たくぎヘッド3

まずは創刊のご挨拶なんぞ。


こんにちは、こんばんは、初めまして、ギタリストの鈴木健治です。

宅録ギター音質向上のためのオンラインマガジン「週刊宅録ギター」第一回ということで、簡単に自己紹介などしてみます。

鈴木健治 神奈川県出身 1968年2月18日生まれ。血液型はO。

職業は(ザックリと)ギタリスト。
主にスタジオレコーディングやシンガーのライブサポートなどでギターを弾いて来ました。又、編曲(アレンジ)、作曲、打ち込みもします。最近ではコンパクトエフェクターのプロデュースやマルチエフェクターのプリセットパッチ作成など、機材周りの仕事も多くさせて頂いています。簡単に言うとギターを弾くことを中心に音楽に関係するお仕事を幅広くさせて頂いている。といった感じですね。レコーディングでは(少なく見積もっても)1000曲以上の作品に、ライブでも沢山のアーティストのサポートでドームクラスからライブハウスまで参加させて頂いてきました。

ここで具体的に書くとそれだけでかなりの長文になってしまうので、興味がある方は僕のウェブサイトを御覧ください。自分が把握出来ている範囲で公開しています。

http://kenjisuzuki.net/about

と、まぁいわゆるアレンジや打ち込みもやるスタジオ系セッション系ギタリストと言って概ね間違いでは無いのですが、ここでは「ギターの宅録や音作りが大好きで暇さえあれば実験などに没頭してしまうギタリスト鈴木健治」として独自のノウハウ、音作りのコツ等を書いていこうと思います。このマガジン限定公開の音声や動画公開も予定しています。

何故に宅録ギター?

昨今のレコーディング事情から言えば、自宅でギターレコーディングするのはごくごく普通の事で、その音がCDなり配信なりで世に出るのも当然ながらよくあること。それくらい自宅でのレコーディング、「宅録ギター」の技術は極めて重要なスキルなのです。また、趣味でギターを弾いてる方が自宅で録音してみる、なんて事ももちろん立派な宅録ギターの仲間です。

あ、趣味でギターをやってる方にこそ、自分の演奏を録音する事を強くオススメします。今では一昔前ではとても実現出来なかったクオリティの録音が宅録レベルでも可能なので、自分のギターをレコーディングしてCDにしたり、ネットで全世界に配信、なんて事も全然夢ではありません。又、自分の演奏を録音して客観的に聞く事は演奏技術向上という意味でも効果大です。

宅録スキルまで含めてのプロ。

僕自身自宅でレコーディングする事は日常茶飯事でして、それが商品になるからには演奏内容は当然ながら、録音する音のクオリティ、ノイズは無いか、歪んでないか、データの形式は間違ってないか、、等々細心の注意を払って「宅録」を行っているんです。今や宅録音源のクオリティまで含めてのプロとも言える(ケースもある)ので当然の事ですが。

とは言え、我が家は普通の家ですし、本格的なレコーディングスタジオのような環境、機材など備え持ってはいません。そのような条件でもスタジオで録音された物と比べて遜色ないクオリティを目指しますし、それは僕には必要なスキルなのです。例えば大好きなアーティストの待望の新譜を購入して「このCDに収録されたギターは宅録なので音質の悪さはご了承ください」なんて書かれていたら、「了承?出来ねーよ」ってなりますよね?ちなみに本格的なレコーディングスタジオ並の環境、機材を揃えたら普通の一軒家とかサクッと買えちゃうような資金が必要になります。機材メンテ含め維持費だってかなりの金額になるでしょう。

そこを何とかするのが宅録ギターの醍醐味。

上に書いたように我が家は普通の家なので、商品クオリティのギターレコーディングをするにはそれなりなスキルやノウハウが必要です。簡単な例ですと例えば普通の(シミュレーターやデジタルものでない)ギターアンプはそれなりに大きな音を出さないと真価を発せられない作りになってるのですが、宅録でギターアンプの爆音が出せてなおかつクリアでノイズレスにレコーディングする事は極めて困難な事なのです。防音、吸音、マイキングやモニタリングなんかもかなり大変です。と言うか普通の家ではかなりの難儀と言えるでしょう。その不可能そうな事を可能にするのが宅録ギターの醍醐味なのです。その具体的な手段や知って得する様なノウハウなんかもこの「週刊 宅録ギター」で書いて行こうと思います。アンプシミュレーターの上手な使い方や、実際のアンプから出る音を宅録でも上手に録音する方法など、知りたい方も多いのでは。僕も10歳でギターを始めて20歳でプロになり、かれこれ25年以上仕事でギターを弾いて来たので、実際の経験と独自のノウハウは沢山ありますので。

とは言えノウハウだけじゃいいもの作れません

当然ながら人が行うことなので、宅録ノウハウだけで良い音楽が作れるなんて事はありません。何故そうするのか?もしくは何故そうでなければならないのか?これじゃ何故ダメなのか?等、考える事も当然必要になります。そこには一見宅録ギターに直接関わらないような話題もあるかもしれません。職業としてのミュージシャン、趣味で楽しむ愛好家、それぞれ立場は違えど良い音楽を演奏したり録音したり、自分の音源を残しておきたい、と考える事は同じと言えるでしょう。

心地よい音楽ライフ、ギターライフのヒントになるような事も自分なりに書いていこうと思います。

「週刊宅録ギター」というタイトルのオンラインマガジンではありますが、それに繋がる又は付随する様な内容も取り入れて行きます。いずれやりたい事も沢山あります。例えば対談形式の記事とか、、。とにかく僕も(きっと多くの方も)大好きな「安いけどいいもの」を目指します。間違っても「安かろう悪かろう」にはならないように。

そんなわけでオンラインマガジン「週刊宅録ギター」はこちらからどうぞ。






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