けんすけ

2021春から社会人になりました。 スマホ開いてスマホで何しようと思ってたか忘れてしま…

けんすけ

2021春から社会人になりました。 スマホ開いてスマホで何しようと思ってたか忘れてしまうような人間なので書いてます。

最近の記事

ヒコロヒーさんのエッセイを読んで

4月から新社会人になりました。 新しい環境、新しい人間関係。 そんな中で1番怖かったのがインスタアカウントの交換です。 なぜかというと、インスタのアカウントページにこのnoteのリンクが貼ってあるからです。 別にこのnoteは負い目でもないし、恥ずかしいことをしているわけでもない。けど、文を書いてそれを公開してるなんて陰気なやつだな、変なやつだな、と新しく出会う人達に思われるのがなんだかんだ怖かったです。何を言われようが俺は俺と胸を張れるほど強くないし、お前こんなこと書いて

    • エネルギーの400年史

      再生可能エネルギーやバッテリー技術の向上、化石燃料由来の発電所規制など大きく揺れ動くエネルギー業界。どのエネルギーが今後の主流になっていくのか先が見通せない状況です。 現状から先を見通すことは難しくても、歴史を知ることでエネルギーにまつわる普遍的な原則を見つけられるのではと思い、「エネルギー400年史」を読んでみました。 内容としては木材から始まり、石炭、石油、原子力と人間がエネルギーを獲得していく平坦ではない道のりが事細かに記されています。今日の生活が過去のたゆみない進

      • マスター・オブ・ゼロSeason3のラストシーンについて

        マスターオブゼロのseason3が公開されましたね!みなさんご覧になりましたか? 今までより比較的静かな作品ではありましたが、今作も日常を切り取ったエッセイ的な雰囲気で見応えがありました。 まだの方はぜひシーズン1から見てみてくださいね。 ファンの方が最も気になったのはラストシーンではないでしょうか。 主人公のデニースと元カノがベッドでいちゃいちゃしていたところから暗転し、無人のベッドが映されます。その後、デニースが外で一人でタバコを吸う様子が映されエンディングとなりました

        • 映画"ノマドランド"のストーリーを紐解いてみようと思う

          この映画は、 モノへの執着がある状態=過去 モノへの執着がない状態=未来(理想) として対比させながら、 囚われていた過去から徐々に抜け出していく主人公の姿を描いた作品 だと考えました。 はじめに映画観賞直後、正直自分にはあまり刺さっていませんでした。ただ分からなかったことが悔しかったので、何を描いた映画なのかを考えることにしました。 帰宅してからネットで本作は"モノに執着した今の世の中への問いかけ"だという記事を見つけました。なるほどな〜とは思いましたが、ノマドの

        ヒコロヒーさんのエッセイを読んで

          "ノマドランド"は20代の若造にはちと早い映画だった

          アカデミー賞3部門を受賞した映画"ノマドランド"を見ました。感想としては 20代の若造(自分)にはちっと早く、人生経験が豊富になってから見ると全く違う感じ方をするんだろうな と感じる映画でした。 まず、映画だけでなく漫画や小説でも感動した作品はなんらかの形で自分を重ねられるモノが多い気がします。 これを踏まえて映画の内容について簡単に触れるます。本作はアメリカでノマド(元々は遊牧民の意)としてキャンピングカーで生活をしている高齢者達の姿を描いた作品です。各々がそれぞれ

          "ノマドランド"は20代の若造にはちと早い映画だった

          異を唱える勇気がもらえる映画”グリーンブック”

          2018年公開、アカデミー賞作品賞も受賞した”グリーンブック”という映画を見ました。名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。 グリーンブックとは、激しい人種差別下にあった1930年代から1960年代のアメリカで発行されていた、アフリカ系の人々が泊まれるホテルが記されたガイドブックのことです。このガイドブックにちなみ、映画のタイトルがつけられたそうです。 今回はそんな映画”グリーンブック”の魅力について書こうと思います。 映画の舞台は1962年、”ジム・クロウ

          異を唱える勇気がもらえる映画”グリーンブック”

          新国立美術館で開催されている「佐藤可士和展」で感じたこと

          先日、東京の新国立美術館で開催中の「佐藤可士和展」に行ってきました。 そこで、今回は佐藤可士和さんの経歴、そして展覧会で感じたことを書いてみようと思います。 佐藤可士和さんは美術大学を卒業後、博報堂に入社、現在は独立されているクリエイティブディレクターです。皆さんご存じの楽天やユニクロのロゴデザインから、セブンイレブンの商品パッケージ、ある時には会社全体のデザイン、ブランディングといった仕事までされています。意識していないだけで私たちは彼のアートを毎日のように目にしていま

          新国立美術館で開催されている「佐藤可士和展」で感じたこと

          小説やエッセイを読む理由②

          前回は本の中でも自己啓発本ではなく、小説やエッセイを読む理由について書きました。 しかし、人間性を感じたいなら小説ではなく、ドラマや漫画でもいいと思いました。 海外ドラマも漫画も大好きですが、今回はあえて漫画や映像作品にはない、小説やエッセイの魅力を考えてみようと思います。 結論からいうと、その魅力とは ストーリーの当事者になれる ことではないでしょうか。 漫画や映像作品は役者がいて舞台があります。それらはすべて視覚的に描写されており、作品の中の出来事はすべて自分の

          小説やエッセイを読む理由②

          小説やエッセイを読む理由

          本を読むならビジネス本・自己啓発本という人も多いと思います。そういった本は自己投資になりますし、即効性があります。 僕ももちろん読みます。 一方、小説やエッセイは手間がかかり実利も得づらいです。それでもなぜそれらの本を読んでしまうのでしょう。 それは、 どんな人間も肯定してくれるから ではないでしょうか。 ビジネス書や自己啓発本に書かれていることは常に正しいです。エジソンはこう言った。スティーブ・ジョブスは何歳のときにこんなことをした。だから君もこうあれ、こうしろ、と

          小説やエッセイを読む理由

          オードリー若林さんの凄さはその"誠実さ"

          ここでいう”誠実さ”はただの誠実さではなく、 自分の弱さをさらけ出す誠実さ です。 僕がオードリーを好きになったきっかけは大学1年生の頃に偶然聞いたラジオでした。それから6年に渡りオードリーのラジオを聞き、テレビも毎週チェックしています。 (ラジオは視聴頻度が下がっていますが、、) そんなファンが思う若林さんの唯一無二の凄さについて、生意気にも語ってみようと思います。 若林さんは違和感に対する強い嗅覚の持ち主だと思います。みんなが簡単に同調することに対して「怪しいな

          オードリー若林さんの凄さはその"誠実さ"

          TOEICの点数を2ヶ月で300点上げる方法

          今回は、僕が3年ほど前に2ヶ月でTOEICの点数を300点アップさせ、900点台にした方法を実際に用いたテキストも交えながら紹介します。 個人的にTOEICは短期集中で点数を取り、できるだけ早く勉強を切り上げるのが吉だと思うのでその辺も含めてお話しします。 TOEICと英語でのコミュニケーション能力「英語話せるようになりたい」→「TOEICの点数提出する機会多い」→「とりあえずTOEIC勉強するか」というような流れでTOEICの勉強を始める人が多いと思います。僕もそうでし

          TOEICの点数を2ヶ月で300点上げる方法

          今更パラサイトを見てこれは筋書きが良いだけの映画じゃないと感じた話

          先日、Netflixに追加されているのを発見し、今更ながらパラサイトを見ました。 言うまでもなく、おもしろかったです。 しかし、個人的にはこの映画の最大の特徴は 社会問題をエンタメの内側に忍ばせることで、 世界中の問題意識を集めたこと だと感じました。その理由は後述しますので、まずは見ていない人のために簡単にあらすじを紹介します。 舞台は韓国で、劣悪な環境の”半地下”に暮らす貧しい家族が策略を巡らし、裕福な家庭にゆっくりと”パラサイト(寄生)”していくというストーリー

          今更パラサイトを見てこれは筋書きが良いだけの映画じゃないと感じた話