見出し画像

OKRをスムーズに導入するための5つのSTEP

OKRとはどういったものなのか、そして様々な優良企業においてOKRがどのようにして機能しているのかを理解した後にとるべき次の行動はビジネス全体にOKRを導入し、それを活かすことです。

OKR詳細についてはこちら↓

この記事ではOKRをスムーズに導入し、最高の結果を残すためのステップを紹介していきます。

HiManagerに無料お問い合わせしたい方はこちら↓

スクリーンショット 2021-03-03 9.48.25

STEP1 :経営陣の賛同を得る

新しい取り組みを始める際、誰かの賛同を得る為にはその取り組みがその人の生活や仕事を楽にするということを示すことが最も有効な方法です。

経営陣が新しく提案された目標設定戦略に対し質問や懸念を持つことは決して珍しくありません。

提案する際には次のことに重点を置いて彼らの質問と懸念に対応すると良いでしょう。

✔︎経営陣に新しい取り組みを提案しているということはそもそもこのような会話をしていることに理由があるということ。
それのみではなく、目標設定のフレームワークの採用は会社の将来を見据えたものであるということを経営陣には念頭に置いておいてもらう必要があります。即時的にも長期的にもプラスの効果をもたらすことを理解してもらいましょう。
✔︎どのようにしてOKRがビジネスに役立ち、会社の目標へのプロセスを導くのか。
まずはそれぞれのチームのリーダーがチームの進歩や成功をどの程度、どのような方法で把握しているのかを問い、この会話を機にOKRがチームの努力と会社の最大の目標を自然と結びつけることを可能にするという事実を説明しましょう。
✔︎OKRの使いやすさ
ここではOKRを導入することが負担になるのではなく、リーダーの負担を減らし、対処すべき事項を簡単に発見、確認できるということを強調すると良いでしょう。また、OKRの導入には高価な努力は必要ありません。Microsoft ExcelやGoogle Docs、またはHiManagerのようなシステムを利用することで容易に導入可能なことも重要なポイントです。
目標を明確に書き留めておくということが目標を達成する上で重要であるということは研究結果からも示されています。
✔︎OKRが従業員の自律性を育てるということ。
OKRの導入、適切な使用により従業員は自分たちの努力が会社全体のビジネスのために報われているという証拠を得ることができます。
その結果、従業員に反応的ではなく、積極的に前向きで戦略的な思考を促すことを説明すると賛同を得やすいです。

STEP2 :会社のOKRを設定

画像2

このステップではリーダー達がブレインストーミングで年間最大5つの会社のOKRを特定します。

そして次の四半期のOKRを絞り込みます。OKRを設定する際には以下のポイントを頭に入れておくと効果的です。

このステップの最終地点は特定したOKRの会社中へカスケードする方法の決定及び共有までです。

✔︎非現実的なOKRは避ける。
会社か継続的にOKRを下回ることは従業員を失敗に陥れ、従業員の士気が下がることにつながります。
達成可能かつ積極的な目標をバランス良く設定しましょう。
✔︎OKRのインスピレーションをどこから得て良いのかわからない場合は、会社全体の目的、現在の課題をもう一度思い出す。
OKRの専門用語を取り入れることが欠かせないとわけでは決してありません。日々の取り組みをもう一度遡ることがブレークスルーになるかもしれません。

STEP3 :試運転

スクリーンショット 2021-03-03 15.36.57

会社全体への導入前に経営陣とリーダー陣のメンバーでロールアウトすることがプラスに働くことも少なくありません。

これは経営陣の賛同を確たるものとします。また、問題が発生したとしても従業員が参加する前に解決できます。

より広いチームに展開する前にリーダー陣が一度経験を積むことで次のステップの際の模範となることができます。

STEP4 :会社全体へ展開する

最初の導入が全従業員の賛同を得るための鍵です。STEP1と同様、従業員からの質問や懸念事項にも対応が必要です。
会社全体への展開の際、以下のことに重点を置いてアプローチしましょう。

✔︎OKRの仕組みを正確に理解してもらうこと
OKRが社内でどのように機能するのか正確に示す独自の資料などの作成が役立ちます。
また、学びの途中でこれが絶対的なものではなく、変更しても構わないという流動性を伝えることも重要です。
✔︎目標の設定はトップダウンのアプローチで行う。
チームや従業員には組織の核となる目標を中心とした目標を設定してもらうべきです。そのために欠かせないのは組織全体に会社全体の目標が伝わっていることです。定期的に会社の状況を共有する旨を説明します。

STEP5 :確認と継続

最終確認として、個人の目標が会社全体としてのビジネス成功と戦略にどのように結びついているのか、そしてそれを全従業員が理解していることを確認してください。

そして決してセットアンドフォールドに陥らないよう、定期的な進歩状況の確認を継続しましょう。

成功は、現実的かつ挑戦的な目標の結果となって現れます。
このガイドがOKRをビジネスに導入する際及び、読んでくださった方々の
成功へのプロセスのお役に立てれば幸いです。

OKRの理解を深めたい方はこちら

OKRの概念的理解から具体的な事例までを網羅した全35ページのパーフェクトブックです。以下のリンクからダウンロードください!

・・・
ハイマネージャー
OKR1on1フィードバック人事評価などハイブリッドワークのマネジメントに必要な機能が全て揃ったピープルマネジメント・プラットフォームHiManager」の提供、及びマネジメント人事評価に関するコンサルティングを行っています。

ハイマネージャーへの無料お問い合わせはこちら