経営者の個人のローン

私もであるが、経営者や個人事業主の方などは、住宅ローンなどのローンをする際に、一般的な会社員と比べて条件が厳しいものである。

金融機関によっては、経営する会社の決算書を出す様に求められたりする。特に同族会社で役員ではなくても求められたりされがちである。私に至っては住宅を購入する際にとあるメガバンクさんからは、私の会社が融資を受けてないから決算書が必要なんだ！って妄言を吐かれた。まるで、融資を受けてないのが悪なのか？って言い方でしたので、取引ある支店の担当者には事柄を伝えて、こんな言い方ならローンは受けません、と言ったこともある。

経営者である場合は一般的に会社の業績によって自身の報酬を決める事ができるから、業績が悪化したら役員報酬を下げてローン支払いが滞ったりするのではないか？と見られがちである。

私の場合は当時とは状況が異なり、持株会社を作り融資を受けたりしたから、地場の信用金庫に決算書は開示してる。だから、その信用金庫は私の状況をよく見ている。

とは言え、信用金庫は一般的には金利は少し高いのは否めない。いざ、住宅ローンを借り換えしようとしたら、他の銀行の場合には間違いなく決算書が必要となり、その信用金庫なら少し金利高いと言うジレンマがある。

これを経営者目線から考えてみると、決算書の開示は、同族会社からすると取引のない金融機関に対してするのはメリットよりもデメリットが大きい。金融機関からすると、ただでその会社の状況を知る事となるからである。

配偶者目線からすると、何で安くできないの⁇ってなる訳です。言いたくなる事は分かるけど、経営者としては余り嬉しくはない。

なかなか悩ましいところですが、私は取引先になら開示はしてよいけど、そうでなければ開示したくないスタンスでいたい。いざ開示する時は、資金を必要とする場合である。