リクルートパンフレットにおける多様性(兼業主夫パパ 共働きシリーズ)
皆さん、こんにちは!兼業主夫への道を邁進する兼業主夫パパです!毎回、共働き家庭の家事・育児が円滑にいくために夫(パパ)が実践したほうがいい事をなどを紹介しています!
子どもの夏休みが始まって2週間弱、いよいよ中盤戦ですね!
お弁当作りの具材準備を怠らない様に気を付けている今日この頃です。
今日は、企業のリクルートパンフレットにおける多様性について物申すという内容です。
1,リクルートパンフレットにのる人
皆さんが何か企業に所属している場合、自社のリクルート用のパンフレットを見たことありますでしょうか?
そもそも採用に関わっているかた(例えば人事部所属の方)ならば毎回目を通していると思いますが、多くの人にとってはそこまで気にされていないと思います。
そもそもリクルート用の資料なので、入社した人達には関係ないケースが多いですしね。
私が所属している業界では、多くの従業員がリクルート活動に携わっています。
私もシンガポールから帰国後は毎年、リクルート活動に少なからず関わっています。
活動に関わるようになってからは、採用パンフレットに目を通すようになりました。
そして、あることに気づいたのです!
毎年同じようなバックグラウンドの方が特集されている事を。
私が所属している会社の場合では、海外駐在経験がある人、特殊技能(もしくは経歴)を持っている人、女性でバリバリ活躍している人、という3人が多いイメージです。
2,そもそもリクルートパンフレットに載せたい人とは?
そもそも、リクルートパンフレットに企業側が載せたい人ってどんな人なのでしょうか?
それは、簡単ですね。
企業側から見て、従業員になってほしい人物像の方です。
「弊社に入った後は、こういう人になってほしいです」というモデル像のような人をパンフレットで出演してもらいます。
まさに理想的なケースの人をパンフレットに載せることにより、これから自社を受けようとしている人に対して、将来像を提供する事を想定しているのです。
その結果、うちの会社の場合では、海外駐在経験がある人、特殊技能(もしくは経歴)を持っている人、女性でバリバリ活躍している人が毎回特集される事になるのです。
3,就職(転職)活動をしている人はパンフレットから何を感じるか?
では、今度は逆に、このパンフレットの対象者である、就職活動(あるいは転職活動)をしている人は、企業のパンフレットから何を感じ取るのでしょうか?
もちろん、パンフレット内で紹介されている人が、まさにその会社で求められる人物像である事を理解する事が出来ます。
一方で、そのようになろうと思っていない人から見ると、逆にマイナスのイメージを持つという事を実際の当事者から聞きました。
実は、これって非常に根深い問題だと思っています。
4,今後日本は間違いなく若い人が足りなくなる
私がここで、ドヤ顔で記載するまでもないですが、今後日本では絶対的に若い人が不足していきます。
つまり新卒採用を主とする日系企業においては、採用活動が非常に難しくなるという事です。
企業は優秀な人(あくまでもその企業にとってという意味です)の確保だけではなく、長期的に自社で働いてくれる人の確保が重要な課題になると考えています。
その中で、誤解を恐れずにいうと、現在のある意味ステレオタイプなキャリアモデル像だけでは、企業の存続性が危ぶまれると感じています。
5,リクルートパンフレットでも多様性が必要
では、どのような人をリクルートパンフレットに掲載すればよいのでしょうか?
例えば、
・女性で家庭を持ち、そして子育てをしながらも、長い期間企業で生き生きと働き続けている人
・男性で育児休暇や時短を活用しながらも、様々な職種を経験出来ている人
などを掲載すべきであると思います。
昇格のみを目指すロールモデルだけではなく、個人が生き生きと働き続けらること自体に価値が置かれている事を広く示す必要があります。
このようなロールモデルの人をパンフレットに掲載することにより、就職活動中の人にも、会社の多様性が伝わり、それが将来的には組織風土となるのです。
従業員の多様性は、リクルートパンフレットに掲載する人の多様性から
という事を是非皆さんにも伝わってもらえればと思います。
それでは今日はこの辺で!
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