[マーケット考察] 2021.7.17

米国株式相場は反落。ダウ工業株30種平均は前日終値比299.17ドル安の3万4687.85ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は115.89ポイント安の1万4427.24で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億0351万株増の9億9929万株。

【経済指標】
・米・6月小売売上高:前月比+0.6%(予想:-0.4%、前年比 +18%、5月:-1.3%)
・米・6月小売売上高(自動車除く):前月比+1.3%(予想:+0.4%、5月:-0.7%)
・米・7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:80.8(予想:86.5、6月:85.5)ー2月来で最低
・米・7月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.8%(6月:4.2%)ー2008年8月来で最高
・米・7月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.9%(6月:2.8%)
・米・5月企業在庫:前月比+0.5%(予想:+0.5%、4月:+0.1%←-0.2%)ー2月来で最大

-強い小売売上高を好感し株式市場は上昇してスタートしたものの、予想外に低下した7月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の悪化を受けてセンチメントが悪化。

-感染力の強いインド発の新型コロナウイルス感染症「デルタ変異株」が猛威を振る中、米国では感染者数が前週から70%上昇、死者数も26%上昇。

-バンク・オブ・アメリカは、米国は経済成長とインフレのピークを過ぎたとし、今年の実質国内総生産(GDP)成長率予想を従来の7%から6.5%に引き下げると発表し、2020年の成長率予想は5.5%としました。

-これまで半年間景気敏感株は強かったので売られやすい中、昨日は多少利食い売りが出た

-ナスダック株は、10年米国債の利回りは1.2953%まで低下したものの、金利安の神通力がかなり減退した。

-材料難の中、方向感のない相場展開になるか?

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