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パーマカルチャー塾17期始まりました

雪が降って庭は真っ白です。でもみんなの情熱であっという間に溶けてしまいました。

緊張を解き解すゲーム 会話をせずに北から来たところ順に並びます。遠い人は大阪から来ていました。

その後簡単な自己紹介 パーマカルチャーてどんなイメージ? 各自で発表します。

シャンティクティのパーマカルチャーツアー

以前のレポートをコピペ

森は生態系の豊かなところ 日本人の暮らしを世界中の人がすると何個の地球が必要でしょう 
先ずこの問いかけからツアーが始まりました。
10個? 実際には2.5個が必要です。
私たちの豊かさは自然と第3国を犠牲にして今があるのです。
有限な地球の中で無限な経済成長を追い求めてきた人類 
もっともっとというモアーモアー教から 知足 足を知る タルタル教に移行を促せられました。

ルーフトップガーデン 屋根の上には麦が生えておりミントも残っていました。少しでも穀類自給率を上げよう?という試み 断熱と失われた緑を復元しよう。

玄関はカタツムリストローベイル玄関 ストロベールでできています。3匹の子豚の中で1番評価の低かったワラも土と重なり漆喰が塗られることでより強固に防水性もある建物となります。弱いものでもつながることによって今までにはない特徴が生まれます。1番評価の高かった煉瓦はヨーロッパの森林破壊に支えられてありました。

生かそう庫 捨てられるものを生かして作る建築
断熱材は畳 屋根の鉄平石は製品にならないもの 軽トラックに詰めるだけ積んで500円 柱は敷地内のものウッドマイレージゼロ
非電化冷蔵庫の断熱は畳と籾殻 電気を使わない非電化冷蔵庫ができあがっていました。
原理は夜の放射冷却を水に蓄えて利用するもの 夏が楽しみですね。
現在はリンゴや野菜が入っていました。
籾殻のボイラーも見せて戴きました。産業廃棄物の籾殻で給湯 暖房ができる優れものです。

パーマカルチャーは持続可能な 農的暮らしのデザイン 開発が進んだ1970年代オーストラリアで体型づけられました。自然へ帰れという反対運動でなく心地よい暮らしを提言しようということで生まれました。
今ではたくさんの人がパーマカルチャーの考えを取り入れて暮らしています。
キーホールガーデンや多様性のモデルのロックスパイラルガーデンが紹介されました。
ロックスパイラルガーデンを作ることがパーマカルチャーでなく パーマカルチャーを通じて日本の文化を再認識することが必要です。 雨水タンクやバイオジオフィルターもあります。

パーマカルチャーガーデンとして整備された庭はゾーニングといって建物 キッチンガーデン 畑 果樹 林と利用頻度によってゾーニングされています。
1ゾーンから5ゾーン 持続可能 多様性 調和 そんな心に自分自身が変わることが1番大切かもしれません。

ぐぐぐるグリル森の縁側 薪のシステムキッチン アースオーブンです。
2コのかまどで御飯 汁物ができて その廃熱がアースオーブンを暖めます。煙から木酢液が採れ 薫製器も煙突上部に置くことができます。排煙部分には銅パイプがまかれお湯を作り出します。
水は雨水が利用できるようになっていてお湯のタンクにも入るようになっておりオーバーフローは雨水タンクに入って食器洗いなどに使われます。
屋根はルーフトップガーデンになっていて雨水がとよによって集められます。
バイオジオフィルターの役割をルーフトップガーデンが持っています。
まさにピークオイル後の 薪のシステムキッチンです

アースシップの考え方をコンセプトデザインに 現地にあるものや使われない物で建築する 
曲線を使ったシードハウスづくり 
アースバックの基礎と畳ベールの壁 らせん階段で屋根に登れるようにして内部もらせん階段 半地下の室
屋根はルーフトップガーデンとしてキーホールガーデンを作る とんがり帽子は板葺き ドーマによる換気と採光
http://www.ultraman.gr.jp/perma/seedhause.htm
種バンク 
http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-category-63.html

・エコガーデンハウス
  ペチカタイプのロケットストーブ、温室、ロフト、雨天時の作業場、農機具置き場など これまたお得意の『多機能デザイン賞』受賞作品ですね (^u^)
http://shalomusui.blog90.fc2.com/blog-entry-1461.html

庭で飼われている日本蜜蜂 自然の恵みです。

ゾーンニング デザインされた自然農による畑

  草がいっぱいで土が見えない畑にビックリ仰天!
  自然循環の中に人が食する作物を植え、共生する行為は、とってもワンダフル!です
 
  自然農はのこぎり鎌とクワがあれば十分
  持ち込まない、持ち出さない
  足すのではなく引くことが大切  

パーマカルチャーでは『プロブレム イズ ソリューション』
     問題は解決だと言いい
  大問題ほど大きく変われるチャンスとして捉える
  
うまく行かないことはなぜ、うまく行かないか、学習する機会として捉える
  そして、うまく行くまで楽しくやり続ければ良いのだ
  
  早く自然農のある暮らしを始めたい、、、
   改めて実感した

  ケンさんの熱い解説は続く、、、

  川口由一氏の自然農のVTR http://www.youtube.com/watch?v=Lla3M7lH8XE&feature=related

一つひとつ、多くの人の思いと手仕事で作られた空間は
         とても心地イイ

さあ、みんなで実現しよう、地球ひとつで暮らす豊かなライフスタイルを目指して!
  そんな気持ちになった、素晴らしいツアーでした 

帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトは自然がもっとも素晴らしい教師であるといい 自然に直線はないとも書いている。
直線は人工的な風景である。
どうしても建築が味気ないのは直線だからであろう。
同じ事をフンデルトヴァサーが言っている。
有機的な建築は曲線なのかもしれない。
ガウディーの様な シュタイナーのような建築 曲線には直線にない優しさと美しさがあります。
ガウディーは「美しい形は構造的に安定している。
構造は自然から学ばなければならない」と、ガウディは自然の中に最高の形があると信じていた。
 今井兼次は碌山美術館を設計 日本にガウディーやシュタイナーを紹介している。
この今井さんが碌山美術館を訪れた折りににシャロムの建築過程を賞賛された経緯がある。
図らずもガウディーやシュタイナーと同じ目線で今回アースバックハウスを造れたことは嬉しい限りである

http://www.ultraman.gr.jp/perma/eathbachouse.htm

ティピ温室の作り方 ティピの建て方 大風が吹いて倒れてしまったティピを立て直しました。 まず3本の竹を縛ります。この縛る位置はビニールの幅に合わせます。ビニールの幅は3メーターなので3メーターの位置を縛ります。ロープは5メーター位のロープを使い一本足すごとに1周していきます。3本6本 12本で12周することになります。強く引くとまとまって安定します。余った端を竹に縛り付けます。竹は少し穴を掘って差し込みます。ビニールは3メーター×11メーター直径4メーター 5メーター50のところを縛り竹に縛って結び目に立てかけます ビニールを広げて入口を作り完成です。下は石を置いて風がはらまないようにします。

パーマカルチャーではアウトプットをインプットに 無駄なく利用するという考えがあります。
ゴミを処理して発熱 温室に使うというのは無駄のない方法です。堆肥もでき育苗にも役に立ちます。
春には肥料 育苗土もできますね。庭の落ち葉もきれいに片づきます。
段ボールコンポストの発展版の踏み込み温床ミミズコンポスト温室です。
冬加温しなくても発酵熱で暖まり信州の冬を乗り越えられればと思います。

今年畑が整備され マンダラガーデンやティピガーデン キッチンガーデン ロックスパイラルガーデン バイオジオフィルターなどとのつながりが生まれてきました。

ティピガーデン 竹を利用したティピ型の温室 春は温室に5月からは蔓性のものをはわせます。キュウリやヘチマゴーヤなど中の三脚で採ることができます。日陰では挿し木ができます。
 
コンポストトイレ  明るく清潔で循環のある快適なトイレを目指し作られました。
水洗トイレは私たちの目指した究極の快適なトイレかもしれません。ビルの30階でも快適に使えます。
でも便利さの陰には問題点もあります。
コンポストトイレは快適性は水洗トイレには落ちますが 水の無駄や処理施設等も必要なく循環が生まれます。
時間がたてば飼料として大地に帰すことができます。
今世界では水不足による飢餓が始まろうとしています。飲み水さえもない時代です。土地や畑があれば循環型のコンポストトイレも利用可能です。
便槽を空けてみました。便槽には木挽きぬかが50㎝ほど敷かれています。
ここにうんちやおしっこが落ちます。攪拌してやればにおいもなくなり微生物による分解が進みます。
木挽きぬかのにおいがむしろ心地よい空間を生みます。

エネルギー自給の試み 非常電源 コンポストトイレはソーラーと風力発電でまかなっています。

夕食はたみちゃんによるアーユルヴェーダ菜食の夕食
今が旬のワサビの御浸しもありました。

その後自己紹介グッツを紹介しながらの紹介タイム

ミカちゃんの初めてのパーマカルチャーが始まります。

パーマカルチャーて何

パーマカルチャー。どこか新鮮な響きを持つこの言葉は、パーマネント(持続的・永久の)、アグリカルチャー(農業)、カルチャー(文化)を合わせた言葉です。
1970年代、タスマニア大学で教鞭をとっていたビル・モリソンとデビット・ホルムグレンによって体系化された実践的な学問で、発祥の地オーストラリアでは学校教育にも取り入れられています。
生態系が持つ生産力を最大限に活用し、多種多様な要素を有効に配置すること。
生態系を成す一員として〈持続可能な〉環境を自らつくり出していくことが重視されています。

パーマカルチャーが生まれた背景には、カウンターカルチャー(対抗文化)やオルタナティブな道の模索、自然回帰に連なる環境保全の運動がありました。
近年ますます〈持続可能な〉社会の必要性が叫ばれるにつけ、パーマカルチャーデザイン(計画、企画、設計)は、個人や地域を中心に、行政や国際NGO団体の働きかけにより、世界に普及しつつあります。

日本においては、『パーマカルチャー』(農文協)が1993年に出版され、1996年に神奈川県・津久井郡藤野町にパーマカルチャー・センター・ジャパン(PCCJ)が設立されました。
実習や座学、また、海外のパーマカルチャーサイトやエコビレッジの見学ツアーなどを通してパーマカルチャーを学んだ人が、自分の生活に取り入れたり、塾やワークショップを開催したりして、草の根的に少しずつ広がりを見せています。
また、パーマカルチャーを用いた技術指導が、JICA(独立行政法人国際協力機構)により、ヨルダン農業省に対して行われました。

個人の視点で見ますと、個々人の自立と全体の調和を考えた新しい地域社会のありかたに対する実践と言えます。
が、日本においては戦後の高度経済成長の過程で失われつつある資源循環型の生活や地域経済の見直し、そしてそれらを再生、修復させることと言えるかもしれません。
そのためには、伝統文化や知恵を学び、自然界のしくみを観察し、さらに新しい知識を合わせて築き上げていくことが大切です。

パーマカルチャーは自給自足、自立を目指しますが、たんなる食糧の自給に留まらず、都市生活においても適用されます。
なぜならパーマカルチャーとは自分の生活、地域、環境全体に関わる生き方・暮らし方でもあるからです。
病院や薬に依存するのではなく自分で健康な身体をつくる(セルフケア)こと、地域・その他のコミュニティーに関わること。地域通貨(経済)、教育、建築、メディア(伝達)など、私たちの暮らしに密着しています。

循環を考え、自然エネルギーを活用したり、排出・廃棄されるものを再利用して、環境に対して負荷を少なくすること。
太陽や風のエネルギー、雨や水の流れや土など、自然の働きを十分に利用して機能させ、人の労力の流れを考えることで、無駄を省き、効率を良くします。都市でも、エネルギーを効率的に利用するための工夫はできるでしょう。

また、じっくり観察して、そのものの価値や役割を見つけることも重要でしょう。これらを工夫することは愉しくクリエイティブなことです。パーマカルチャーは、私たちの日々の営みに直接関わります。
シンプルに〈心地よい〉と感じる暮らしにシフトすること。暮らしの場を…、自分を…、意識してみることから”はじめの一歩”が始まるのかもしれません。

つながりのデザイン

ブランチ


後は編集中

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