[マーケット考察] 2021.5.8

米国株式相場は、5日続伸。ダウ平均は229.23ドル高の34777.76ドル、3日連続で史上最高値を更新した一方、ナスダックは119.40ポイント高の13752.24で取引を終了。ナスダックは最高値まで3.23%に迫った。

週間では、ダウ平均が2.67%高と3週ぶりに反発し、S&P500は1.23%高と2週続伸、ナスダック総合は1.51%安と3週続落。

年初来では、ダウ平均が13.63%高、S&P500が12.69%高、ナスダック総合が6.70%高となりました。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3523万株減の9億1904万株。

-注目の雇用統計では、非農業部門雇用者数(市場予想:97.8万人増)が26.6万人増とを予想を大きく下回り、失業率は3月の6.0%から6.1%(予想:5.8%)に予想に反し上昇。雇用者数の伸びが予想を大幅に下回ったため景気回復期待が後退し、寄り付き後下落。

-然し乍ら、同時に、連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の早期打ち切り・縮小への警戒感が後退し、株価は上昇に転じた。

-債券市場では、10年債利回りは一時1.469%と3月4日以来の低水準を付けたものの、米経済が力強く回復するとの見方は崩れず、終盤は1.7ベーシスポイント(bp)上昇の1.5877%まで上昇。

-市場参加者がイールドカーブ(利回り曲線)をスティープ化させる取引( 短期・中期債買いと長期債の売りのペア取引)を行っていることが長期債への売り( 債券利回り上昇) につながった。

-ニューヨーク外為市場では、ドル金利上昇可能性低下を背景にドルが2カ月超ぶりの安値に。ドル指数は0.63%安の90.297。

-投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比-1.70の16.69ポイントと4月16日以来の水準に低下。

-もう少し経済指標データを見るまで結論が出ない。

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