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雨の日、外出自粛宣言が出ている中での土曜日

読書しかありませんね・・子供がもう少し静かであれば・・祈

さて本日は「知的再武装」佐藤優さんと池上彰さんの書籍レビューです

ともに≪知の巨人≫と言ってもよいくらいのお二方が様々なテーマで語った内容でとても読みやすいものでした。その中でいくつか気になったものをあげておきます。

1.根っこがあるところで勝負する。何を諦めて、何を伸ばすかを見切ること。大人は好きな勉強だけすればいい 

よく言われることだと思います。この書籍は45歳以上をターゲットに書かれていますが、だからこそこうしたことが必要になるのではと思います。「自分の限界を知ること」が重要で長所を伸ばすことが必要と説かれています。一方で45歳までは新しいことを積極的にやったほうがよいとも言われています。全てを満遍なくというよりは、比較的知識があり、好きなこと、得意なことをターゲットに勉強すれば当然人との優位性は高まります。時間は限られています。その中で自分はどうすればよいか改めて感じました。

2.図書館で借りるのではなく、お金を出して本を買う。フリーで手に入るものは身につかない

これもよく議論されますね。買うのか、借りるのか。私も本は借りるのが面倒なこともあり、買うのがスキです。そのことによって何がよいか。当然何か吸収しようとする一方で、読み返しができます。大分前に読んだ本でも、ふと気になることが出てくると、読み返すことが幾度となくありました。これは、借りた場合にはできないことであり、借りて読み返そうとするとその時の気持ちが失せてしまうのは目に見えています。

また有料で手に入れた教材は必ず何か吸収しようとする一方で、無料で手に入れられるものは大体見ない。グサ・・そうだよね・・

最近MBさんのyoutubeチャンネルでも同じようなことを言っていました。メルマガ発行の際に、有料にする理由は、膨大な文字数を吸収して自分のものにしようとするからだそうです。

無料で得た情報は有料で得た情報より劣るのではなく、自分のものにするかどうかなのですね。佐藤さんの語学の学習などもこれに絡めて語られていました。

3.まずは本棚を買う。落ち着いて勉強できる場所を確保する

環境にお金を使いましょうという内容です。このお二方の立場では当然なのでしょうが、池上さんなんかは新幹線移動の際は当然グリーン車を敢えて使うようです。なぜかというと読書を効率的に行えるからだそうです。ゆったりとした車内で、知り合いが居てもお互い暗黙の了解があり、簡単な挨拶程度で終わるからというのも理由です。

また、かつてはラスベガスに飛んで(カジノがあるため、高級ホテルが安い&カジノで食事など出来るため)部屋に篭って原稿を書いていたこともあるそうです。自宅以外で自分が集中できる場所を見つけることが大切ですね。

4.午前中は知的インプットの時間に当てる。午後はアウトプットなり身体を動かすことをする。

科学的根拠もあり、優秀なビジネスパーソンは朝型というのを象徴する項目です。佐藤さんは新聞の電子版が更新される少し前の4時45分起床だそうです。その後は様々な原稿を書いたり、朝は最も効率的に脳が働くことを象徴したような働き方の一部が記されています。

他にも第5章では「いかに対話するか」という題目で書かれている箇所もありましたが、こちらはこれから読もうと思っています。

決して難しい読み物ではなく、細かく章が分かれているので気になった部分だけ読むにも十分価値はあると思います。

おススメの1冊です。

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