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若者がテレビを離れる理由

皆さん、おはようございます。

今日は、若者がテレビを離れる理由のお話です。

結論から言うと、若者がテレビを離れる理由は、テレビに信用がないからだと思う。

若者のテレビ離れという記事を目にした。
読んでみると、某芸能人がそのことを分析していた。
その芸能人の分析によると、若者は、いろいろ考えられて作られたテレビ番組より、私生活をありのままに伝えるようなYouTubeの動画に興味があると。
例えば、モーニングルーティーンやメイク術といったたぐいの動画である。
つまり、いろいろ考えられたものよりありのままが受け入れられていると分析していた。


しかし、僕は、そう思わない。
問題なのは、どんな番組かではない、信用がある番組かどうかである。


例えば、大物司会者に意見を合わせる若手、何を食べても美味しいと言うグルメリポーター、普段乗っていない車を宣伝する俳優、使ってもいない化粧品を宣伝する女優など。

若者は、そういう嘘を見抜いているのだ。

そんな、嘘ばかりを並べたテレビに信用や魅力があるはずもない。

逆に、YouTubeの世界は、ありのままであり、真実が流れている。
勿論、全てが真実というわけではないだろうが。
朝や夜のルーティーンを紹介した動画、普段使っているものを使ってのメイク術の動画。
これらは、すべて、真実である。

テレビは、スポンサーの広告費を収入としている以上、スポンサーに忖度した番組を作らなければいけない。
しかし、YouTubeは広告の再生回数に応じてお金が入ってくる仕組みなので、スポンサーに忖度する必要はないのである。
例えば、コカコーラの社名の入ったフィルムを剥がす必要は無いのである。
他にも、スポンサーにガス会社が入っているから、電気コンロを使わないテレビの料理番組とは違い、ガスコンロを使おうが、電気コンロを使おうが何でもいいのである。

そして、YouTubeには、自分と同じ無名の若者が、嘘偽りのない自分を表現し輝いているのだ。
そこには、夢や希望や憧れといったものも見ることができるのである。

そんな世界に、嘘にまみれたテレビが勝てるはずがない。

先日の記事、徳川家康とスマホとタピオカを持つ若者に学ぶにもよく似たことを書いたが、今の若者は、スマホが使えるのが当たり前なのである。
今までは、テレビを支えてきたのは、スマホが使えない人達である。
でも、もう時代は、スマホを使える若者の時代である。
スマホでYouTubeの見ることができる若者が時代を作っていくのである。
その若者を理解し尊重できないテレビのようなところに未来は無いのである。
そして、今の若者は、信用できるものに、より価値を見出しているように思う。
これから、信用というものが、どんどん価値をなす時代になっていくだろう。
信用というものは、築くのは大変だが、失うのは一瞬である。
僕も、そのことは、身をもってわかっているつもりである。


僕も、若者がテレビから離れたように、社会から離れられないように、信用を築き続けなければいけない。


次回は、楽しく生きるために脳内環境を整えるのお話です。


それでは、いい1日を。

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