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1年目の「苦悩」を経て…「OKR2年生」のマネーフォワードが「ビジョンを追い求める組織」を創りあげるまで。

「定性目標を立てる」というOKRの特徴を生かし、「組織のビジョンを浸透させる」方法として、OKRを導入する企業があります。

その一つが、株式会社マネーフォワードさんです。

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マネーフォワードさんのミッションは、

お金を前へ。 人生をもっと前へ。

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しかし、クラウド経費本部という法人向けの経費精算サービスの事業部長である今井義人さんは、葛藤を抱えていました。

事業部を作る時に、会社のミッションに共感したメンバーが集まっていました。しかし、事業部としてのミッションを考える時に、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」という会社のミッションと、僕らの法人向け経費精算サービスって、リンクするのかな?というモヤモヤとした気持ちを抱いていました。

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株式会社マネーフォワード クラウド経費本部 本部長 今井義人さん

そこで、事業部としてのミッションを策定することを決断します。メンバーの意見を募り、ディスカッションを重ねて、クラウド経費本部としてのミッションを策定。それが

「人に豊かなワークスタイルを提供する」

というものでした。

経費精算は無駄な時間だと思っています。従業員1人当たり1時間くらいかかっているんですよね。その時間を限りなく0に近づけたい。そうすると時間が浮きます。

その時間を、もっと大事な仕事に充ててもいいし、自分のキャリアアップ・スキルアップのためにつかってもいいし、帰って家族との時間にしてもいい。

つまり、自由に使える時間を増やすことで「選択肢を提供する存在」でありたいなと。

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しかし、事業部としてミッションを策定した先に、壁が待ち受けていました。メンバーが増えてくるにつれて、ミッションが曖昧になり始めたのです。

一回ミッションを決めて、満足してしまったところがあって。

ミッションを決めた当時にいたメンバーは納得感を持っていたんですけれども、メンバーが増えることに合わせて、ミッションを浸透させていくことができていなかったんです。

2年前くらいから、そのことを感じ始めました。ミッションがチームに定着していない状態が嫌だったんですよね。

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ミッションをどのように浸透させていけば良いのか…そう考えていた時、OKRを導入するという選択肢が現れます。

1年前くらいに、社内で「OKRやるぞ」という機運が高まってきて、クラウド経費本部でもOKRを導入したいと思いました。ミッションを定着させる補助輪として使いたかったんです。

Objectiveには事業部のミッションをそのまま持ってきて、OKRをスタートしました。

しかし、OKRを導入した1年目は運用の難しさに直面します。OKRそのものへの理解と、OKRを導入する意義を浸透させることに苦戦していました。

OKRを始めた時も全員と1on1して「OKRってこういうものだよ」と説明してまわったんですが、やっぱりその説明1回だけではなかなか浸透はしなくて。

それに、社内にはもちろんいろんなタイプの人がいます。OKRに関する理解もメンバーによって差があったり、チーム全体に浸透させる難しさを感じました。

しかし、「OKR2年生」になった今年、クラウド経費本部のミッションが浸透していることを徐々に感じ始めているそう。

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そしてこの度、特別企画として、OKRを浸透させてから、さらにミッションが浸透するまでの過程をお話いただくイベントを開催します!

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組織にミッションを浸透させるために、どのようにOKRを運用してきたのか、お話して頂きます。奮ってご参加いただけますと幸いです!

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