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お話とかなんか

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記事の息抜き日にお話とか書いたものを集めました。
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記事一覧

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (終)

(前回) * * * * * 林檎の王様 とっても笑顔 餅に感謝を述べていた 「お前が紙…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (10)

(前回) * * * * * かすれた笑い含ませて 「ボクの願いを叶えたのだね、ありがと…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (9)

(前回) * * * * * 餅は未だ 森の中 紙の住処 家の中 友たる紙は ちっとも帰…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (8)

(前回) * * * * * 林檎の王様 考えて 紙の魔女に 問いかける 「ところで…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (7)

(前回) * * * * * 林檎の王様 眉ひそめ 懇願 てのひら 合わせて胸へ 紙の魔…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (6)

(前回) * * * * * 真っ赤な国はお祭り騒ぎ 赤だけなんて愛さない 真っ赤な国は…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (5)

(前回) * * * * * 林檎の王様 ご機嫌よろしく 城の窓から 赤青染まった 町を見て 頬をぷくぷく ならしている 林檎の王様 落ち着かず 城の窓先 まだ見ぬ色が 加われば どんな景色に変わるだろう * * * * * 王様ギャフンと言わせず物足りず 滞在続ける 紙の魔女 あくる日 チャンスが降ってきた 王様からの 唐突 呼び出し 友のためにと すぐさま承諾 何かあったにちがいない そうだ、ちがいない * * * * * 紙の魔女を目の

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (4)

(前回) * * * * * ざわぞぞ ざわぞぞ 大変だ 真っ赤な国に白が在る がやひそ…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (3)

(前回) * * * * * 「餅よ。今日は如何様で?」 親しげ話す 紙の魔女 餅はまっ…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (2)

(前回) * * * * * 「林檎の王様、あなたはほとほと勿体ない」 「はて、勿体ない…

【物語】 林檎の王様と真っ赤な国 (1)

誰が言ったか。 何処で言ったか。 いろどり山のその向こう クレヨン町も越えてった キャン…

【詩】 地球の声

シュオー シュオー 地球は呼んでいる コココココ コココココ 地球は鳴いている カラカラと …

【掌編小説】 夢見る少年

夢見る少年はいいました。 「自分の力で、世界中の人間を幸せにしたいんだ」 けれども社会で…

陳腐な文に描写を加えて喜怒哀楽をつくる

こんにちは、世一です。 今日はサボr——いえ、息抜きに自分の好きなことをして遊びたいと思います。 まずは適当に起承転結のある文章を書きます。 起 少年は家を飛び出した。 承 少年は一人で夜の住宅街を彷徨う。 転 少年の前に一匹の猫が現れた。 結 少年は猫を見ると家に帰った。 これに設定や描写を追加して喜怒哀楽の雰囲気を出します。 描写と、いかに簡潔に書けるかという訓練です。 それではスタート。 「喜」少年は部屋着のまま家を飛び出ようとした。 「待ちなさい!