見出し画像

誰の参考にもならない起業のヒント #クロックハンズ設立3ヶ月

起業して3ヶ月が経ちました。

会社を立ち上げる、という滅多にない経験をした今。いや、スタートラインに立っただけで、まだ何か成し遂げたわけではありませんが、、汗。
記念に会社設立の経緯や起こった出来事を記録に残しておこう、というのが久しぶりにnoteを更新した動機です。

巷によくある起業ノウハウの提供、儲かり話、教訓めいたことなどは全くない、バカ正直なだけが取り柄の感想文です。
あえて本記事にサブタイトルを付けるとするならば「誰の参考にもならない起業のヒント」でしょうか(笑)

#3人だけの小さな会社

令和元年5月7日、
株式会社クロックハンズを設立。
法人登記というものは、日曜・祝日に受け付けてはもらえないそうで、
これでも「令和、最初の株式会社」です。正確には星の数ほどある"最初"のうちの1社ですね (笑)

3月末にサラリーマンを卒業してから、
約1ヶ月は設立準備に奔走、
そこから2ヶ月は1人でトライアンドエラー。
ようやく7月に入り、代表の原田が合流となりました。

そして、準備段階から無償で様々なお手伝い、助言、励ましをもらった"なっちゃん"こと大村も、同時に7月から正式メンバーに。

株式会社クロックハンズは、現在3人。
まだまだ小さな小さな会社ですが、
そこに #FAMILY と勝手に呼ばせて頂いているフリーランス、副業を中心とした雇用契約にとらわれない多くのパートナー・クリエイターの皆さんにも支えられながら、スタートアップながら身の丈以上の仕事をやらせて頂いております。

#目標のない会社

起業の動機は人それぞれですが、こんなに数字の話をしない会社も珍しいかもしれません。
特に創業期、限られたキャッシュの中で、安定飛行には程遠いスタートです。
普通なら、売上・利益が最大の関心ごとであり、がむしゃらに数字を追いかけるべき時期なのかもしれません。

僕らは、それに対して、
・ビジョンのない会社とは付き合わない
・会社を大きくし過ぎない、社員は最大10人まで
・儲からなくても、損しないならやってみる

そんなリアリティに欠けた会話ばかりを日々繰り返えしています。
たぶん、"こんな会社は潰れる"チェックシートなるものが仮にあるなら、かなりの高得点を採るような"計画性のなさ"でしょう。

ただ、これはかなり意図的で。
相応の覚悟を持って、あえて"無計画"を突き進んでいます。

今さらですが、クロックハンズの事業内容を。

ニッポンの採用をカラフルに。
をテーマに掲げ、会社の個性を引き出すための、
中小企業ブランディング・採用広報支援サービスを展開しているのが私たちクロックハンズです。

私たちが提供したいと考えている価値は「パターン化・効率化」とは無縁の、とてつもなく属人的な無形商材です。何せ、やっている本人たちですら勝ちパターンの掴めていないサービスに、値段をつけて売っているのです。

・社内報を社外にばら撒いてみませんか?
・Instagramで応募者未満と繋がりましょう!
・社内の事例発表会、マンガにしてみませんか?

成功事例はもちろん、前例すらない提案ばかり。
今の僕らに何より必要なのは、
売上でも戦略商材でもなく、この勝ち負けの全く見えない"チャレンジ"を、面白がって、一緒になって挑戦してくださるお客様です。 

カタチのないものを売るのに売上目標は邪魔。
今はまだ、それでいいと思っています。

このジャッジは、代表の原田だからこそなせる技だと思います。ビビりな私が仮に一人でやっていたら、もうとっくに心折れていたことでしょう。
彼は、誰よりも慎重で、誰よりも大胆。
いざとなったら水でも野菜でも、何を売ってでも食っていく。そんな覚悟を感じます。

#人生で最も幸運に恵まれた日々

サラリーマンを卒業してからのこの日々は、過去の人生を振り返ってみても、
ズバ抜けて密度の濃い、
また、人生で最も出会いに恵まれ、人と人との繋がりに感謝した日々でした。

やっぱり、俺たちツイてるね。
代表の原田と、何度そんな話をしたことか。
出会いの数と質において、僕たちはどれだけ幸運だったでしょうか。
そして、その幸運は、まだまだ尽きそうにありません。今尚、新たな素晴らしい出会いに日々胸を躍らせています。

8月も折り返し。
ここから9月に向けて大きなチャレンジが続きます。協力して下さる大事なパートナーも増えてきました。

あらためて今、僕らは何のために起業し、何を実現しようとしているのか?に向き合う必要性を感じています。

溢れかえる情報の洪水の中、
求人広告を出せば人が集まる、そんな時代は終わりました。これから、個性のない会社は採用市場において確実に淘汰されていきます。
ただ、多くの中小企業は、
"存在そのものが個性的"であり、そこにあるだけで尊い存在です。

会社の個性を引き出し、それを世の中に広く発信することで、メディアや広告だけに頼らない採用活動を支援する。それにより、
求職者にとって、もっともっと仕事が探しやすく選びやすい世の中を実現する。

この原点だけは忘れずに4ヶ月目のクロックハンズも"無計画なチャレンジ"を続けてまいりたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?