていた。
店主は、「三枚豚も食べてみて」とにっこり笑ってサービスしてくれた。
来て早々沖縄の人の温かさを感じる。
幸福感に満ち溢れた状態でようやく一口。
初沖縄そば。
「沖縄っぽい味で肉肉しい」
アナウンサーがこんな食レポをしたら、視聴者はこう感じるだろう。「癖強い味なんだな」って。
その通り。
正直に言うと僕の口には合わなかった。
沖縄そばは僕の口に合わない。
沖縄の人は温かい。
初体験は生ぬるい経験となった。

その後ホテルに帰り一旦休憩。
これからの予定を「今」考える。(計画の無さ発動中)
5、6分考えた末、夜に首里城のライトアップを見に行くことにした。
すぐに、ゆいレールで首里駅へ。

首里駅到着後、首里城へは歩いて約15分。
昼の蒸し暑さとは異なり、涼しい夜風を感じながら夜道を歩いていると、首里城へ続く石畳の上り坂が姿を現した。
先日の首里城火災の影響で本殿には入ることができなかったが、周辺の道を散歩した。
ライトアップされた首里城は、人気が少なかったせいか、静寂で閑散としていて心落ち着く場所だった。
城周りを一周した後、城を後にした。

帰る際、首里駅へ向かう途中に母子でご来店したお客さんは割引するといった定食屋さんを見つけた。
離婚率が高く、ひとり親家庭の多い沖縄ならではの発想だと思った。
こういう助け合う精神(沖縄では「ゆいまーる」というらしい)は内地では薄れつつある感覚なのかもしれないなとも感じた。

それから、牧志駅に到着。
今日はたくさん歩いたのでホテルでゆっくりすることに。近くのドンキホーテ(ドンキホーテかーい)でオリオンビールを2種類買いホテルへ直帰。
今日はこれを飲んで寝よう。
こんな感じで沖縄初日は終了した。

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