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元HSBC証券会社代表取締役社長のマーケット考察

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世界の金融業界のトップとして走り続けてきた立沢 賢一によるマーケット考察です。 ・元HSBC証券会社社長 ・バンク・オブ・アメリカ日本人初のパートナー etc...(詳しくはこち… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

NY株式反落の要因6選と相場

NY株式相場は大幅反落。 5月個人消費支出(PCE)が前月比+8.2%と過去60年間あまりで最大の伸び…

調整局面での典型的な需給相場-マーケット考察-2020.6.26

米国株式相場は反発。ダウ平均は299.66ドル高の25745.60ドル、ナスダックは107.84ポイント高の…

景気後退が深刻化する可能性は拭えない-マーケット考察-2020.6.25

米国株式相場は反落。 ダウ平均は710.16ドル安の25445.94ドル、ナスダックは222.20ポイント安…

米国株式市場は続伸、米国大統領選にも注目-マーケット考察-2020.6.24

米国株式市場は続伸。 アップル、フェイスブック、アマゾンは上場来高値更新。ハイテク株主体…

追加刺激策に相場は好転-マーケット考察-2020.6.23

米国株式市場は上昇。 ダウ平均は朝方に203ドル安まで下落したものの、153.50ドル高(+0.59%…

感染第二波と過剰流動性-マーケット考察-2020.6.20

米国株式相場は、荒い値動きとなる中、新型コロナウイルス感染「第2波」の影響で景気回復が遅…

感染急増で航空便欠航-マーケット考察-2020.6.19

米国株式市場は小幅続落。 ダウ工業株30種平均は前日終値比39.51ドル安の2万6080.10ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は32.52ポイント高の9943.05で引けました。 市場のマイナス要因として、(1) 経済再開に伴う景気回復への期待の一方で、テキサス、フロリダ、カリフォルニア、アリゾナといった米州の一部で感染急増が報告され、感染第2波への警戒感が高まったこと、(2) 中国当局が北京で新たに21人の感染が確認され、航空便の欠航などが相次ぎ、感

不安定な相場模様-マーケット考察-2020.6.18

ダウ平均は4営業日ぶりに反落した一方で、ナスダックは上昇。 ダウ平均は感染「第2波」への…

感染第二波との綱引き相場-マーケット考察-2020.6.17

おはようございます。 米国株式市場は続伸。 ダウ平均の上げ幅は寄り付き直後に847ドル高…

まだ市場に爆弾はあるのか?-マーケット考察-2020.6.13

米国株式市場は反発。 前日は新型コロナウイルス感染拡大「第2波」への警戒感などから米株価…

株価急落の要因5選と2番底の可能性-マーケット考察-2020.6.12

米国株式市場は全面安。 ダウ平均はマイナス6.9%、好調だったナスダック総合指数はマイナス5.2…

米国株式市場はミックス-マーケット考察-2020.6.11

ダウ平均は続落するものの、ナスダック総合指数は最高値更新。S&P500も年初のレベルを回復しま…

株式市場のニューノーマル-マーケット考察-2020.6.10

米国株式市場は銘柄により高安がバラバラ。 6営業日連続で2188ドルもダウ平均が上昇し続けれ…

米国株6営業日続伸-マーケット考察-2020.6.9

米国株式市場は6営業日続伸。 ナスダック総合指数は史上高値更新。出来高も164億6000万株と過去20営業日平均の123億5000万株よりかなり多かったです。 昨日の株価上昇要因として、 (1) OPEC プラスが7月に減産する事で合意した事で原油価格が40ドルまで一時回復 (2) 金曜日に発表された雇用統計で非農業部門雇用者が250万人増加したことで市場の景気回復期待感が増している が挙げられます。 但し、失業保険申請者数は過去2か月半で4000万人にまで達しており