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わかりやすさと達成感をどうつくるか?

オンラインフィットネスが流行っているという、ネットのニュース記事を見かけました。以下がそのサービスです。

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(画像の出所:日経クロストレンド2020.4.9 株式会社LEAN BODYの紹介記事)

外出を控えるようになり、今日も私は丸一日Zoomでミーティングに参加していましたが、家にじっとしているのにはどうにもストレスを溜めてしまいます。

そんなモヤモヤを抱えている中、上記のサービス「リーンボディ」に今、注目が高まっていることを知りました。いわゆる「巣ごもり需要」です。

今日は、フィットネスビジネスの成功モデルを横目に、私自身のワークスタイルを振り返ります。


よい比較対象があるから価値が伝わる

たくさんのコンテンツをサブスクリプションで体験できるこのフィットネスサービスは、巣ごもり需要に加えて、ビリーズブートキャンプのDVDを買った時代の価値と比べて、そのお得感がわかりやすいことも追い風になっているようです。

リーンボディには、400くらいの数のプログラムがあるそうです。
DVD1枚買うのに何千円も払っていたのがバカバカしくなりますよね。


自己投資ビジネスの鉄則

フィットネスや予備校、英会話、ゴルフスクールなど、いわゆる自己投資ビジネスには、以下のような鉄則があると考えられます(...筆者考察による)。

● ユーザーのお悩みに対してストレートに応えるサービスの入り口
● ユーザーがどういった結果を得られるかがわかる明快なゴール
● ユーザーが選びやすく、選ぶこと自体が楽しいプログラム
● さらに、パーソナライズされたサービスメニューがあることによる安心感

ひとことで言うと、ユーザーに対して「やり抜く力」を与えています。
これは、自己投資ビジネスを展開する事業者にとって極めて大事なことです。


達成感をどうやってデザインするか?

話は変わりますが、私はZoomのことがまだあんまり好きではありません。
でも、使っているうちに、私なりに受け容れられる部分も少し見えてきました。

リアルの対面式とは違って、オンラインのミーティングでは相手との心理的距離や空気感がわからないことから、その場での共通認識づくりに私の意識が傾き始めています。
要するに、空気感がわかりにくいオンラインの世界では「どこまでが理解されて、どこからが理解されにくいのか」を明確に把握できないことには、仕事の成果が高まらないということへの気づきです。

こんなの、ビジネスとして当たり前のことですよね(笑)

その点、フィットネスのビジネスはステップが明確で、ステップをクリアしたときのユーザーの達成感も明快ですよね。
フィットネスほどの達成感をどうやったら相手に与えられるのだろうか?

経営コンサルタントだから数字で測れる経営改善が仕事のゴールになるのですが、そこだけをゴールにしては面白くないという強いこだわり(=顧客価値の創造)がある私には、途中段階の達成感をどうデザインするか?!がやっぱり外せません。


むすび

潜在的な欲求を洞察するだなんてカッコいいことを言っても、やっぱり顧客のお悩みを明確に捉えて、そこにストレートに導く入り口に勝るものはありません。

プロトタイプとテストの繰り返しでゴールを創っていくだなんて言っても、やっぱり明確なゴールに向けた取り組みほどの強い実行力には敵いません。

これらは、デザイン思考のアンチテーゼであり、また、デザイン思考によって私自身が盲目になっていたことを示唆するものでもあります。

デザイン思考が私の軸であることはこれからも変わりありませんが、あらためてフィットネスから学び直したいと思いました。

さっそく今日にでも入会します。



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顧客価値を創造する仕事をしてきた私のものの見方・捉え方から、世の中のサービスを事例に取り上げコンサルティングのラフな仮説をnoteにスケッチしています***中小企業診断士/デザインプロデューサー/美大卒→MBA/デザイン⇄経営のコンサルティング会社の代表取締役
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