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ロールモデルの見つけ方

皆さん仕事をしていると思いますが

ロールモデルはいるでしょうか?

「ロールモデル」とは、自分にとって、具体的な行動や考え方の模範となる人物のこと。 人は誰でも無意識のうちに「あの人のようになりたい」というロールモデルを選び、その影響を受けながら成長するといわれます。

自分の周りにいる先輩や同僚に

ロールモデルを見つけることは難しいのではないでしょうか?

もちろん

そんなもの必要ない人もいるだろうし

必ずしもないといけないものではない

しかし、

従業員を教育したり、目標を決めたりするときに

ロールモデルはあったほうがいいのかもしれません

なぜなら

具体的にイメージすると

自分に足りないものや行動が明確になるし、

何かあった時に「この人ならどうする?」という目線で考えることが

できるようになる

そんな、模範のような人がいれば会社にとっても

その下で働く人も

魅力的になっていくのでしょう

しかし、

実際どうでしょうか?

今に時代なかなか難しいのではないでしょうか

昔は

自分が美容師になった時

20年前はもちろんインターネットもありませんし

携帯電話はガラケーで

世の中の情報はテレビで知るくらいでした

ちょうど

カリスマ美容師ブームのころで

美容師のテレビ番組があったり

ヘアショーがテレビのニュースに取り上げられ、

なりたい職業に「美容師」がランクインしていたほどでした

もちろん教育もそこまでしっかりしてはいなく

「見て覚える」や「見て盗む」などといわれた時代でした

当時の先輩方も技術志向の美容師で

すごくこだわっていましたし

勉強会なども盛んにおこなわれた時代でした

当時は東京の美容師にあこがれるより

目の前の先輩がかっこよく見え

「この人のようになりたい」や

「この人よりうまくなり売り上げも越えたい」という

思いがありました


今はどうなのか?

自分が感じることは

きっと「この人のように」は難しいでしょう

なぜなら

①働き方の多様性が生まれているから

②職場以外の情報を簡単に見れるから

③美容に対するモチベーションが落ちている人が多いから


①働き方の多様性が生まれているから

多様性といっても

自分は難しいことはうまく説明できないけど

感じることは2つ


1仕事に対しての考え方が違うこと

優先順位というか

そんなものが明らかに違うと感じる


2美容師としての考え方が違う

様々な技術を勉強したい、接客なのか、今のままでいいのか、

撮影をやりたい、セットをうまくなりたい、SNSを頑張りたい

経営を勉強したい、教育、マネージメント、ヘッドスパ、

昔よりも学ぶものも多いし

進むべき道が多くなった気がします

また、各メニューごと(カットやカラーやパーマやストレートなど)に深みを増しているので

学ぶことも終わらない

この人のようにとマッチすることが少ないと感じる


②職場以外の情報を簡単に見れる

Instagram開けば

トップの美容師の活動や技術に触れることができる

悔しいが自分たちよりもうまい

美容師として

うまい人にあこがれるのは当然

そんな人たちが昔よりも身近に感じる

昔は業界紙で見ることぐらいだったので


③美容に対するモチベーションが落ちている人が多いから

これは人によるのだが

特に30歳を超えてくると

美容に対するモチベーションが落ちてくる

新しい技術や勉強をしなくなっていく

また勉強内容も変わってくる人も多い

また、身体も疲れやすくなったり、結婚や子育てで時間が取れなくなり

美容のことを勉強しなくなっていく


そのような理由を考えつつ

このロールモデルは難しいのか?

具体的にどうすればいいのか?

一人の人間に多くを求めない

ロールモデルは

人格がよくて、仕事もできて、早くて、など

完璧な人を考えてしまいがちである

だから、自分も「そんな人はいない」と思ってしまう

でも、

この人のここの部分はすごいというものはないだろうか

一人の人間を決めるのではなく

一人一人の優れた部分を手本にしてロールモデルを作っていくといい

のではないか

あの人の資料の作り方はすごい

あの人の伝え方はうまい

あの人の努力はすごい

このように

人それぞれの優れたところを手本にTTP(徹底的にパクる)と

成長も早い

また、優れたところを探すと

人のいい部分に目が行くようになる

そして、

人間関係もポジティブになるし

自分にとっても

プラスになるだろう

こんな風にロールモデルを一人に決めずに

複数の人間を組み合わせて

作っていくといいのではないだろうか

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