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沖縄10日間1人旅②

2日目
6時起床。
今日の目標/沖縄南部をロードバイクで満喫する。
早速、美栄橋駅付近の自転車レンタルの店へ向かう。
そして、お店に到着。
小柄で坊主のメガネかけたおっちゃんが受付してくれた。
沖縄の人たちはみんな愛想がいい。
この旅を初めて2日目だがそう感じる。
ここのおじちゃんもそうだ。
初めて会うのに親しみやすい。
そんなおじちゃんに今日南部を1周したいと言うのを伝えた。
南部の地図を見せてくれて、平和記念公園は時間があるなら行ってみるといいと思う、とか、沖縄本土南端の方の海岸は人口で作られたものだから綺麗なのは綺麗だけどちょっと、、ねぇ、なんて事まで言ってくれた。
そんなこともあり、まず斎場御嶽を目指し次に沖縄ワールドを経由して帰るルートに設定した。約50キロあるそう。初心者にしてはまあまあかな。
ということで、ロードバイク、ヘルメット、カギを借りてスタートした。

沖縄は真っ直ぐな道が多い。
そんなこともあり、チャリで走るには道に迷うことなく走りやすかった。
今回で言えば331号線をずっと行けば、ある程度行けてしまった。
しかし暑い。ほんとに暑い。25度くらいかな。パーカーを着てスタートしたが走って10分ほどでパーカーを脱ぎ、半袖になった。

途中で安座間サンセットビーチに寄り道し、ようやく斎場御嶽に着いた。
森の中にある鍾乳洞や岩などで自然の中に作られた遺跡は、昔琉球民族が祈りを捧げるのに使っていたそう。
一番印象的だったのは氷柱のような鍾乳石から垂れた水滴が壺に溜まり、昔の人はその壺の中の水の量によって毎年の作物の収穫量を占っていたというものだ。
そんなことで当たるわけないやろ、と思いつつもこれを信じる人たちが昔はいたんだと思うと、今はいろんな情報が溢れているからデータなんかで判断することもあるけど、昔は神様や自然をより大切に扱っていたんだなというのを改めて実感した。(ほんまかいな)
よし、次へ行こう。(はい、行きましょう)
ということで、斎場御嶽を後にし知念岬に向かった。

知念岬は斎場御嶽のすぐ近く(500mくらいかな)にあった。
これまた、素晴らしい絶景。
太平洋を一望できる。
久米島も見えた。
水平線があれだけ長く見える場所はなかなかないだろうな。
そしてその後、またチャリに乗り沖縄ワールドを目指す予定でしたが、時間が思いの外あったのでその道中の奥武島を目指すことにした。

途中で新原ビーチにもよった。
ここが一番綺麗な海だった。
私の中では一番だった。
今のところね。
砂が真っ白。水が透明。
砂浜で1日中寝ていたい。そんな気分になるビーチだった。

そして、奥武島に到着。
橋を渡って島に渡るのだが、渡ってすぐの天ぷら屋さんに行列が出来ていた。
Googleさんで調べてみると、どうやらこの島では天ぷらが有名らしい。
他にも店があるということだったのでそちらへ向かった。
その名も、大城天ぷら店。
ここも、観光客や地元の人らしき人達で行列ができていた。
そして何より、注文の仕方が独特だった。
さかな
やさい
あーさ
いか
ちくわ
紅芋
というふうに書かれた紙に買う個数を書く欄があって、そこに鉛筆で個数を書いて渡すというものだった。
手作り感満載の注文用紙でなんかいい感じだった。(うん。なんかいい感じだった)
私は、さかな、アーサ、紅芋の3種類を注文した。
そして注文すると20番と書かれた番号札を渡される。
それから2.30分後。
やっとのことで、注文した3つの天ぷらが買えた。
2.30分。
天ぷら3つにそんなかかりますかね?
そんなことを思いながらも、まずアーサから食べてみる。
ん?
美味しい!!
パリッパリの薄い海老煎餅のような感じ。
次に紅芋。
これは、まぁすごい。
でんぷんぎっしり。
食べたら芋というよりでんぷんを食べてる感じだった。(私の口には合わなかった、ごめんなさい)
そして、最後。
さかなを食べると、ん?
注文間違えた?
カシワを頼んだっけ?
最初はそんなふうに思った。
が、食べ進めると蒸した魚を揚げたような感じで、ほんっとに美味しかった。
これは何個でもいける。
そう思えるほどだった。
食べ終えて見ての感想。
まず、天ぷら単品で持ち帰りの形で店ができるのがすごい。
そして、美味しい。
こりゃ行列できるわ。
そんな感じでした。
この後、天ぷら3つじゃお腹が膨らまなかったので、もずくが食べられるという「くんなとぅ」という店に行くことにした。
すると、なんとその店はあの有名なプロ野球選手。
DeNAベイスターズの嶺井捕手の実家だったんです。
びっくりびっくり!
会計のところには山崎康晃選手とかのサインもあった。
まあ、それはいいとして(よくないけど)
そこのお店ではとにかくもずくづくしのメニューがずらーっと並んでいた。
もずく入り沖縄そば。
もずく酢。
もずくの炊き込みご飯。
もずくゼリー。レモン味
全てのメニューにもずくが入っていた。
いやー、とにかく美味しかった。
沖縄そばちょっと苦手だったんですけど、もずく入れると肉独特の臭みを中和してくれて食べられました。
あと、炊き込みご飯。
これはほんとおすすめです。
沖縄に来た時はまた食べたい。
そんな感じのお店でした。
ごちそうさまでした。

そして、サイクリングへ戻る。
最後に沖縄ワールドへと向かった。
高低差が激しかった。
その印象が強い。
沖縄ワールドに到着。
一人でテーマパーク。
なかなか恥ずかしかった。
まぁそんなこと気にしてもしょうがない。
というわけで入場券を買い、入場。
まず初めに玉泉洞へ向かった。
玉泉洞とは、鍾乳洞のことでそこに入って散策することができた。
30分くらい歩く感じで、鍾乳石が上から下から生えていて神秘的な感じだった。
それぞれの鍾乳石に名前がついていて、神様のような扱いなのかな。
その後は沖縄の伝統文化に触れるコーナーに行った。
三線や、琉球着物、シーサー作りなどが体験できるコーナーだった。
その中で琉球着物を着てみることにした。
なぜなら、一番面白そうだったから。
着物を着て写真を撮ってもらうコーナーだった。
頭に冠のようなものをつけて、どこかモンゴルのチベット民族に似ている感じもした。
写真を撮ってもらい、とても楽しい時間をすごせた。

と、いうことで今日のイベントはこれで終了。
あとはチャリで帰るだけ。
帰り道は下りが多く、行きは4時間ほどかけてゆっくり行ったところを1時間ほどで帰ることができた。
想像していた以上に高低差があり。
尻、腰パンパン。
それに加えて沖縄の日差しを浴び、腕、顔、真っ赤っか。
今日も充実した1日でした。

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